サラダクラブ、1月17日からキャベツ供給不足でパッケージサラダの内容量一時変更
ベストカレンダー編集部
2025年1月16日 16:47
サラダ内容量変更
開催期間:1月17日〜3月10日
キャベツ供給量減少に伴うパッケージサラダの内容量変更について
株式会社サラダクラブ(代表取締役社長:金子俊浩、本社:東京都調布市)は、2025年1月17日(金)店着分より、パッケージサラダ5品の内容量を一時的に変更することを発表しました。この変更は、昨年の異常気象の影響によるキャベツの供給不足に起因しています。
特に、昨年の夏から秋にかけて続いた猛暑や、12月に入ってからの急激な寒波、さらには降雨不足といった気象条件が、愛知、静岡、九州などのキャベツの主力産地における生育に大きな影響を及ぼしました。これにより、原料野菜の品位が悪化し、供給量が大幅に減少しています。
供給不足の背景と影響
キャベツの供給不足は、契約生産者からの早採りの進行や、原料確保が困難な状況を引き起こしています。特に、4~5月のキャベツ端境期に向けた原料確保が難しい状況であり、契約生産者からも強い出荷調整の要望が寄せられています。
また、例年以上にパッケージサラダの需要が増加しているため、当社は昨年比110%以上の原料野菜量を確保する準備を進めていました。しかし、発注量は130%以上に達し、原料供給と生産体制を維持できない可能性が出てきました。このような状況が2月まで続く可能性があるため、安定供給を確保するための対応が必要とされています。
内容量変更の詳細
対象商品および内容量の変更は、以下の通りです。具体的には、2025年1月17日(金)店着分より、内容量が変更される予定です。
商品名 | 変更前内容量 | 変更後内容量 |
---|---|---|
パッケージサラダA | 300g | 250g |
パッケージサラダB | 200g | 150g |
パッケージサラダC | 250g | 200g |
パッケージサラダD | 350g | 300g |
パッケージサラダE | 400g | 350g |
この内容量変更は、2025年3月上旬頃までを予定しています。ただし、北海道・東北エリア・沖縄県は対象外となります。
株式会社サラダクラブの取り組み
株式会社サラダクラブは、野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。1999年にキユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により設立され、現在では国内最大のシェアを占めています。
2023年11月現在、販売店舗数は17,995店に達しており、利便性と経済性が評価されています。また、同社はサステナビリティへの取り組みを強化し、産地からご家庭までのフードロスを低減するための施策を推進しています。
- 安定的な取引を通じた持続的な生産体制の維持
- 工場内で発生した野菜の未利用部を堆肥の材料に使用
- パッケージサラダの鮮度保持延長による廃棄の低減
これらの取り組みは、環境への配慮と持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとされています。
まとめ
株式会社サラダクラブのパッケージサラダの内容量変更は、キャベツの供給量減少によるものです。異常気象の影響で原料の確保が難しくなっており、安定供給を維持するための措置とされています。
項目 | 詳細 |
---|---|
発表日 | 2025年1月16日 |
内容量変更開始日 | 2025年1月17日 |
変更期間 | 2025年3月上旬頃まで |
対象外地域 | 北海道・東北エリア・沖縄県 |
販売店舗数 | 17,995店(2023年11月現在) |
このような状況を踏まえ、今後も株式会社サラダクラブは安心で鮮度の高い商品の提供を目指し、さらなる努力を続けていく方針です。