全国一斉生活保護相談会が1月26日に開催、電話で無料相談可能
ベストカレンダー編集部
2025年1月18日 11:46
全国一斉生活保護相談会
開催日:1月26日
全国一斉生活保護相談会の開催について
全国青年司法書士協議会(所在地:東京都新宿区、会長:坂田亮平)は、2025年1月26日(日)に「全国一斉生活保護相談会」を開催することを発表しました。この相談会は、生活に困窮している市民が生活保護について相談できる貴重な機会を提供することを目的としています。
相談会は、全国どこからでも電話で相談が可能で、相談は無料です。具体的な開催日時は、2025年1月26日(日)10:00から18:00までとなっており、フリーダイヤルの番号は0120-052-088です。
現状の生活困窮の実態
現在、日本の相対的貧困率は15.4%に達しており、特にひとり親世帯の貧困率は44.5%に上っています(「国民生活基礎調査2022」厚生労働省)。このような状況は、生活保護受給者の高齢化が進む中で、物価の高騰が影響を及ぼしていることも大きな要因とされています。
昨年度の相談会では、高齢者から「年金だけでは生活ができない」という切実な相談が寄せられました。物価高は特に生活困窮者に厳しい影響を与えており、日々の生活が困難な状況にある多くの市民が存在しています。
相談会の目的と役割
この全国一斉生活保護相談会は、生活に困窮している市民が生活保護に関する情報を得るための重要な場となります。生活保護は、最後のセーフティネットとして機能し、多くの市民がこの制度を利用することで生活の改善を図ることが期待されています。
全国青年司法書士協議会では、生活保護に関する相談や生活保護申請の同行支援を行い、昨年度は全国17箇所で266件の相談が寄せられた実績があります。このように、相談会は生活に困窮している市民にとって、非常に重要な役割を果たしています。
相談方法と内容
相談会では、法律家に安心して相談できる環境を提供します。電話での相談は、全国どこからでも受け付けており、相談内容に応じて適切なアドバイスを受けることができます。
具体的な相談内容としては、以下のような事例があります:
- 生活保護の申請手続きについての相談
- 生活保護の受給条件や制度についての説明
- 生活保護を利用する際の注意点やアドバイス
- 生活困窮に対する他の支援制度についての情報提供
生活保護に関する正しい理解の促進
生活保護制度は、多くの市民にとって重要な支援策ですが、正しく理解されていない部分も多いのが現状です。全国青年司法書士協議会では、生活保護などの福祉施策が市民に広く認知され、利用しやすいものになるよう、現場の声を拾い上げて行政や社会に届ける活動も行っています。
この相談会を通じて、生活保護制度についての理解を深め、困窮している市民が必要な支援を受けられるようにすることが目指されています。
まとめ
全国青年司法書士協議会が主催する「全国一斉生活保護相談会」は、生活困窮者に対する重要な支援の一環です。以下に、相談会の概要をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日 | 2025年1月26日(日) |
時間 | 10:00~18:00 |
相談方法 | 電話での相談(フリーダイヤル:0120-052-088) |
相談内容 | 生活保護に関する情報提供や申請手続きの支援 |
過去の実績 | 昨年度全国17箇所で266件の相談 |
この相談会は、生活に困窮している市民にとって非常に重要な機会であり、生活保護制度の利用促進に寄与することが期待されています。生活に関する悩みを抱えている方々は、ぜひこの機会を利用して相談してみることをお勧めします。
参考リンク: