LegalOn Cloudが1月20日に新機能「関連文書の管理」を実装、契約業務を効率化

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」の新機能：関連文書の管理

株式会社LegalOn Technologiesは、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」において、契約書に任意のファイルを紐づけられる「関連文書の管理」機能を実装しました。この機能により、契約書と関連する文書を一元管理できるようになり、業務の効率化が期待されます。

この新機能は、見積書、仕様書、請求書、検収報告書など、さまざまな書類や証憑を契約書に紐づけて管理できるため、契約の内容をより詳細に把握することが可能になります。また、2027年度から適用される「新リース会計基準」への対応にも有用です。

関連文書の管理機能の詳細

2024年7月に実施された「契約業務に関する調査」では、8割以上の方が過去の契約書を見返したいと回答し、その際に確認したい関連情報として、締結経緯や修正履歴、注文書、交渉経緯などが挙げられました。この結果からも、契約書と関連文書を一元管理する必要性が高まっていることがわかります。

従来の契約書管理体制では、契約書と関連文書を別々に保管することが一般的であり、関連情報を探すためには多くの手間がかかっていました。しかし、今回実装された「関連文書の管理」機能により、必要な書類を簡単に参照できるようになり、業務の効率化が図られます。

関連文書のアップロード可能なファイル形式

この機能では、PDFやWordはもちろん、ExcelやPowerPointなど、さまざまなファイル形式のアップロードが可能です。これにより、ユーザーは契約書に関連するあらゆる文書を一元管理することができます。

• PDF
• Word
• Excel
• PowerPoint

このように多様なファイル形式に対応することで、契約書に関する情報を網羅的に管理できるため、業務の効率化が進むことが期待されます。

LegalOn Cloudの特徴

「LegalOn Cloud」は、企業法務のための全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。このプラットフォームでは、マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約レビュー体制、法令調査体制など、さまざまなContract Lifecycle Management（CLM）体制を構築することができます。

さらに、「LegalOn Cloud」を利用することで、業務を行う中で自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で情報を整理します。これにより、必要な情報を必要な時にAIがレコメンドするという、次世代のナレッジマネジメントが実現します。

LegalOn Technologiesについて

株式会社LegalOn Technologiesは、2017年に設立され、「法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る。」をパーパスに掲げています。法務知見と最新のテクノロジーを組み合わせた企業法務の質の向上と効率化を実現するソフトウェアを開発・提供しています。

特に、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」は、法務業務を全方位でカバーすることを目的としています。また、米国にも拠点を置き、グローバル向けのAI契約書レビュープロダクト「LegalOn」を提供しています。

まとめ

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」に実装された「関連文書の管理」機能は、契約書に関連するさまざまな文書を一元管理することができる画期的な機能です。この機能により、業務の効率化が進むだけでなく、契約トラブルの発生時や監査対応など、さまざまな場面において迅速な確認が可能となります。

以下は今回の内容をまとめた表です。

このように、「LegalOn Cloud」は企業法務の新たなスタンダードとして、今後もその機能やサービスの充実が期待されます。