プロティアン・キャリア協会とあまねキャリア、1月21日から体験資産経営の共同研究開始
ベストカレンダー編集部
2025年1月21日 10:13
体験資産経営研究開始
開催日:1月21日
プロティアン・キャリア協会とあまねキャリアの共同研究開始
一般社団法人プロティアン・キャリア協会(東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹)は、組織と個人のより良い関係構築と個人の主体的なキャリア開発を支援する団体です。このたび、組織開発企業であるあまねキャリア株式会社(本社:静岡県浜松市)との共創により、体験資産可視化データベースの研究開発に着手することを発表しました。
この取り組みは、あまねキャリアが全国400以上の企業や自治体で培った組織開発の知見と、プロティアン・キャリア協会のキャリア開発の知見や人的ネットワークを活用し、個の多様な体験を企業経営の資産に転換する「体験資産経営」の社会実装を目指しています。これにより、企業による従業員のキャリア開発を後押しし、組織全体のイノベーション創出力を高めることを目指しています。
体験資産経営とは
体験資産経営は、個の多様な体験を本人および組織の資産と捉え、リスペクトし、投資・育成する経営フレームワークです。この概念は、あまねキャリアが提唱し、プロティアン・キャリア協会との共創で仕組みづくりを進めています。
体験資産経営の目的は、以下のような要素を含みます:
- 個のキャリア自律の促進
- 組織の課題解決への貢献
- 価値創造の推進
- 人的資本経営およびイノベーションマネジメントの強化
このように、体験資産経営は、個人と組織の双方にとって有益な関係を築くための重要なアプローチとなります。
あまねキャリア株式会社のCEO 沢渡あまね氏の見解
あまねキャリア株式会社のCEOであり、プロティアン・キャリア協会のアンバサダーでもある沢渡あまね氏は、最近のリスキリングブームに対して強い違和感を覚えていると述べています。能力開発が重視される中で、体験が置き去りにされている現状を指摘し、今回の共同研究では創造性に着目し、体験と創造性、さらには課題解決やイノベーションとの関係を明確にすることを目指しています。
彼女は、体験資産経営の考え方を広め、個の多様な体験を組織の資産としてリスペクトする文化を社会に醸成していくことを目指しています。
プロティアン・キャリア協会の田中研之輔代表理事のコメント
プロティアン・キャリア協会の代表理事である田中研之輔氏は、あまねキャリア株式会社および株式会社サンロフトとの共同で、体験資産可視化データベースの研究開発に着手できることを大変光栄に思っています。彼は、プロティアン・キャリア協会の目的が、個人のキャリア自律を促進し、組織の成長に貢献することであると強調しました。
田中氏は、体験資産経営が個人のキャリア開発と組織の成長を両立させる重要な概念であり、今回の共同研究を通じてその概念をより具体化し、多くの企業に導入されることを目指しています。
プロティアン・キャリア協会の概要
プロティアン・キャリア協会は、以下のような事業を展開しています:
- キャリア対話型組織開発支援サービス
- 個人向けキャリア支援サービス
- 認定資格制度の運営
協会の設立年月は2020年3月で、所在地は東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2Fです。代表理事は田中研之輔氏(法政大学キャリアデザイン学部教授)と有山徹氏(4designs株式会社代表取締役CEO)です。
協会の公式ウェブサイトやSNSも活用されており、最新情報や活動内容を発信しています。以下のリンクからアクセスできます:
体験資産経営の社会実装に向けた取り組み
今回の共同研究は、体験資産経営の社会実装を目指すものであり、企業が従業員のキャリア開発を支援し、組織全体のイノベーションを促進することに寄与します。体験を重視した新たな経営フレームワークの構築は、企業の競争力向上や持続的成長に繋がることが期待されます。
体験資産経営の導入が進むことで、個人のキャリア自律が促進され、組織の課題解決や価値創造が進むことが見込まれます。今後の進展に注目が集まります。
項目 | 内容 |
---|---|
共同研究開始日 | 2025年1月21日 |
協力企業 | あまねキャリア株式会社 |
研究内容 | 体験資産可視化データベースの開発 |
目的 | 従業員のキャリア開発支援と組織のイノベーション促進 |
体験資産経営の特徴 | 個の多様な体験を資産としてリスペクトし、投資・育成する経営フレームワーク |
このように、プロティアン・キャリア協会とあまねキャリアの共同研究は、企業の成長に向けた新たな取り組みとして注目されており、今後の成果が期待されます。
参考リンク: