鈴茂器工が2月4日からのHCJ2025で最新ロボット技術を披露

鈴茂器工が国際ホテル・レストラン・ショー（HCJ2025）に出展

鈴茂器工株式会社（本社：東京都中野区、代表取締役社長：鈴木美奈子）は、2025年2月4日から7日まで東京ビッグサイトで開催される第53回国際ホテル・レストラン・ショー（HCJ2025）に出展することを発表しました。鈴茂器工のブースは東1ホール K-10に位置し、最新の技術や製品を展示します。

HCJ2025のテーマである「人手不足対策」は、訪日観光客の増加に伴い、特に宿泊・飲食サービス産業において喫緊の課題となっています。2030年には訪日観光客が6,000万人、消費額が15兆円に達すると予測されている中で、人手不足がサービスの質低下や観光産業全体の成長を妨げる恐れがあります。

最新技術の紹介とその効果

鈴茂器工では、特にご飯盛付けロボット「Fuwarica」や寿司ロボットの導入が進んでおり、これらの製品はホテル、旅館、給食業界において急速に普及しています。2024年には、これらの業態での導入実績がコロナ禍前の2019年と比較して約4倍に伸びていることが分かります。このことから、鈴茂器工の製品が人手不足対策に貢献していることが明らかです。

特に「Fuwarica」は、導入即日から効果を発揮し、美味しい料理を効率的に提供できる点が高く評価されています。味覚分析調査の結果でも、Fuwaricaと一般的な業務用ジャーを比較した際に、有意な差が認められ、新たなご飯盛付けのスタンダードとしての地位を確立しつつあります。

味覚センサー「レオ」による調査結果

鈴茂器工は、AI搭載の味覚センサー「レオ」を活用した味覚調査を行い、その結果を基に製品の改善を進めています。この調査により、Fuwaricaが提供するご飯の味や質がどのように評価されているかを把握し、さらなる製品開発に役立てています。

自動配席AIシステムARESEAの紹介

鈴茂器工は、飲食店の人手不足に対して新たなソリューションを提供するために、自動配席AIシステム「ARESEA（アレシア）」を開発しました。このシステムは、受付や呼び出しのセルフ化を実現し、機械化できる業務は機械に任せることで、スタッフがより重要な接客業務にリソースを割くことができます。

ARESEAは、飲食店やレストランにおいて、来店から席に案内されるまでの時間を短縮し、顧客満足度の向上に寄与することが期待されています。HCJ2025では、ARESEAのデモを体験することができるため、来場者はその効果を実感することができます。

飲食店の人手不足に関する調査結果

鈴茂器工が実施した「飲食店の人手不足に関する調査」では、飲食店の人手不足による影響や変化が明らかになっています。具体的には、下げ膳、注文、提供の遅れ、来店から席に案内されるまでの時間の長さなどが挙げられています。これらの問題を解決するために、鈴茂器工はさらなる技術革新を進めていきます。

展示会概要と入場チケット情報

HCJ2025の展示会概要は以下の通りです。

入場チケットは事前予約制となっているため、参加を希望する方は公式サイトにて申し込みを行う必要があります。

鈴茂器工の企業概要

鈴茂器工株式会社は、1961年に設立され、米飯加工機械や寿司ロボットの製造販売を行っている企業です。現在、世界90カ国以上でその製品が利用されており、業界においてはシェアNo.1を誇ります。鈴茂器工の企業理念は「食の『おいしい』や『温かい』を世界の人々へ」というものであり、常に新しい価値を提供することを目指しています。

最新の製品情報や企業の詳細については、鈴茂器工の公式ウェブサイトを訪問することができます。

まとめ

鈴茂器工は、国際ホテル・レストラン・ショー（HCJ2025）において、最新のロボット技術やAIシステムを通じて、宿泊・飲食サービス産業の人手不足対策に貢献する製品を展示します。これにより、業界の課題解決を目指し、より良いサービスの提供を実現することを目指しています。

鈴茂器工の取り組みは、今後の飲食業界の発展に寄与することが期待されています。