2025年春開始!ヨンデミーと日本郵便が連携する新しい読書体験とは

読書体験実証実験

開催日:3月1日

読書体験実証実験
ヨンデミーってどんなサービス?
ヨンデミーは、AIを活用して子どもに合った本を提案し、読書を楽しく習慣化するオンライン習い事サービスです。
日本郵便との連携で何が変わるの?
日本郵便との連携で、郵便局に本を設置し、自宅に本を届けることで、図書館が遠い地域でも読書が楽しめます。

「ヨンデミー」と日本郵便の連携による新たな読書体験の実証実験

株式会社Yondemyが運営するオンライン習い事「ヨンデミー」は、日本郵便株式会社と連携し、「本のインフラ」構築を目指した実証実験を開始することを発表しました。2025年春から順次実施されるこの取り組みは、全国の子どもたちに新しい読書体験を提供し、地域の教育格差を解消することを目的としています。

本実証実験では、日本郵便の全国ネットワークを活用し、郵便局内への本の設置や、ヨンデミーが選書した本を自宅にお届けするサービスを展開します。これにより、図書館が遠い地域に住む子どもたちにも、豊かな読書体験を届けることが可能となります。

子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」、日本郵便と連携し本のインフラ構築に向けた実証実験を開始 画像 2

連携の背景と課題の解決

Yondemyは「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」というミッションを掲げています。「ヨンデミー」は、全国の図書館を対象としたリアルタイム蔵書検索のAPIと連携し、ユーザーが指定した図書館で借りられる本を優先的におすすめしています。しかし、居住地によっては図書館が遠く、利用しづらいという課題が存在しました。

この課題を解決するために、日本郵便との連携が実現しました。2024年7月に実施された「かんぽ生命 – アフラック – 日本郵便 Acceleration Program 2024」のピッチイベントにおいて、Yondemyは先進的なビジネスアイデアとして高評価を受け、日本郵便とともに新たな事業の創出を目指すパートナー企業に選ばれました。

実証実験の具体的な内容

実証実験では、以下のような取り組みが行われます。

  • 郵便局内への本の設置:全国の郵便局に選書した本を設置し、利用者が自由に手に取れる環境を整えます。
  • 自宅への本の配送:ヨンデミーが選書した本を、子どもたちの自宅に直接お届けするサービスを提供します。
  • 読書体験の向上:新たな読書体験を通じて、地域の教育格差を解消し、子どもたちの読書習慣を促進します。

これらの取り組みにより、読書の機会が減少している現状を打破し、子どもたちが本と触れ合う機会を増やすことを目指します。

両社からのコメント

日本郵便の事業共創部からは、「書店の減少により読書機会の減少が懸念される中、『日本中の子どもたちに豊かな読書体験を届けたい』というYondemy様の想いに共感し、協業検討が始まりました。弊社の郵便局ネットワークを活用し、『本の調達』に関する課題の解決に取り組むことで、ヨンデミーの新たな読書のサイクルの実現に挑戦します。」とのコメントが寄せられています。

また、Yondemyの代表取締役、笹沼颯太氏は、「これまでのヨンデミーには大きな課題が2つありました。1つは、子どもが読書にハマればハマるほど図書館へ本を借りに行く頻度が上がり負担が増えること。もう1つは、図書館が遠かったり、行く時間が取れなかったりすると利用しづらいことです。日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届けるというMissionの実現に向け、日本郵便様との連携を進められることに、心からワクワクしております。」と語っています。

「ヨンデミー」のサービス概要

「ヨンデミー」は、AIヨンデミー先生のサポートとゲーム感覚で楽しめるアプリを通じて、子どもが読書にハマるオンライン習い事です。月額定額制で小学生を中心に利用されています。主な特徴は以下の通りです。

  1. AIによる選書:子ども一人ひとりの好みやレベルに合わせた本を提案します。
  2. ミニレッスン:本の楽しみ方を1日3分で学べるミニレッスンを提供し、読書習慣を支援します。
  3. ゲーミフィケーション:キャラクターとの冒険やバッジ・レベルアップなどの要素を取り入れ、楽しみながら読書を促進します。

このように、ヨンデミーは子どもたちが「楽しく・たくさん・幅広く」本を読めるようにサポートしています。

まとめ

株式会社Yondemyと日本郵便の連携による実証実験は、子どもたちに新たな読書体験を提供し、地域の教育格差を解消するための重要な取り組みです。2025年春からの試験運用を経て、全国展開を目指すこのプロジェクトは、子どもたちの読書機会を増やし、豊かな読書文化の発展に寄与することが期待されます。

項目 詳細
プロジェクト名 ヨンデミーと日本郵便の読書体験実証実験
開始時期 2025年春より順次実施
目的 地域の教育格差解消と新たな読書体験の提供
主な取り組み 郵便局内への本の設置、自宅への本の配送

このような取り組みを通じて、子どもたちがより多くの本と触れ合う機会を得ることが期待されます。読書の楽しさを広めるための新たな一歩が、今まさに踏み出されています。