hacomono、2月12日にオンライン会社説明会を開催！資金調達で成長加速

株式会社hacomono、シリーズDで46億円を調達

株式会社hacomono（東京都渋谷区：代表取締役CEO 蓮田 健一）は、2025年1月22日、ウェルネス/運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を提供する企業として、シリーズDラウンドで総額46億円の資金調達を実施したことを発表しました。この資金調達により、hacomonoの累計資金調達額は120億円に達しました。

今回の資金調達では、JPインベストメント、三井不動産、グローバル・ブレインが共同運営する31VENTURESをリード投資家として迎え、Prominent East Coast Ivy League Endowment、ゆうちょ銀行、Spiral Innovation Partnersが新たに参加しました。既存投資家であるALL STAR SAAS FUND、GMO VenturePartnersも引受先として名を連ねています。

直近の事業状況と成長の軌跡

hacomonoは、「ウェルネス産業を、新次元へ。」というミッションを掲げ、少子高齢化や労働力不足、地方過疎化といった社会問題に立ち向かっています。2023年4月に発表した前回のシリーズCから1年8ヶ月の間に、以下のような成長を遂げました。

• ARR：T2D3以上の成長を継続
• 導入店舗数：約2.6倍の増加
• チャーンレート：0.4%未満の低レートを維持
• 決済流通額：約7倍以上の増加
• 利用ユーザー数：610万のユーザー増加

当初の主戦場であったフィットネスクラブに加え、運動スクールや公共施設への導入が急速に進展しています。また、ウェルネス業界全体では、コンビニジムや24時間ジム、ピラティススタジオなどの新たな業態の店舗が増加しており、市場の拡大に寄与しています。

さらに、2024年に開始したFintech事業は急成長を遂げており、月謝制店舗のお金に関する業務改善に貢献しています。現実世界の動きをデジタル世界に結びつける「SaaS × IoTハードウェア」の導入も進んでおり、店舗における顧客体験が飛躍的に向上しています。

調達した資金の戦略的投資領域

今回調達した資金は、ウェルネス産業のさらなる発展に向けた積極的な投資に充てられる予定です。具体的には、以下の6つの戦略的投資領域に焦点を当てています。

1. カテゴリーリーダーとしてLayer Cake戦略の加速
2. Fintech新サービスの拡充
3. IoT x AI新サービスの拡充
4. 近接ドメインへのGo to Market
5. 新しいサービス・プラットフォーム群の投入
6. M&A、グローバルの推進

これらの投資領域は、hacomonoが目指す「世界にウェルネスを広げる」というビジョンを実現するための重要なステップとなります。

採用情報と会社説明イベントの開催

今回の資金調達を受けて、hacomonoはSaaS事業、FinTech事業、IoTハードウェア事業の拡大および新規事業の推進に向けて、人材採用を大幅に強化します。特に、将来のhacomonoを牽引する重要ポジションを「The Next Talents」と題し、積極的に人材を募る計画です。2025年内に100名規模の増員を目指しています。

この採用強化に伴い、hacomonoの成長戦略や事業ビジョンを紹介する会社説明イベントをオンライン形式で開催します。イベントの詳細は以下の通りです。

このイベントでは、現在進行中のプロジェクトや今後の展望についても詳しくお伝えします。

参加投資家とそのコメント

本ラウンドに参加した投資家からのコメントも注目されます。JPインベストメントの大島怜氏は、hacomonoのウェルネス領域におけるビジョンに共鳴し、投資を決定した理由を述べています。彼は、CEOの信念やチームの結束力に感銘を受けたことを強調しています。

また、31VENTURESの髙波英明氏は、hacomonoがウェルネス産業のDXを支援する革新的なソリューションを有していると評価し、投資の決定を下した背景を説明しています。

ゆうちょ Spiral Regional Innovation Fundの鎌田和博氏は、地域課題解決を推進するポテンシャルを持つスタートアップへの投資を柱としており、hacomonoの成長に期待を寄せています。

株式会社hacomonoの概要

株式会社hacomonoは、2013年に設立され、ウェルネス/運動施設向けのオールインワン・マネジメントシステムを提供しています。リアル店舗における予約・決済や入会手続きをオンラインで完結できるサービスを展開し、店舗側では業務の省力化を実現しています。

2019年3月にサービスをリリースし、現在では8,000店舗以上に導入されています。hacomonoは、ウェルネス産業の発展に寄与することを目指し、今後も成長を続けていくことが期待されています。

以上の情報から、hacomonoの成長戦略や新たな挑戦に対する期待が高まります。今後の展開に注目が集まる中、hacomonoはウェルネス産業の進化を牽引する重要な存在として位置づけられています。