1月23日開始！第4回マガデミー賞の一般投票でお気に入りのマンガを応援しよう

第4回マガデミー賞の開催とノミネート作品の発表

2025年1月23日、株式会社BookLiveは、マンガアワード「第4回マガデミー賞」のノミネート作品を発表しました。このアワードは、TOPPANホールディングス株式会社のグループ会社であるBookLiveが主催しており、今年度のノミネート作品は、審査員によって選出された5部門からなる25作品です。

ノミネートされた作品の中から受賞作品は、一般投票によって決定されます。投票期間は、2025年1月23日（木）から2月13日（木）までで、受賞作の発表は2025年5月14日（水）を予定しています。投票は特設サイトを通じて行われ、各部門ごとに1日1回の投票が可能です。

特設サイトは以下のURLからアクセスできます。マガデミー賞特設サイト

マガデミー賞の新しいコンセプト

「マガデミー賞」は、2021年から開催されているマンガアワードで、「マンガのキャラクターを讃える」というコンセプトからスタートしました。しかし、今年度のアワードでは大幅にリニューアルが行われ、単に面白いだけではなく、マンガの持つ多様な個性と熱量を発信することを目指しています。

新しいコンセプトは「マンガの楽しみ方は無限大」であり、奇抜な設定や優美な作画、こだわりの表現など、さまざまな視点から作品を讃えることを目的としています。これにより、マンガの魅力をより多くの人に伝えることが期待されています。

ノミネート作品の詳細

以下に、各部門ごとのノミネート作品を紹介します。これらの作品は、2024年1月1日から12月31日までに発売された、もしくは発売予定がある最大巻数10巻までのマンガ作品が対象です。

作品賞

• 『尾守つみきと奇日常。』 森下みゆ（小学館）
  人ならざる存在と人との日常生活を描いた作品で、多様性の大切さを再認識させてくれる。
• 『COSMOS』 田村隆平（小学館）
  宇宙人専門の保険調査員というユニークな設定が特徴で、感動的なエピソードが多い。
• 『正反対な君と僕』 阿賀沢紅茶（集英社）
  高校生たちの日常をリアルに描写した作品で、成長を丁寧に描いている。
• 『日本三國』 松木いっか（小学館）
  現実世界とSFが融合したリアルな作品で、物語に引き込まれる力が強い。
• 『ふつうの軽音部』 クワハリ / 出内テツオ（集英社）
  普通の女子高生たちの軽音部の話で、幅広い読者に共感を呼ぶ。

設定賞

• 『サンダー３』 池田祐輝（講談社）
  驚愕の世界観を持つ作品で、マンガの表現の可能性を感じさせる。
• 『ニンゲンの飼い方』 ぴえ太（KADOKAWA）
  人間を飼うためのユニークな設定が魅力。
• 『ねこに転生したおじさん』 やじま（KADOKAWA）
  猫に転生したおじさんという可愛らしい設定が新しい価値観を提供。
• 『黄泉のツガイ』 荒川弘（スクウェア・エニックス）
  練りに練られた設定がストーリーを動かす。
• 『ルリドラゴン』 眞藤雅興（集英社）
  人間と龍のハーフという斬新な設定が特徴。

感銘賞

• 『君と宇宙を歩くために』 泥ノ田犬彦（講談社）
  生きづらさを言語化した作品で、共感を呼ぶ。
• 『恋とか夢とかてんてんてん』 世良田波波（マガジンハウス）
  フリーターの主人公のリアルな部分を描いた作品。
• 『この世は戦う価値がある』 こだまはつみ（小学館）
  人生のやり直しをポジティブに描写。
• 『寿々木君のていねいな生活』 ふじもとゆうき（白泉社）
  男子高校生の個の世界を描いた作品。
• 『やがて、ひとつの音になれ』 草原うみ（小学館）
  元ピアニストの成長を描いた感動的な作品。

こだわり賞

• 『カグラバチ』 外薗健（集英社）
  ストーリー展開やキャラ設定に作者の強いこだわりが感じられる。
• 『佐橋くんのあやかし日和』 三卜二三（イースト・プレス）
  人外キャラへの愛を感じる作品。
• 『室外機室 ちょめ短編集』 ちょめ（双葉社）
  短編集としての完成度が高い。
• 『天幕のジャードゥーガル』 トマトスープ（秋田書店）
  歴史に対する考察が素晴らしい。
• 『龍とカメレオン』 石山諒（スクウェア・エニックス）
  力強さを感じるバトルマンガ。

表紙インパクト賞

• 『妖しいね☆わたしの弟ギョーメイくん』 丸尾ろこミ゛（スクウェア・エニックス）
  レトロなイラストが印象的。
• 『きみの絶滅する前に』 後谷戸隆 / 我孫子楽人（講談社）
  可愛いらしい絵柄が印象的。
• 『シバつき物件』 大森えす（集英社）
  柴犬の表紙が可愛らしい。
• 『スーパースターを唄って。』 薄場圭（小学館）
  孤独感を表現した表紙。
• 『雷雷雷』 ヨシアキ（小学館）
  インパクトのあるシンプルなデザイン。

一般投票とキャンペーンの詳細

一般投票は、2025年1月23日（木）から2025年2月13日（木）23:59までの期間に行われます。投票方法は、特設サイトにアクセスし、投票したい作品のボタンを押下し、コメントを入力後に送信するという流れです。各部門ごとに1日1回の投票が可能で、期間中は毎日投票が可能です。

また、投票期間中には、総合電子書籍ストア「ブックライブ」およびhonto電子書籍ストアでノミネート作品を楽しむことができるキャンペーンが開催されます。詳細は各書店のキャンペーンページを参照してください。

まとめ

第4回マガデミー賞では、マンガの多様な楽しみ方を讃え、様々な作品がノミネートされています。一般投票を通じて、どの作品が受賞するか注目されます。詳細については、特設サイトをご覧ください。