日本調剤、1月27日より「楽天ヨヤクスリ」全店導入で待ち時間を大幅削減
ベストカレンダー編集部
2025年1月27日 11:19
ヨヤクスリ全店導入
開催日:1月27日
日本調剤が全店舗に「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を導入
日本調剤株式会社は、2025年1月27日に、全国47都道府県で展開する全753店舗において、楽天グループ株式会社が提供するアプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」を導入したことを発表しました。この新しい取り組みにより、患者が処方薬を受け取る際の待ち時間を大幅に削減し、利便性を向上させることを目的としています。
「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、処方箋の事前送付や受け取り日時の予約機能を備えたスマートフォンアプリで、iOSとAndroidに対応しています。このアプリを使用することで、患者は薬局の検索、処方箋の送付、受け取り予約、オンライン決済までを一つのプラットフォームで完結することができます。
アプリの主な機能
「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」には、以下のような便利な機能が搭載されています:
- 調剤薬局の検索:近くの調剤薬局を簡単に見つけることができます。
- 処方箋の事前送付:処方箋や電子処方箋の画像を薬局に事前に送信できます。
- 受け取り日時の予約:希望する受け取り日時を指定して予約できます。
- オンライン決済:クレジットカード情報を連携し、オンラインでの支払いが可能です。
これにより、患者は薬局での待ち時間を大幅に短縮し、時間を有効に活用することができます。また、アプリ上でかかりつけ薬局をお気に入り登録することもでき、今後の利用がさらに便利になります。
導入の背景と目的
日本調剤は、患者の利便性を向上させるために、オンラインサービスの拡充を図っています。特に、超高齢社会において、医療サービスの質を向上させることが求められています。今回の「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」の導入により、対面でのきめ細やかな服薬指導を行いながら、患者一人ひとりのニーズに寄り添った質の高い医療サービスを提供することを目指しています。
また、アプリの導入は、患者の利便性を高めるだけでなく、薬局側においても業務の効率化を図ることができるため、双方にとってメリットがあります。
今後の展望
日本調剤は、今後もオンラインサービスのさらなる拡充を進めていく方針です。具体的には、患者の利便性を向上させるための新機能の追加や、アプリの使いやすさを向上させるための改善が挙げられます。
また、全店舗での導入にあたり、一部店舗では2025年2月以降に対応予定となっており、今後の展開にも注目が集まります。患者が安心して医療サービスを受けられるよう、質の高いサービスの提供に努めていく考えです。
日本調剤グループの理念
日本調剤グループは、「すべての人の『生きる』に向き合う」という揺るぎない使命のもと、調剤薬局事業を中核に、医薬品製造販売事業や医療従事者派遣・紹介事業、情報提供・コンサルティング事業を展開しています。これにより、社会課題の解決に向けた持続可能な医療サービスの提供を目指しています。
具体的な取り組みとしては、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組み、ICT投資の推進があり、これらを通じて質の高い医療サービスの提供に貢献しています。
まとめ
日本調剤が全店舗に導入した「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」について、以下のように要約できます。
項目 | 内容 |
---|---|
導入日 | 2025年1月27日 |
導入店舗数 | 全753店舗 |
主な機能 | 調剤薬局検索、処方箋送付、受け取り予約、オンライン決済 |
目的 | 待ち時間削減、利便性向上、質の高い医療サービス提供 |
今後の展開 | オンラインサービスの拡充、機能追加 |
この取り組みにより、日本調剤は患者にとってより便利で快適な薬局利用を実現し、医療サービスの質を向上させることを目指しています。