UntroDが12月1日北海道に拠点設立、技術シーズ育成でスタートアップ支援

北海道拠点設立

開催日:12月1日

北海道拠点設立
UntroD Capital Japanが北海道に拠点を設立した理由って何?
北海道の技術シーズを発掘・育成し、スタートアップエコシステムを強化するために設立されました。
北海道拠点の設立で地域にどんな影響があるの?
地域のディープテックスタートアップを支援し、技術シーズの育成を加速させることで、社会課題の解決を目指します。

UntroD Capital Japanが北海道に拠点を設立

2025年1月27日、UntroD Capital Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永田暁彦)は、北海道全体の技術シーズを発掘・育成するための拠点をEZOHUB SAPPOROに設立したことを発表しました。この拠点の設立は、UntroDがこれまで行ってきた投資活動をさらに強化し、地域のスタートアップエコシステムに貢献することを目的としています。

UntroDは2015年から投資活動を行っており、2024年11月現在で総額400億円以上を運用する「リアルテックファンド」を通じて、ディープテックスタートアップへの投資育成を続けてきました。今回の拠点設立により、北海道地域における技術シーズの発掘と育成が加速されることが期待されています。

UntroDが北海道地域の技術シーズ育成を支援するため北海道拠点を設立 画像 2

新たに設置された北海道拠点の概要

北海道拠点の設立にあたり、UntroDは札幌市に「Region Manager」を配置し、地域の技術シーズを発掘・育成する取り組みを強化します。この拠点の設立により、UntroDは北海道地域のスタートアップエコシステムにおいて重要な役割を果たすことを目指しています。

新たに設置された拠点の詳細は以下の通りです:

  • 住所:〒060-0908 北海道札幌市東区北8条東4丁目1-20 EZOHUB SAPPORO
  • 開設日:2024年12月1日
  • 拠点長:UntroD Capital Japan Region Manager 藤間恭平

藤間恭平氏の就任と役割

北海道拠点の拠点長には、現STARTUP HOKKAIDO事務局長である藤間恭平氏が就任します。藤間氏は、北海道地域におけるベンチャー支援やエコシステム形成において中心的な役割を果たしてきた経験を持ち、地域のディープテックスタートアップの発展を支えるリーダーシップが期待されています。

藤間氏のリーダーシップのもと、UntroDは北海道のスタートアップエコシステムをさらに強化し、地域の技術シーズを最大限に引き出すための取り組みを進めていきます。

北海道のディープテックスタートアップエコシステムの現状と展望

北海道には多くの大学や研究機関が存在し、特に寒冷地農業や再生可能エネルギー、バイオテクノロジー分野において注目される技術シーズが豊富にあります。しかし、これまでのところ、ディープテックスタートアップへの投資は首都圏と比較して限定的でした。

UntroDは、今回の拠点設立を契機に、北海道のポテンシャルを引き出し、社会課題の解決を目指す技術育成を加速させることを目指しています。これにより、世界を変えるスタートアップの誕生が期待されます。

リアルテックファンドの概要

UntroD Capital Japanは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテック・スタートアップの社会実装を目的として、2015年に「リアルテックファンド」を設立しました。

現在までに、以下のファンドを運用しています:

  1. リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)
  2. リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)
  3. リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)
  4. クロスオーバー・インパクトファンド1号(日本ファンド)

これらのファンドを通じて、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。運用総額は400億円以上に達し、社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで持続的な仕組み創りを目指しています。

UntroDの企業理念と今後の方向性

UntroDは「未踏」を意味する社名を掲げ、2024年6月に再始動しました。これにより、未踏の領域に挑戦し、社会課題の解決に向けた技術育成を進める意志をより一層体現しています。

今後、UntroDは北海道のスタートアップエコシステムの発展に貢献し、地域の技術シーズを発掘・育成することで、社会に新たな価値を提供していくことを目指します。

まとめ

今回のUntroD Capital Japanによる北海道拠点設立は、地域の技術シーズの発掘・育成を通じて、スタートアップエコシステムに貢献する重要な一歩です。以下に、今回の重要なポイントをまとめます:

項目 詳細
設立企業 UntroD Capital Japan株式会社
所在地 EZOHUB SAPPORO, 札幌市
開設日 2024年12月1日
拠点長 藤間恭平氏
運用ファンド総額 400億円以上

このように、UntroDの北海道拠点設立は、地域のスタートアップエコシステムの強化と技術シーズの発掘・育成に向けた重要な取り組みです。今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: