3月21日から開催！岡山県真庭市で市民主体の「ニューガーデン映画祭2025」

岡山県北の山間の町で開催される市民主体の映画祭「ニューガーデン映画祭2025」

岡山県北部に位置する真庭市で、2025年3月21日（金）から23日（日）にかけて、第3回「ニューガーデン映画祭2025」（略称：NGFF2025）が開催されます。この映画祭は、市民有志によって運営されるもので、映画を通じて地域の人々が集い、交流し、新しい文化の土壌を育むことを目的としています。

映画祭は、真庭市在住の映画監督・山﨑樹一郎の呼びかけに賛同した市民たちによって誕生しました。映画という体験を糧に、地域に豊かな根っこを育てることを願って名付けられた「ニューガーデン映画祭」は、2023年から始まり、毎年3月に開催されています。

映画祭のテーマとメインビジュアル

2025年の映画祭のテーマは「越えて、ひろがる」です。このテーマは、映画祭を通じて出会った人々や作品を糧にし、既存の価値観を織り交ぜながら、新たな広がりを目指すという意味が込められています。メインビジュアルは、川面を流れる春先の葉や花びらが滞留しつつも川を下っていく様子をカラフルなドットで表現しており、テーマとの関連性を強調しています。

映画祭では、上映作品として4つのセクションが設けられ、テーマに沿った国内外の良質な作品が厳選されます。また、第一線で活躍する映画監督や多彩なゲストを招いたトークイベント、子どもたちとのワークショップなど、観るだけでなく交流や体験を通じて映画の世界を深く体感できる機会が提供されます。

開催概要と上映作品

第3回「ニューガーデン映画祭2025」の開催概要は以下の通りです。

• 会期：2025年3月21日（金）～23日（日）
• 会場：ビクトリィシアター、真庭市立中央図書館
• 上映作品：4つのセクションで約10作品
• イベント：ゲストトーク、ワークショップ、町飲みイベント、マルシェなど
• チケット販売開始：2025年2月19日より公式サイトで販売開始
• チケット料金：
  • 1回券：前売り 1,000円、当日 1,300円
  • フリーパス：前売り 5,500円、当日 6,500円
  • 「シネマ de のみ～の」チケット（1セット5枚綴り）：4,000円

また、映画祭期間中には地域の飲食店と連携したイベントも予定されています。来場者は、地元の美味しい料理を楽しみながら映画を観ることができます。

記者会見と関連イベント

映画祭に向けて、2025年2月19日（水）に記者会見が開催されます。この会見では、上映作品ラインナップやスケジュール、映画祭に登壇するゲスト、関連イベントについて発表されます。参加希望者は、公式サイトの申し込みフォームから事前に登録が必要です。

記者会見の詳細は以下の通りです。

• 日時：2025年2月19日（水）13:30-15:00
• 場所：ビクトリィシアター（岡山県真庭市久世2581）
• 登壇予定者：
  • NGFF発起人・プログラム・コーディネーター 映画監督 山﨑樹一郎
  • NGFF実行委員長 柴田祥子
  • 宇和川輝氏（映画監督）

さらに、映画祭では「シネマ de のみ～の」や「シネマルシェ」といった地域密着型のイベントも開催され、参加者は映画を楽しむだけでなく、真庭市の魅力を体感することができます。

ニューガーデン映画祭の意義と今後の展望

「ニューガーデン映画祭」は、真庭市という小さな町で生まれた市民主体の映画祭です。映画を通じて地域の人々が集まり、交流し、新たな文化を育むことを目指しています。映画祭は、単に映画を観る場ではなく、地域の人々との出会いや交流を通じて、コミュニティを育てる「庭」としての役割を果たしています。

今後も映画祭は、地域の文化を育む場として、また新たな出会いや発見を提供する場として成長していくことが期待されています。映画祭に参加することで、真庭市の魅力を再発見し、地域とのつながりを深める機会となるでしょう。

まとめ

以上の内容から、ニューガーデン映画祭2025は、地域の文化を育む重要なイベントであることがわかります。映画を通じて、地域の人々が集まり、交流する機会を提供するこの映画祭は、真庭市にとって大きな意義を持つものです。映画祭に参加することで、地域とのつながりを深める貴重な体験が得られることでしょう。