メルカリが1月28日からNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」を提供開始
ベストカレンダー編集部
2025年1月28日 18:45
メルカリNFT開始
開催日:1月28日
メルカリが提供する新たなNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2025年1月28日より、NFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)の取引ができる新しいマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を開始します。この新サービスにより、ユーザーは「メルカリ」から、海外大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で人気のNFTを購入・出品することが可能になります。
「メルカリNFT」の導入により、従来の物品の売買に加えて、デジタル資産としてのNFTを扱うことができるようになり、メルカリのサービスがさらに多様化します。
「メルカリNFT」の背景と目的
メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションのもと、月間利用者数約2,300万人、累計出品数40億品を超えるマーケットプレイスとして成長を続けています。これまでにも「メルペイ」や「メルコイン」を通じて、さまざまな価値の循環を実現してきました。
今回の「メルカリNFT」の導入は、さらに価値の循環を拡大するための一環です。ユーザーは特別な手続きなしに、手持ちの「メルカリ」の売上金を利用してNFTを簡単に購入でき、購入したNFTはそのまま出品することも可能です。
「メルカリNFT」の主な機能と特徴
「メルカリNFT」は、以下のような機能を提供します。これにより、ユーザーは簡単にNFTを購入し、コレクションすることができます。
- NFTを購入する: メルペイ残高やメルカードなど、通常の「メルカリ」と同じ支払い方法を利用できます。ただし、一部の支払い方法は使用できません。
- NFTをコレクションする: 購入したNFTは「持ち物・出品」画面で一覧確認が可能です。
- NFTを出品する: 通常の「メルカリ」と同様に、販売利益はすぐに売上金として受け取ることができます。出品時に手数料は発生しませんが、取引成立時には10%の販売手数料がかかります。
これらの機能により、ユーザーはNFTをスムーズに取引できる環境が整います。
支払い方法と手数料について
「メルカリNFT」では、以下の支払い方法が利用可能です。これにより、ユーザーは自分に合った方法でNFTを購入できます。
- メルカリポイント
- メルペイ残高
- メルペイのスマート払い(翌月払いのみ)
- メルカード(翌月払いのみ)
購入時には取引手数料や決済手数料はかからず、表示された金額がそのまま決済金額となります。出品時にも出品料は発生しませんが、販売が成立した際には10%の販売手数料がかかります。
「メルカリNFT」へのアクセス方法
「メルカリNFT」へのアクセスは非常に簡単です。メルカリアプリまたはWebブラウザから「メルカリ」にアクセスし、「マイページ>メルカリNFT」をタップすることで、すぐに「メルカリNFT」にアクセスできます。
また、Webブラウザから直接以下のURLにアクセスすることでも利用可能です。https://nft.jp.mercari.com/
「メルカリNFT」の今後の展望
サービス開始時点では、海外大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で人気のプロジェクトから販売を開始します。今後はアートやトレーディングカード、エンターテインメントなど、さまざまなカテゴリーで国内外の事業者やIPホルダーと連携し、NFTコンテンツの発行および販売を進めていく予定です。
これにより、デジタルマーケットプレイスとしての「メルカリNFT」がさらに拡大し、多くのユーザーに利用されることが期待されます。
「メルカリNFT」の要点まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
サービス開始日 | 2025年1月28日 |
取扱いNFT | OpenSeaで人気のNFT |
購入方法 | メルペイ残高、メルカードなど |
手数料 | 購入時は無料、販売時は10% |
アクセス方法 | メルカリアプリまたはWebブラウザ |
「メルカリNFT」は、デジタル資産の取引を容易にし、ユーザーに新たな価値を提供するサービスです。NFT市場の拡大に伴い、メルカリの新たな取り組みとして注目されるでしょう。