大学向け生成AIツールChatSense、実証実験パートナーを2月11日まで募集

株式会社ナレッジセンスが大学向け生成AIツール「ChatSense」の実証パートナーを募集

株式会社ナレッジセンスは、2025年1月29日に、法人向けChatGPTシステム「ChatSense」の大学向け実証実験パートナーの第7次募集を開始したことを発表しました。この取り組みは、大学における生成AIの導入支援を目的としており、セキュアな環境でAIを利用することができる点が特徴です。

「ChatSense」は、これまで多くの大学での導入実績を持ち、特にセキュリティ面においても高い評価を得ています。大学は、予算取りの前段階で運用の検証ができる「スタータープラン」を活用することで、最大10万文字程度の会話を無料で行うことが可能です。

実証実験パートナー募集の背景

大学における生成AIの活用検証は、通常の法人とは異なる特有のニーズが存在します。ナレッジセンスは、以下のような課題を解決するために、実証実験パートナーを募集しています。

• 予算取り前の無償導入検証
  大学は、教職員や生徒の活用状況を事前にモニタリングする必要があり、無償での導入検証を希望しています。
• 徹底したセキュリティ
  IPアドレスによるアクセス制限、SSO認証への対応、SLAによる事前コミットメントが求められます。
• 見積もりの透明性
  単価見積書や納品書など、事務処理に必要な書類の発行が求められています。

これらのニーズに特別対応を行うことで、より多くの大学が「ChatSense」を試す機会を得られるようになります。

「ChatSense」の特徴と機能

ナレッジセンスが提供する「ChatSense」は、法人向けのチャットGPTサービスであり、特に生成AIを利用する際のセキュリティに配慮されています。具体的には、以下のような機能があります。

セキュリティ機能

チャット内容をAIの学習から守るための機能を備えており、データ流出の不安を軽減します。

追加学習機能（RAG）

独自のデータをAIに学習させることができ、社内データを基にした回答が可能です。これにより、AIの回答の信頼性が向上します。

さらに、ChatSenseの追加学習機能では、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、AIがそれに基づいて回答する設定が可能です。

• txt
• csv
• xlsx
• docx
• pdf
• pptx
• html
• URLで特定のページを指定

これにより、複数のファイルを同時に読み込ませ、最大100万枚分の原稿用紙に相当するデータを学習させることができます。

パートナーに採択されるメリット

「ChatSense」を利用する際、パートナーになることで得られる特別なメリットがあります。具体的には以下の通りです。

1. AI活用方法の模索に伴走
   エンジニアとの定期的なミーティングや職員向けの研修を通じて、チャットGPTの活用方法を深めることができます。
2. 実証実験に伴う広報活動の支援
   AI技術や成果内容を一般にわかりやすく伝えるための記事やプレスリリースの作成を支援します。
3. 無償での検証
   チームで10万文字程度までの会話を無料で検証でき、1ヶ月間の無償RAG活用検証も可能です。

これにより、大学は来年度の予算取りに向けての準備を進めることができます。

募集の概要

今回の実証実験パートナー募集の詳細は以下の通りです。

採択された場合、実証実験の事例として共同でのプレスリリース出稿をお願いすることがありますが、必須ではありません。

ナレッジセンスについて

ナレッジセンスは、企業や大学向けのデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速し、生産性向上を目指す企業です。ChatSenseをはじめとする生成AIサービスを提供し、グローバルなユーザーに向けて多様なソリューションを展開しています。

ナレッジセンスは、生成AIを活用した業務効率化を図りたい企業や大学からの問い合わせを歓迎しています。詳細はこちらをご覧ください。

まとめ

株式会社ナレッジセンスが提供する生成AIツール「ChatSense」は、大学向けの実証実験パートナーを募集中です。セキュアな環境でのAI利用を可能にし、特に大学特有のニーズに応える形でのサポートが行われます。以下に本記事で紹介した内容をまとめます。

この機会に「ChatSense」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。