島本理生の新作『天使は見えないから、描かない』が1月29日に発売!叔父と姪の愛を描く

島本理生新作発売

開催日:1月29日

島本理生新作発売
島本理生の新作小説のテーマは何?
島本理生の新作『天使は見えないから、描かない』は、18歳差の叔父と姪の複雑な愛情をテーマにしています。
この小説はどんな人におすすめ?
複雑な人間関係や愛の形に興味がある人、島本理生のファン、または感情深い物語を楽しみたい人におすすめです。

直木賞作家・島本理生の最新作『天使は見えないから、描かない』が発売

直木賞作家・島本理生の新作長編小説『天使は見えないから、描かない』が、2025年1月29日に株式会社新潮社から刊行されました。本作は、島本理生が約2年ぶりに発表する作品であり、彼女の独特な視点から描かれる愛の形が注目されています。

本書では、18歳差の叔父と姪の複雑な愛情がテーマとなっており、許されざる愛を描くことで、読者に深い感動を与える内容となっています。島本理生は「自分でも想定していなかった向こう側までたどり着いたように感じました。数年前なら書けなかったと思います」と語っています。

清原果耶、宇垣美里大絶賛!! 直木賞作家・島本理生2年ぶりの最新長篇『天使は見えないから、描かない』本日、1月29日発売です。 画像 2

作品の概要とテーマ

『天使は見えないから、描かない』の物語は、33歳の弁護士・永遠子が主人公です。彼女は結婚3年目の夫との関係を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一と密かに逢瀬を重ねています。

しかし、夫が浮気相手を妊娠させて離婚し、その後も惰性で付き合った若い恋人とも別れることになります。永遠子は、子供の頃から抱いていた叔父への歪んだ欲望に向き合いながら、唯一無二の愛の形を見つけ出していきます。

感動のメッセージ

本作の刊行に際し、俳優の清原果耶さんとフリーアナウンサーの宇垣美里さんから感動のメッセージが寄せられています。

  • 清原果耶さんのメッセージ:「ただ願う。これが私たちの話であることを。」
  • 宇垣美里さんのメッセージ:「どうしても手放せなかった愛をふと思い出してたまらなくなった。」

これらのメッセージは、本作が持つ深い感情的な影響を物語っています。

著者・島本理生のプロフィール

島本理生は1983年に東京で生まれ、2001年に『シルエット』で群像新人文学賞優秀作を受賞して以降、数々の賞を受賞してきた作家です。代表作には『ナラタージュ』や『ファーストラヴ』などがあります。

彼女の作品は、現代の人間関係や愛の形を独自の視点で描くことで、多くの読者に支持されています。特に、複雑な感情や人間関係をテーマにした作品が多く、読者の共感を呼ぶ要素が強いです。

島本理生からのメッセージ

島本理生は本作について、「本作『天使は見えないから、描かない』は約二年ぶりの新刊になります。最初は読み切りのつもりで発表した短編でしたが、姪と叔父の恋愛という社会的に受け入れられないテーマに挑むことになりました」と述べています。

彼女はまた、主人公の永遠子が抱える複雑な感情についても触れ、「世間の目と個人的な欲望の間で逡巡する主人公は、決して純粋ではないが、現代における生身のアンビバレントな感情を書いたという実感があります」と語っています。

書籍情報

『天使は見えないから、描かない』の詳細は以下の通りです。

タイトル 天使は見えないから、描かない
著者名 島本理生
発売日 2025年1月29日
造本 四六判・ハードカバー丸背・256頁
定価 1870円(税込)
ISBN 978-4-10-302033-2
関連リンク 新潮社の公式サイト

本書は、愛の形を探求する物語であり、読者に深い感情的な体験を提供することでしょう。島本理生の新たな挑戦がどのように展開されるのか、ぜひ手に取って確認してみることをお勧めします。

以上が、島本理生の最新作『天使は見えないから、描かない』に関する情報です。本作は、現代における愛の複雑さを描いた作品として、多くの読者に受け入れられることでしょう。

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