ピエトロ、2月3日から福岡市産「博多かぶ」や「元岡トマト」使用の限定メニュー登場

福岡市内産農産物を活用した新たな取り組み

2025年1月30日、株式会社ピエトロが福岡市農林水産局及び福岡市内産農産物ポテンシャル調査等業務の受託事業者である株式会社ふくおかフィナンシャルグループ（FFG）と連携し、福岡市内産農産物を使用した限定メニューを発表しました。この取り組みは、地域の農産物のブランド構築を通じて消費拡大と地産地消を推進することを目的としています。

このプロジェクトは、福岡市内の農産物の魅力を発信し、生産者の想いを届けることを目指しており、昨年度から始まりました。地域を盛り上げたいというピエトロ、福岡市、FFGそれぞれの想いが重なり、この取り組みが実現しました。

限定メニューの詳細

新たに登場する限定メニューは、2025年2月3日（月）から2月28日（金）までの期間中に提供されます。以下にそのメニューの詳細を示します。

• 博多かぶと豚バラ肉のかぶみぞれペペロンチーノ
  レギュラー：1,408円　スモール：990円
  みずみずしく甘みのある「博多かぶ」を主役にした一皿。かぶのほくほくとした食感と、すりおろしてみぞれ状に仕上げた旨みがパスタに絶妙に絡みます。豚肉との相性も抜群です。
• マルゲリータ
  1,518円
  既存メニューですが、期間中は「元岡トマト」を使用しています。
• トマトとモッツァレラの糸引きスパゲティ
  レギュラー：1,298円　スモール：913円
  こちらも「元岡トマト」を使用した既存メニューです。

これらのメニューは、福岡市内の複数の店舗で提供され、地域の新鮮な農産物を利用した料理を楽しむことができます。

福岡市内産農産物の特長

今回の限定メニューに使用される農産物について、生産者からのおすすめポイントを以下にまとめます。

博多かぶ

背振山のふもと、室見川流域の金武地区で育てられた「博多かぶ」は、清らかな水と豊かな土壌で育ち、辛みがなく非常に甘いのが特長です。短時間の加熱で火が通るため、時短調理にも適しています。

元岡トマト

寒さに強く、酸味や旨みがしっかりと感じられる冬トマトで、果肉がしっかりしているためカットや加熱にも適しています。特に、トマトの旨みを存分に楽しむことができる一品です。

生産者の方々のこだわりや想いを感じながら、これらの農産物を使用した料理を楽しむことができる機会となります。

メニュー開発の背景

メニュー開発担当者は、福岡市で野菜を育てる生産者との交流を通じて、野菜の「おいしさ」を実感し、新たな発想やアイデアを得たと語っています。特に「博多かぶ」は豚肉との相性が良いとの話を参考にし、福岡市内産野菜の魅力を引き出すメニューを開発しました。

過去には「箱崎小町（青ねぎ）」や「博多ブロッコリー」を使用したメニューも提供しており、地域の農産物を使用した取り組みは継続的に行われています。

ピエトロの歴史と理念

ピエトロは1980年に福岡市の天神にオープンした小さなスパゲティレストラン「洋麺屋ピエトロ」から始まりました。お店で誕生した「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」は、現在ではスーパーや百貨店で広く販売されており、昨年5月には累計出荷本数が3億本を突破しました。

ピエトロでは「しあわせ、つながる」をテーマに、お客様や社会、働く人々が未来にわたって幸せであるために、様々な「おいしい、楽しい」提案を続けていくことを目指しています。

このように、ピエトロでは地域の農産物を活用した新たなメニューを通じて、地域の魅力を発信し続けています。福岡市内の新鮮な農産物を使用した料理を楽しむことで、地域の農業や生産者への理解を深めることができる機会となります。