2月15日開催!関西大学と台湾学生による映画「情熱棒球」上映会とシンポジウム

情熱棒球上映会

開催日:2月15日

情熱棒球上映会
映画「情熱棒球」ってどんな内容なの?
「情熱棒球」は台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」を取材したドキュメンタリー映画で、学生たちが制作した作品です。
上映会とシンポジウムはいつどこで開催されるの?
2025年2月15日、関西大学千里山キャンパス第三学舎ソシオホールで13:30から16:00まで開催されます。

関西大学と台湾の学生による共同制作映画「情熱棒球」の上映会とシンポジウム

関西大学社会学部の学生と台湾の国立屏東大学の学生が協力して制作したドキュメンタリー映画「情熱棒球」が完成しました。この映画は、台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」を取材したもので、2025年2月15日(土)に関西大学千里山キャンパスの第三学舎ソシオホールにて上映会とシンポジウムが開催されます。

このプロジェクトは、台鋼ホークスのGM(ジェネラルマネジャー)である劉東洋氏との関係を通じて実現しました。劉氏は関西大学の大学院社会学研究科を修了しており、両大学の学部が国際交流の部局間協定を結ぶ中で、学生たちの共同作業によって映画制作が行われました。

◆関西大学の学生が台湾の学生と共同制作◆「情熱棒球」上映会&シンポジウムを開催 画像 2

上映会とシンポジウムの詳細

上映会は、2月15日(土)13:30から16:00までの間、関西大学千里山キャンパスの第三学舎ソシオホールで行われます。このイベントには、以下の登壇者が参加します。

  • 劉東洋(台鋼ホークスGM)
  • 早瀬万豊(関西大学野球部前監督)
  • 内田雅也(スポーツニッポン編集委員)
  • 溝淵千夏(関西大学社会学部4年次生)

シンポジウムでは、日本と台湾の野球や文化の違い、交流の歴史について話し合われる予定です。特に、台湾のプロ野球がWBSCプレミア12で優勝したことなど、国際的な注目を集めている背景も取り上げられるでしょう。

映画「情熱棒球」の制作背景

映画「情熱棒球」は、34分のドキュメンタリー作品です。2024年夏に学生たちは台鋼ホークスを取材し、チームの工夫や直面する困難、そしてそれを乗り越えようとする情熱を、劉GMへのインタビューを通じて描いています。台湾の学生たちとは言語の壁を越えてコミュニケーションを取りながら、共同作業を進めてきました。

この映画は、YouTubeなどを通じて多くの人に視聴される計画があり、国境を越えた文化交流の一環として位置づけられています。

参加学生のコメント

プロジェクトに参加した学生たちのコメントを以下に紹介します。

稲葉 朱璃(いなば・あかり)
取材や編集を行うにあたり、言語の壁は一番の課題でした。作業が順調に進まない不安もありましたが、台湾の学生やゼミ担当の齊藤潤一教授の精力的なサポートのおかげで、日本と台湾をつなぐ素晴らしい作品になったと感じています。
溝淵 千夏(みぞぶち・ちなつ)
台湾取材を通して言語の壁を乗り越える大変さを痛感しました。しかし、劉GMをはじめ、台湾の皆さんの温かさに触れ、濃い期間を過ごすことができ、私の人生の中で大きく成長することができました。この経験を今後の社会人生活で活かしていきたいです。
宮本 光志朗(みやもと・こうしろう)
今回の台湾プロジェクトでの一番の苦労はカメラ撮影でした。気温や湿度も日本とは違う環境で、劉GMの表情や言動を逃さないように、試合終了後までカメラを向け続けることが体力面においてとても苦労しました。
石田 瞳(いしだ・ひとみ)
国境を越えたドキュメンタリー制作に携われたことはとても良い経験でした。言語や文化、制作経験も異なる台湾の学生たちと苦労したこともありましたが、同じ気持ちを持って約1ヶ月間本気で制作活動に取り組むことができました。

上映会・シンポジウムの概要

以下に、上映会とシンポジウムの実施概要をまとめます。

項目 詳細
日 時 2月15日(土)13:30~16:00
場 所 関西大学千里山キャンパス第三学舎ソシオホール
登壇者 劉東洋(台鋼ホークスGM)、早瀬万豊(関西大学野球部前監督)、内田雅也(スポーツニッポン編集委員)、溝淵千夏(社会学部4年次生)
司 会 黒田勇(本学名誉教授)
入場料 無料

このように、関西大学と台湾の学生たちが共同で制作した映画「情熱棒球」と、それに伴うシンポジウムは、国際的な文化交流の重要な場となることが期待されています。映画の上映を通じて、日台の野球文化の違いや共通点を知る貴重な機会となるでしょう。

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