PKSHAが7月1日から新体制へ移行、AIソリューションとSaaSのシナジー強化

PKSHA新体制移行

開催日:7月1日

PKSHA新体制移行
PKSHAは何を発表したの?
PKSHAはグループ会社のPKSHA CommunicationとPKSHA Workplaceを統合し、カンパニー制へ移行する新体制を発表しました。
新体制の目的は何?
AIソリューションとAI SaaS事業のシナジーを高め、企業の複雑な課題に対して高度なサービスを提供することです。

PKSHA、AIソリューションとAI SaaSのシナジー加速に向けた新体制を発表

株式会社PKSHA Technology(以下「PKSHA」)は、2025年1月31日に行われた取締役会において、グループ会社である株式会社PKSHA Communicationおよび株式会社PKSHA Workplaceを統合し、カンパニー制に移行することを決定しました。この新体制の効力発生日は2025年7月1日です。

この統合は、AIの需要が高まる中で、企業が抱える複雑な課題に対して、より高度なサービスを提供することを目的としています。PKSHAは、AIソリューション事業とAI SaaS事業を通じて、企業の多様なニーズに応えるための新たな戦略を打ち出しました。

PKSHA、AI ソリューション・AI SaaSのシナジー加速に向け、グループ会社2社を統合しカンパニー制の新体制を発表 画像 2

現在の体制とAI導入状況

PKSHAは、AIソリューション事業とAI SaaS事業を展開しており、これまでに国内時価総額上位100社の約70%にAIを提供してきました。特に、SaaS領域の成長を背景に、PKSHA Communicationは顧客接点に特化し、PKSHA Workplaceは従業員接点に特化したサービスを展開してきました。

この結果、各事業が個別に顧客基盤を拡大し、多様な業界の主要企業に導入が進んでいます。しかし、導入は一部の部署に限られているケースが多く、今後はより広範囲への利便性の提供が求められています。

PKSHA、AI ソリューション・AI SaaSのシナジー加速に向け、グループ会社2社を統合しカンパニー制の新体制を発表 画像 3

導入企業の状況

  • 国内時価総額上位100社のうち約70%がAIソリューションまたはAI SaaSを導入
  • 導入は特定の部署に限られることが多く、全社的な活用が課題
  • 今後の成長余地が大きい

新体制移行の目的と背景

近年、生成AIの登場により、企業におけるAI導入の動きが加速しています。特に大企業においては、複合的な課題を解決したいというニーズが急速に拡大しており、従来の個別サービスだけでなく、ソリューション事業とSaaS事業の共創が求められています。

このような背景を受け、PKSHAはPKSHA CommunicationとPKSHA Workplaceを統合し、社内のカンパニーとして機能させることで、より高いレベルの事業展開を目指すことを決定しました。この新体制により、意思決定のスピードが向上し、顧客に対する提供価値が向上することが期待されています。

新体制のメリット

  • 事業間の連携強化
  • 意思決定スピードの向上
  • AIソリューション事業とAI SaaS事業のシナジー効果の最大化
  • 顧客への提供価値向上

PKSHAのミッションと今後の展望

PKSHAは、「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、AIソリューション事業とAI SaaS事業のシナジーを最大限に発揮し、顧客への提供価値向上と企業価値向上を目指しています。今後も、AIを活用した新たなサービスを提供し続けることが期待されます。

なお、本統合に伴い、PKSHAの商号、事業内容、本店所在地、代表者、資本金および決算期に変更はありません。

会社概要

株式会社PKSHA Technologyは、東京都文京区に本社を構え、自社開発した機械学習や深層学習のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発とAI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や画像・動画認識、予測モデルなど、幅広い技術を駆使し、顧客の課題に応じた解決策を提供しています。

項目 詳細
会社名 株式会社PKSHA Technology
所在地 東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者 代表取締役 上野山 勝也
URL https://www.pkshatech.com/

このように、PKSHAはAIソリューションとAI SaaSの統合を通じて、より高いサービスを提供する体制を整えています。今後の展開に注目が集まる中、企業の課題解決に向けた新たな取り組みが期待されます。

参考リンク: