2月9日開催!看護とテクノロジーが融合する地域防災イベント詳細
ベストカレンダー編集部
2025年2月1日 18:45
看護xテクノロジーイベント
開催期間:2月7日〜2月8日
看護とテクノロジーの融合による地域防災の新たな形
日本保健医療大学は、地域の看護・医療人材育成を目的とした取り組みを行っています。その一環として、2025年2月9日(金)に「看護xテクノロジー」をテーマにしたイベントを開催します。このイベントでは、看護学科2年次生が参加し、ハザードマップを活用した地域防災についての提案と発表を行います。
特に注目すべきは、ゲーミフィケーションを取り入れたハザードマップワークです。このアプローチにより、学生たちは地域の危機をより具体的に捉え、自らの視点で地域防災のカタチを模索する機会を得ます。これにより、看護学生は理論だけでなく、実践的な知識と経験を積むことができるのです。
協働型災害訓練の目的と内容
協働型災害訓練は、看護学生が地域での災害発生時にどのように対応するかを学ぶ場です。日本保健医療大学の看護学科2年次生29名が参加し、他職種との協働を通じて看護職としての活動を学びます。特に、実際の生活の中に潜む危機を予知し、その対応方法を学ぶことが重視されています。
具体的には、昭和40年代に造成された杉戸町のニュータウン、杉戸高野台地域で地域踏査が行われます。この地域は、東武日光線杉戸高野台駅から御成街道までのエリアです。地域踏査の結果は、2月7日(金)に行われる別の発表会で発表され、看護学生たちが地域防災に対する提案を行います。
講師紹介と専門性の背景
このイベントでは、日本保健医療大学の小林美奈子教授と増野章子講師が指導にあたります。小林教授は看護師としての経験を持ち、看護実習指導者などを経て、現在は教授として地域看護学や高齢者看護学に関する研究を行っています。特に災害看護に力を入れており、地域の看護人材育成に貢献しています。
小林教授は、四日市看護医療大学や平成医療短期大学での教育経験を経て、2022年から日本保健医療大学で教授として活動しています。彼女の研究分野は、ライフサイエンス、高齢者看護学、地域看護学など多岐にわたり、実践的な知識を学生に伝える役割を果たしています。
協働型災害訓練の詳細情報
第12回協働型災害訓練in杉戸は、以下のような詳細で実施されます。
名称 | 第12回協働型災害訓練in杉戸「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」 |
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日時 | 2025年2月7日(金) 9:00-17:00、2月8日(土) 9:30-17:30 |
会場 | ①彩の国いきいきセンターすぎとピア(埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1) ②Zoom(ワークは見学) |
定員 | ①会場参加100名、②Zoom参加200名 |
対象 | ・首都圏周辺の災害時後方支援自治体の職員など ・地域防災に関わっている方、興味のある方や団体など ・ICS(災害現場等の指揮系統や管理手法)を学びたい方や団体など |
主催 | 杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会、一般社団法人協働型災害訓練(CDT) |
共催 | 日本保健医療大学保健医療学部、立正大学地球環境科学部、市民キャビネット災害支援部会・スマートICT部会 |
参加費は、各日3,000円(税込)で、2日間会場参加の場合は5,000円(税込)、オンライン参加の場合は4,800円(税込)となります。参加申し込みは、Peatixの特設ページから行うことができます。
まとめ
今回のイベントは、看護学科2年次生が地域防災に対する理解を深める貴重な機会です。ゲーミフィケーションを活用したハザードマップワークを通じて、学生たちは地域の危機に対する感度を高め、実践的な知識を身につけることが期待されています。地域の看護・医療人材育成において重要な役割を果たす日本保健医療大学の取り組みは、地域社会における防災力の向上にも寄与するでしょう。
以下に、今回のイベントに関する重要な情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
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イベント名 | 第12回協働型災害訓練in杉戸 |
日時 | 2025年2月7日〜8日 |
会場 | 彩の国いきいきセンターすぎとピア、Zoom |
参加費 | 3,000円(税込)、2日間参加5,000円(税込)、オンライン参加4,800円(税込) |
主催 | 杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会 |
このように、地域防災に向けた取り組みが進められており、看護学生たちが地域の安全を支える力を身につけることが期待されています。
参考リンク: