2025年2月20日開催!第98回キネマ旬報ベスト・テンの結果と注目作品
ベストカレンダー編集部
2025年2月5日 05:47
第98回キネマ旬報表彰式
開催日:2月20日
2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テンの発表
キネマ旬報社は、2024年に開催される第98回キネマ旬報ベスト・テンの結果を発表しました。この賞は、1919年に創刊された映画雑誌『キネマ旬報』が主催するもので、長い歴史を持ち、映画界において重要な位置を占めています。この度の発表は、映画ファンや業界関係者にとって注目のイベントとなっており、作品や受賞者に対する期待が高まっています。
キネマ旬報社は、長年にわたるご支援に感謝の意を表し、受賞作品や個人賞の詳細を発表しました。受賞者には、映画界での活躍が期待される新たな才能も含まれています。
作品賞の受賞作品
第98回キネマ旬報ベスト・テンにおいて、各部門の受賞作品が以下のように決定されました。
- 日本映画ベスト・テン第1位:「夜明けのすべて」
(監督:三宅唱/配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース) - 外国映画ベスト・テン第1位:「オッペンハイマー」
(監督:クリストファー・ノーラン/配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画) - 文化映画ベスト・テン第1位:「正義の行方」
(演出:木寺一孝/配給:東風)
これらの作品は、観客からの支持を受け、映画界における重要な位置を占めることが期待されています。
個人賞の受賞者
個人賞においても、多くの才能ある映画人が受賞しました。以下はその詳細です。
- 日本映画監督賞:
- 三宅唱(「夜明けのすべて」)
- 日本映画脚本賞:
- 野木亜紀子(「ラストマイル」)
- 外国映画監督賞:
- クリストファー・ノーラン(「オッペンハイマー」)
- 主演女優賞:
- 河合優実(「ナミビアの砂漠」「あんのこと」)
- 主演男優賞:
- 松村北斗(「夜明けのすべて」)
- 助演女優賞:
- 忍足亜希子(「ぼくが生きてる、ふたつの世界」)
- 助演男優賞:
- 池松壮亮(「ぼくのお日さま」「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」)
- 新人女優賞:
- 中西希亜良(「ぼくのお日さま」)
- 新人男優賞:
- 越山敬達(「ぼくのお日さま」)
- 読者選出日本映画監督賞:
- 三宅唱(「夜明けのすべて」)
- 読者選出外国映画監督賞:
- クリストファー・ノーラン(「オッペンハイマー」)
- 読者賞:
- 斎藤環(『映画のまなざし転移』)
受賞者からは喜びのコメントが寄せられており、特に主演女優賞を受賞した河合優実さんは、自身にとって特別な作品で選ばれたことに感謝の意を示しました。また、松村北斗さんも、映画を通じて感動を伝えることができたことに喜びを感じていると述べています。
表彰式の開催とライブ配信
第98回キネマ旬報ベスト・テンの表彰式は、2025年2月20日(木)18時より渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて開催されます。この模様は、キネマ旬報社の公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される予定です。
ライブ配信の詳細については、キネマ旬報社の公式サイトで確認できるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
特別号の発売とランキングの発表
全ランキングが掲載されるのは、2024年2月5日発売の『キネマ旬報2月増刊 2024年キネマ旬報ベスト・テン発表号』です。この号では、日本映画、外国映画の全ランキングやベスト・テン選者の選評などが特集されており、映画ファンにとっては見逃せない内容となっています。
特に注目すべき点は、どの選考委員がどの作品に投票をしたのかが明らかになることです。また、日本映画の1位から123位、外国映画の1位から162位までの全ランキングが発表されるため、あなたのお気に入りの作品が何位に入っているか確認することができます。映画ファンにとっては、必携の一冊となるでしょう。
招待状付き特別号の販売
ベスト・テン発表を記念して、表彰式の招待状が付いた「キネマ旬報2月号増刊 ベスト・テン発表号」が数量限定で販売されます。取扱い映画館や書店は以下の通りです。
地域 | 取扱い映画館 | 取扱い書店 |
---|---|---|
宮城県 | フォーラム仙台 | – |
福島県 | イオンシネマ福島 | – |
埼玉県 | イオンシネマ越谷レイクタウン | – |
東京都 | 新宿シネマカリテ、新文芸坐、アップリンク吉祥寺、ラピュタ阿佐ヶ谷、イオンシネマ板橋、イオンシネマシアタス調布 | 紀伊國屋書店新宿店、三省堂書店有楽町店、東京堂書店、ジュンク堂書店池袋店、書泉グランデ、書泉ブックタワー |
神奈川県 | イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマ港北ニュータウン | 有隣堂横浜西口店 |
愛知県 | イオンシネマ・ワンダー、イオンシネマ大高 | – |
京都府 | イオンシネマ京都桂川 | – |
大阪府 | テアトル梅田、イオンシネマ四條畷 | – |
岡山県 | イオンシネマ岡山 | – |
香川県 | イオンシネマ綾川 | – |
福岡県 | kino cinema天神 | – |
この特別号は、映画ファンにとって貴重なアイテムとなるため、ぜひお見逃しなく。
キネマ旬報ベスト・テンの歴史
キネマ旬報は、1919年に創刊され、映画界で最も歴史ある雑誌の一つとなっています。初めてのキネマ旬報ベスト・テンの選出は1924年度に行われ、その後も継続的に選出され続けています。
キネマ旬報ベスト・テンの特徴としては、世界的に見ても非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で98回を数えます。アメリカのアカデミー賞が2025年で第97回となることからも、その歴史的な意義が伺えます。
この賞は、映画を多く見ている者に厳しく限定された選考者によって選ばれ、その年齢や所属も多様であるため、映画界の実勢を反映する中立的で信頼に足る映画賞として評価されています。
部門 | 受賞作品・受賞者 |
---|---|
日本映画ベスト・テン第1位 | 「夜明けのすべて」 |
外国映画ベスト・テン第1位 | 「オッペンハイマー」 |
文化映画ベスト・テン第1位 | 「正義の行方」 |
日本映画監督賞 | 三宅唱 |
主演女優賞 | 河合優実 |
主演男優賞 | 松村北斗 |
以上の内容から、2024年の第98回キネマ旬報ベスト・テンは、映画ファンにとって重要なイベントであり、受賞作品や個人賞は今後の映画界においても注目されることでしょう。映画の魅力を再確認する機会となることを期待しています。
参考リンク: