2025年春公開予定！映画『80年後のあなたへ』とZIP-FMの協力で描く未来の平和

「私の卒業 プロジェクト」第6期映画『80年後のあなたへ』の概要

2025年春に公開予定の映画『80年後のあなたへ』は、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業 プロジェクト」の第6期作品です。このプロジェクトは、2020年に制作プロダクション「The icon」と大手出版社「小学館」によって立ち上げられ、今年で6年目を迎えます。映画は、愛知県の東邦高校の生徒たちが制定した「なごや平和の日」をテーマに、未来の平和について考える青春群像劇として制作されています。

本作では、戦後80年という重要な節目に、何を未来に残したいのかを問い直し、登場人物たちがそれぞれの思いを胸に一歩を踏み出す姿が描かれます。ZIP-FMが全面協力することにより、ラジオを通じたコミュニケーションや表現方法が重要な要素として取り入れられています。

ZIP-FMの全面協力とキャスト出演

株式会社ZIP-FMは、このプロジェクトに賛同し、全面的に協力することを発表しました。具体的には、映画の中でラジオ局が舞台となるシーンをZIP-FMのスタジオや制作フロアで撮影します。また、ZIP-FMのナビゲーターである高木マーガレットが本人役で出演することが決定しています。

高木マーガレットは、映画に対する思いを次のように語っています。「普段はラジオを通じて声で想いを届けていますが、今回は映像を通じてZIP-FMの雰囲気を感じてもらえることを嬉しく思います。私自身、祖父母が戦争を経験し、戦争の重さを感じてきました。この映画が、戦争や平和、未来への継承について考えるきっかけになれば幸いです。」

映画『80年後のあなたへ』のストーリーとキャスト

映画『80年後のあなたへ』のあらすじは、昨年2024年5月14日に東邦高校の生徒たちが制定した「なごや平和の日」を参考に、未来の平和について考えるストーリーです。平和の日が制定されたものの、果たしてそれで良いのかと疑問を抱く生徒会長の女の子や、彼女に想いを寄せる男の子、戦争の影響を受けた街に住む女の子と元野球部員の恋物語など、7人の登場人物を中心に物語が展開します。

この作品には、過去最高の1,300人以上の応募者から選ばれた23名のキャストが出演します。メインキャストには、以下のような若手俳優たちが名を連ねています：

• 渡邉このみ（第35回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞）
• 中川翼（映画『僕だけがいない街』やドラマ『モンスター』出演）
• 向井怜衣（Popteen専属モデル）
• 岩崎碧
• 滝口芽里衣（Seventeenモデル）
• 皆瀬翔（ドラマ『下剋上球児』出演）
• 村上なずな（non‐no専属モデル）

これらの若手俳優たちが、未来の平和について考える物語の中でどのような演技を見せるのか、期待が寄せられています。

「私の卒業 プロジェクト」の背景と意義

「私の卒業 プロジェクト」は、若手俳優の登竜門として知られるプロジェクトであり、芸能事務所への所属・非所属を問わず、14歳から24歳の若者を対象に参加者を募集しています。これまでに4500人を超える応募があり、特にZ世代からの支持を集めています。

このプロジェクトの特長は、監督や脚本家が直接指導するワークショップによって、俳優育成に力を入れている点です。多くの若手俳優がこのプロジェクトから巣立ち、幅広く活躍しています。また、地方創生をテーマにしており、各自治体との協力によって地域に密着した映像作品を制作しています。

これまでのプロジェクトでは、茨城県笠間市、長野県千曲市、静岡県伊東市、広島県福山市、新潟県新潟市燕市など、さまざまな地域で制作が行われてきました。今回の第6期プロジェクトでは、愛知県名古屋市と犬山市が舞台となり、地域の方々の協力を得て制作が進められています。

映画『80年後のあなたへ』のまとめ

映画『80年後のあなたへ』は、若者たちが未来の平和について考える姿を描いた作品であり、ZIP-FMの全面協力によってラジオの要素が取り入れられています。高木マーガレットをはじめとするキャストたちが、戦後80年という節目に何を未来に残すべきかを問いかける青春群像劇に挑みます。

以下に、本記事で紹介した内容を整理しました。

このように、映画『80年後のあなたへ』は、未来に向けた重要なメッセージを持つ作品として、多くの人々に感動を与えることが期待されています。