ZoomARTプロジェクトが2月10日に日本刀のRWA化開始、新たな文化財保護モデルを提案

日本刀RWA化開始

開催日:2月10日

日本刀RWA化開始
ZoomARTプロジェクトって何をするの?
ZoomARTプロジェクトは、文化財をRWA化してトークン化し、持続可能な保護と継承を目指す新しい文化財保護モデルを提案しています。
日本刀のRWA化ってどういうこと?
日本刀をブロックチェーン技術でトークン化し、資金調達を可能にすることで、持続的な保全と継承を実現する取り組みです。

アート×RWAで新たな文化財保護モデルを提案するZoomARTプロジェクト

株式会社between the arts(本社:東京都中央区、代表取締役:大城 崇聡)は、ZoomART Foundation(本社:Republic of Panama、代表:Julia Martinez)との業務提携を締結し、RWA化(Real World Asset:現実資産のトークン化)を通じて文化資産の新たな活用を目指すZoomARTプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、文化財を持続可能に保護・継承するための新しい市場の創出を目指しています。

現在、ZoomARTプロジェクトにおけるコレクション資産管理サービス「COLLET」で管理されているRWA化された現物資産の運用額は40億円を突破しました。この成果は、文化財の持続可能な運用を支える重要なステップであり、今後の展開に期待が寄せられています。

アート×RWAでアートの新たな運用を提案するZoomARTプロジェクトが、運用額40億円突破。新たに日本刀のRWA化を開始。「新しい未来の文化財保護モデル」を確立。 画像 2

日本刀のRWA化を開始

ZoomARTプロジェクトでは、特に日本刀に注目し、そのRWA化を開始しました。近年、日本の伝統文化や文化財の保全が課題となる中、日本刀は単なる工芸品やコレクターズアイテムではなく、職人の技術、歴史、文化を受け継ぐ貴重な存在です。しかし、刀剣の維持・修復には高額な費用がかかるため、多くの名刀が適切な管理を受けられず、散逸や海外流出のリスクにさらされています。

この問題を解決するため、ZoomARTプロジェクトはブロックチェーン技術を活用して日本刀の価値をRWAトークンとして可視化・流通させることを目指しています。これにより、資金調達が可能となり、持続的な保全と継承が実現されると期待されています。さらに、日本刀の伝来の歴史をRWA化することで、ブロックチェーン上にその歴史的価値を刻むことができます。

アート×RWAでアートの新たな運用を提案するZoomARTプロジェクトが、運用額40億円突破。新たに日本刀のRWA化を開始。「新しい未来の文化財保護モデル」を確立。 画像 3

RWA化された日本刀の管理とメンテナンス

RWA化された日本刀は、株式会社between the artsが指定する環境下で厳重に管理され、定期的にメンテナンスが行われます。これにより、刀剣の状態を常に最適に保つことが可能となります。

以下は、RWA化された日本刀の一部の紹介です。

  • 吉岡一文字
       時代:古刀(鎌倉時代)
       位列:最上作
       鑑定区分:特別保存刀剣
  • 越前康継
       時代:新刀
       位列:最上作
       鑑定区分:重要刀剣

ZoomART Foundationとbetween the artsの事業内容

ZoomART Foundationは、2023年5月4日に設立され、アートを中心としたコレクションをバックアセットにトークンを発行するRWAプロジェクトを展開しています。アジアを中心とした美術倉庫と提携し、顧客の長期保有を目的としたコレクションを対象にNFT・トークン化を行っています。発行されたトークンは、コレクションの長期的な価値向上を目的として、預入した顧客を中心に美術倉庫やパートナーなど、エコシステム全体で運用されています。

一方、株式会社between the artsは、2020年1月14日に設立され、コレクションマネジメントプラットフォーム事業を展開しています。具体的には、コレクション資産管理サービス「COLLET」の企画・開発・運営や、アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」の企画・開発・運営を行っています。

まとめ

ZoomARTプロジェクトは、日本刀のRWA化を通じて新しい文化財保護モデルを確立し、持続可能な文化財継承システムを構築することを目指しています。RWA化された日本刀は、ブロックチェーン技術を用いてその価値を可視化し、適切な管理とメンテナンスが行われることで、文化財の保護に寄与します。

以下は、この記事で紹介した内容のまとめです。

項目 詳細
プロジェクト名 ZoomARTプロジェクト
運用額 40億円突破
RWA化対象 日本刀
管理方法 指定環境下での管理、定期メンテナンス
関係企業 ZoomART Foundation、株式会社between the arts
ウェブサイト ZoomART Foundation

このように、ZoomARTプロジェクトは文化財保護の新たな可能性を示し、今後の展開に注目が集まります。

参考リンク: