Antlerが7社に出資決定!次回プログラムは4月7日開始、日本から世界へ
ベストカレンダー編集部
2025年2月11日 11:43
Antler出資決定
開催日:4月7日
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Antler Residency in Japan – Batch 3 – 出資決定企業の紹介
2025年2月11日、アーリーステージに特化したグローバルベンチャーキャピタルAntler株式会社は、「Antler Residency in Japan – Batch 3 -」を通じて、7社に対する出資を決定しました。これらの企業は、社会課題にインパクトを与えることを目指し、各分野での革新を追求しています。出資額はそれぞれ2,800万円であり、プレシードラウンドにおいて資金調達の機会を提供します。
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出資企業の詳細
以下に、出資が決定した7社の詳細を紹介します。
- ニヒンメディア株式会社
医療用のAIアシスタント「MedGen Japan」を開発し、日本のヘルスケアエコシステムに信頼と効率をもたらすことを目指しています。創業メンバーは医師と連携し、最先端のAI技術を駆使して医療情報の収集・提供モデルを構築します。 - ShelterOne
災害時の避難所環境を改善する資機材統合運用プラットフォームを提供。平時には備蓄網の管理を行い、災害時には迅速な避難所設営を実施します。 - 株式会社I.W.G
医療AIとヘルスケアITにおけるデータ共有の革新を目指すクラウドベースのプラットフォーム「DOCloud」を開発。シームレスで使いやすいシステムを提供します。 - ModAstera株式会社
医療業界のAI導入におけるコストと複雑さを改善する「ModAstera」を開発。AIワークフロー全体を簡素化し、導入の課題を克服します。 - Vlightup株式会社
衛星測位情報を活用したコンプライアンス・ソリューション「TRUSTAUTHY」を開発。暗号資産取引の安全性を強化します。 - Acsiryo株式会社
自動遠隔医療プラットフォーム「サテライトヘルスステーション」を提供。地域の診療所と専門医が連携し、患者中心のケアを実現します。 - Orbitorus
人工衛星の再利用を目指し、宇宙インフラとしての活用を図るソリューションを提供します。
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プログラムの進化と応募状況
今回の「Antler Residency in Japan – Batch 3 -」は、英語で開催されるプログラムに進化し、国内外から1,000人に迫る過去最大の応募者を集めました。選ばれた69名の起業家は、10週間のプログラム期間中に出資判断を受け、目覚ましい進捗を見せました。このプログラムでは、日本人起業家と海外起業家による混合チームが多く見られ、より多様性に富んだスタートアップが創出されています。
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プログラムの特徴
Antler Residencyは、創業前の起業家だけでなく、既に創業している企業にも資金調達の機会を提供します。以下のような特徴があります。
- 10週間のフルコミットプログラム
- チームビルディングから事業アイディアの検証まで包括的に支援
- グローバル展開を目指すスタートアップの育成
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次回プログラムの開催情報
第4回目の「Antler Residency in Japan」は、2025年4月7日より開催されます。日本から世界を目指す起業家の皆様は、この機会にぜひご応募ください。
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Antler Residencyの実績
Antler Residencyは、全世界27都市で展開されており、これまでに280,000人以上が応募し、12,000人以上の創業者を輩出しています。1,400社以上のスタートアップへの投資実績があり、起業家の成長を支援しています。
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まとめ
今回のプログラムを通じて出資が決定した企業は、各々が社会課題解決に向けた革新的なアプローチを持ち、今後の成長が期待されます。以下に、出資企業の情報をまとめました。
企業名 | ミッション | 代表者 |
---|---|---|
ニヒンメディア株式会社 | 医療用AIアシスタントの開発 | Manjunatha Chandrappa |
ShelterOne | 災害時の避難所環境の改善 | 児島 功 |
株式会社I.W.G | 医療AIとデータ共有の革新 | Xiaoyan Zhou |
ModAstera株式会社 | 医療業界のAI導入の簡素化 | Joshua Owoyemi |
Vlightup株式会社 | コンプライアンス・ソリューションの提供 | 皆本 祥男 |
Acsiryo株式会社 | 自動遠隔医療プラットフォームの提供 | 井川 太介 |
Orbitorus | 人工衛星の再利用の推進 | David Chew |
このように、Antler Residencyは日本におけるスタートアップの成長を支援し、社会に貢献する企業の育成を目指しています。今後の展開が期待される中、次回のプログラムにも多くの応募が集まることが予想されます。
参考リンク: