2025年1月の仮想通貨保有状況調査、ビットコインが日本で圧倒的人気
ベストカレンダー編集部
2025年2月11日 11:50
仮想通貨保有調査結果
開催日:1月1日
日本国内の仮想通貨保有実態調査の結果
株式会社GOODREIが実施した調査により、日本国内の仮想通貨保有状況が明らかになりました。調査の結果、仮想通貨保有者の半数以上がビットコインを所有していることが判明しました。この調査は、2025年1月に行われ、12,043人の一般消費者を対象にWebアンケート形式で実施されました。
調査の結果は、仮想通貨市場の拡大や規制整備の進展を受けたものであり、今後の市場の動向を探る上でも重要なデータとなります。
調査の背景と目的
近年、日本国内における仮想通貨市場は着実に拡大を続けています。特に、国内取引所の規制整備が進み、安全性や利便性の向上が図られたことで、個人投資家だけでなく機関投資家の参入も増加しています。また、ビットコインETFの国内解禁に向けた動きが報じられており、仮想通貨投資がより身近なものとなることが期待されています。
このような状況を踏まえ、GOODREIは日本国内に特化した仮想通貨の保有実態を明確化するために調査を実施しました。
調査結果の詳細
調査結果は以下のように整理されます。
1. 仮想通貨の保有状況
全体として、回答者の13%が仮想通貨を保有していることがわかりました。性別による差異もあり、男性が15%に対して女性は7%という結果が出ています。
年代別に見ると、20代と30代が最も多く、19%が仮想通貨を保有しています。一方、40代以降は保有割合が年齢とともに低下し、60代以上では7%にとどまっています。
| 年代 | 保有率 |
|---|---|
| 20代 | 19% |
| 30代 | 19% |
| 40代 | 低下傾向 |
| 50代 | 低下傾向 |
| 60代以上 | 7% |
2. 保有している仮想通貨の種類
仮想通貨を保有している人に限定して、保有している仮想通貨の種類を調査した結果、ビットコインが圧倒的多数で過半数を占める結果となりました。具体的には、ビットコイン、リップル、イーサリアムの上位3種で全体の73%を占めており、仮想通貨の保有はかなり偏っていることが明らかになりました。
| 仮想通貨 | 保有率 |
|---|---|
| ビットコイン | 過半数 |
| リップル | 未具体化 |
| イーサリアム | 未具体化 |
3. 利用している仮想通貨の取引所
仮想通貨の取引所についても調査が行われました。その結果、利用している取引所はビットフライヤーが20%、コインチェックが19%と、各取引所の利用状況はかなりの僅差となっています。上位に挙がったのは国内の取引所であり、日本国内では海外の取引所を利用している人が少ないという実態が見えてきました。
| 取引所名 | 利用率 |
|---|---|
| ビットフライヤー | 20% |
| コインチェック | 19% |
| ビットバンク | 5% |
| DMMビットコイン | 4% |
| ビットポイント | 3% |
| バイナンス、コイントレード、ビットトレード、バイビット | 各1% |
調査概要
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査目的: 日本国内の仮想通貨保有状況の把握
- 調査時期: 2025年1月
- 調査方法: Webアンケート
- 対象者: 日本国内の一般消費者(20代以上)
- 回答者数: 12,043人
- 平均年齢: 52歳
- 男女比: 男性75%、女性25%
株式会社GOODREIについて
株式会社GOODREIは、デジタル遺品整理と暗号資産の復元を専門に扱う企業です。個人と中小企業のデジタル資産管理を安心・安全にサポートしています。デジタルフォレンジックの専門知識を活用し、価値あるデジタルデータの保護と継承を実現します。
また、仮想通貨ウォレットの復元や、パソコン・スマートフォンなどのパスワード解除にも対応し、失われた重要な情報の回復をお手伝いしています。
主な実績
株式会社GOODREIの主な実績には以下が含まれます。
- Bitcoin (BTC) 復元: Blockchain.comウォレットの二段階認証エラーでアクセス不能になった約300万円相当のBitcoinを復元。
- Cardano (ADA) 復元: アクセス不能なDaedalusウォレットから約200万円相当のCardano (ADA)を復元。
- Ripple (XRP) 復旧: 閉鎖されたウェブウォレットから約20万円相当のRipple (XRP)を復旧。
- アルトコインやNFTの復元: MetaMaskウォレット内のアルトコインやNFTを復元。
まとめ
GOODREIの調査結果から、日本国内における仮想通貨の保有状況やトレンドが明らかになりました。特に、ビットコインの圧倒的人気や、年代別・性別による保有状況の違いが浮き彫りになりました。また、利用している取引所の状況も国内に偏っていることが分かりました。
以下に、調査結果の要点をまとめます。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 仮想通貨保有者の割合 | 13% |
| ビットコイン保有者の割合 | 過半数 |
| 利用している取引所 | ビットフライヤー 20%、コインチェック 19% |
| 調査対象者数 | 12,043人 |
| 平均年齢 | 52歳 |
この調査は、今後の仮想通貨市場の動向を考える上で非常に重要なデータを提供しており、今後の市場展開に注目が集まります。
参考リンク: