2025年3月2日開催!羽田で体験する特別な茶の湯イベント「世界を旅する茶室」

世界を旅する茶室

開催日:3月2日

世界を旅する茶室
モバイル茶室って何が特別なの?
モバイル茶室は、1時間で組み立て・解体可能な茶室で、宮大工の技術とサステナブルな設計が特徴です。
イベントではどんな体験ができるの?
2025年3月2日、羽田で茶道家の保科眞智子氏による茶の湯体験と希少な抹茶を味わえます。

「モバイル茶室」を用いた特別な茶の湯レセプションイベントの開催

2025年3月2日(日)、羽田エアポートガーデンにて、1日限りのスペシャル茶の湯レセプションイベント「世界を旅する茶室」が開催されます。このイベントは、株式会社花升木工が主催し、国際的に活躍する茶道家の保科眞智子氏と、伝統建築技術を継承する宮大工棟梁である市川晶麻氏が共同で実現するものです。

この特別なイベントでは、参加者は宮大工の技術を駆使した組み立て式の「モバイル茶室」で、特別な一服を楽しむことができます。日本の伝統文化を体感できるこの機会に、ぜひ参加してみてください。

宮大工の伝統建築技術を駆使した組み立て式「モバイル茶室」を用いた茶の湯レセプションイベントを世界の空の玄関口・羽田エアポートガーデンにて開催 画像 2

「モバイル茶室」とは

「モバイル茶室」とは、わずか1時間で組み立て・解体ができるサステナブルな組み立て式の茶室です。この茶室は、宮大工の棟梁と茶の湯を愛する女将が、素晴らしい日本の木造技術と茶の湯、抹茶という伝統文化を世界に広めたいという思いから8年前に誕生しました。

「モバイル茶室」は、2019年にパリ国際展示会で行われた茶会をきっかけに、世界中から注目を集めました。狭い通路に設置された畳2帖の茶室での茶の湯体験は、多くのバイヤーを惹きつけ、茶室と抹茶の魅力を広めることに成功しました。

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「モバイル茶室」の特徴

  • OLD&NEWの融合:宮大工の伝統技術とサステナブルなコンセプトが融合した未来志向のプロジェクト。
  • 持ち運びの容易さ:1時間以内で組み立て・解体ができ、国内外どこへでも持ち運べる。
  • 軽量かつ耐久性:都市部から自然環境まで、あらゆる場所に設置可能で、日本文化を体感できる空間を提供。
宮大工の伝統建築技術を駆使した組み立て式「モバイル茶室」を用いた茶の湯レセプションイベントを世界の空の玄関口・羽田エアポートガーデンにて開催 画像 4

レセプションイベントの詳細

レセプションイベントの概要は以下の通りです。

項目 詳細
イベント名 世界を旅する茶室
開催日時 2025年3月2日(日)11時~16時
会場 羽田エアポートガーデン グランドホワイエエリア(羽田空港国際線ターミナル隣接)
内容 モバイル茶室での茶の湯体験(お土産付き)
参加費 プレミアム席(予約制)15,000円(45名様限定)
参加申し込み こちらからチケット購入

このレセプションイベントでは、バイリンガル茶道家である保科眞智子氏による茶道体験が行われます。参加者は、希少な「白栲」という極上の抹茶を楽しむことができます。また、特製和菓子「むすび旅」も用意されており、茶道の魅力を存分に味わうことができるでしょう。

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保科眞智子氏と花升木工社寺建築について

保科眞智子氏は、茶道を通じて日本文化を次世代へ受け継ぐ国際的な茶人です。彼女は日英バイリンガルであり、「茶蓮」を主宰し、国内外で日本文化の魅力を発信しています。ウェブサイトはこちらです。

一方、花升木工社寺建築は、日本が誇る宮大工の伝統技術を守り続ける企業です。神社仏閣や文化財の修復、数寄屋茶室の制作を手掛け、次世代の職人育成にも力を入れています。代表取締役の市川晶麻氏は、現役の宮大工職人であり、弟子の育成にも取り組んでいます。

宮大工の伝統建築技術を駆使した組み立て式「モバイル茶室」を用いた茶の湯レセプションイベントを世界の空の玄関口・羽田エアポートガーデンにて開催 画像 6

「モバイル茶室」の社会的意義

「モバイル茶室」は、宮大工の技術を次世代へつなぐ文化継承の取り組みとして重要な役割を果たしています。具体的には、次のような目的があります。

  1. 宮大工の技術をつなぐ:次世代の職人や文化の担い手を育成し、持続可能な形で日本の伝統を未来へつなぎます。
  2. 森林と里山を守る:日本の美しい木を間近で感じ、森林保護への意識を高める。
  3. 日本文化を国内外へ発信:本物の文化体験を提供し、日本文化の本質に触れる機会を創出します。

さらに、「モバイル茶室」は日本の森林が抱える危機や、宮大工の技術継承の課題に対する解決策としても機能しています。日本の森林は、間伐が進まないことで健康を損なっています。また、宮大工の担い手が減少している現状に対し、茶室を通じて技術の継承を促進しています。

宮大工の伝統建築技術を駆使した組み立て式「モバイル茶室」を用いた茶の湯レセプションイベントを世界の空の玄関口・羽田エアポートガーデンにて開催 画像 7

まとめ

2025年3月2日に羽田エアポートガーデンで開催される「世界を旅する茶室」は、宮大工の伝統技術と茶道文化を体感できる貴重な機会です。モバイル茶室を通じて、日本の美しい文化や技術を感じ、次世代へとつなげるための取り組みをぜひ体験してください。

イベント名 開催日時 会場 参加費
世界を旅する茶室 2025年3月2日(日)11時~16時 羽田エアポートガーデン グランドホワイエエリア プレミアム席(予約制)15,000円

このように、モバイル茶室は単なる茶室ではなく、未来の日本文化を支える重要な役割を果たしています。ぜひ、この機会に参加して、日本の伝統文化を体感してみてください。

参考リンク: