2月12日開催「ありがとうの手紙コンテスト2024」SDGs賞新設で地域とつながる
ベストカレンダー編集部
2025年2月12日 10:34
ありがとうの手紙表彰式
開催日:2月12日

SDGs賞を新設した「ありがとうの手紙コンテスト2024」
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、地域社会とともにこどもたちの成長を応援するため、2009年度から「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」を開催しています。2024年度のコンテストでは、身近な人への感謝だけでなく、自然や環境、住みやすい街への感謝の気持ちを表現する作品が増えたことを受けて、新たに「SDGs賞」を設けました。
このコンテストは、こどもたちが感謝の気持ちを手紙という形で表現し、地域社会とのつながりを深めることを目的としています。16回目となる2024年度は、ジャーナリストの池上彰氏を審査員長とし、文部科学大臣賞や最優秀作品賞などの各賞を決定しました。また、受賞者が在籍する学校にはファミリーマートの社員が訪問し、表彰式を実施しました。

受賞作品の紹介
2024年度の「文部科学大臣賞」は、東京都にある国立学園小学校の田中夢乃さんによる「伝え続けてくれる人へ」に授与されました。この作品は、平和への強い思いと戦争体験を語り継ぐ方々への深い共感が表現されています。
田中さんは、広島での被爆者の方のお話を聞き、平和の大切さを感じたことを手紙に込めました。受賞の喜びを語る田中さんは、「核兵器の恐ろしさを多くの人に知ってもらいたい」と強い意志を持っています。

文部科学大臣賞受賞者の声
田中夢乃さんは、「受賞できたことは本当にうれしいです。多くの人に私の考えが届くことを願っています。これからも平和について考え、行動していきたいです」と語りました。

新設された「SDGs賞」の意義
新たに設けられた「SDGs賞」は、こどもたちがより良い未来を考えるきっかけを提供することを目的としています。近年、こどもたちの作品は身近な人への感謝だけでなく、自然や環境、住みやすい街など、幅広い対象に向けられています。
この賞は、将来がより良い社会になることが期待される作品を称えるものであり、こどもたちの感謝の気持ちを大切にする活動の一環です。受賞作品には、関東1ブロックでSDGs賞を受賞した浦野恵奈さんの「お肉さんへの手紙」があります。

SDGs賞受賞者の声
浦野さんは、「みんなが当たり前に食べているお肉も、命や気持ちがあると思います。お肉を食べる前の自分の思いが、手紙を通して伝わったらうれしいです」と語り、命の尊さを感じたことを手紙に込めました。

地域とのつながりを深める表彰式
表彰式は、受賞者が在籍する小学校で行われ、地域のファミリーマート店舗も参加しました。埼玉県の朝霞市立朝霞第六小学校では、近隣のファミリーマート店舗のオーナーとマネジャーが出席し、受賞の喜びを分かち合いました。
参加者の声として、ファミリーマート朝霞本町一丁目店の佐藤オーナーと吉永マネジャーは、「地域の小学校に通う児童の受賞は本当にうれしい出来事でした。表彰式では、児童の満面の笑顔が印象的でした」と述べ、地域交流の重要性を強調しました。
学校団体賞の受賞
神奈川県の平塚市立金目小学校は、全国で唯一16年連続応募という素晴らしい実績を評価され、学校団体賞を受賞しました。特別授業を通じて、児童たちは感謝の気持ちを言葉にすることの大切さを学び、最優秀作品賞を受賞した山下周音さんは、おばあちゃんへの感謝の手紙を書きました。
審査員長池上彰氏の講評
審査員長の池上彰氏は、こどもたちの感謝の対象が自然や地球にまで広がっていることに触れ、教育の重要性を強調しました。手紙の中には、日頃の感謝の気持ちや人とのつながりが表現されており、温かい人間関係を築く力となることを期待しています。
まとめ
賞 | 受賞者 | 作品名 | 内容 |
---|---|---|---|
文部科学大臣賞 | 田中夢乃さん | 伝え続けてくれる人へ | 平和の大切さを伝える作品 |
SDGs賞 | 浦野恵奈さん | お肉さんへの手紙 | 命の尊さを伝える手紙 |
学校団体賞 | 平塚市立金目小学校 | — | 16年連続応募の実績 |
このように、ファミリーマートの「ありがとうの手紙コンテスト2024」は、こどもたちの感謝の気持ちを育む貴重な機会となり、地域社会とのつながりを深める活動として評価されています。今後もこのような取り組みが続けられることで、子どもたちの成長と地域の絆がさらに強まることが期待されます。
参考リンク: