神姫観光が2月12日からSELFBOT導入、AIで問い合わせ対応を効率化
ベストカレンダー編集部
2025年2月12日 14:44
SELFBOT導入開始
開催日:2月12日
神姫観光、高速バス利用者への案内に生成AI連携「SELFBOT」導入
SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見 臣司)は、神姫観光株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役:兵働 忠志)に対し、生成AIチャットボット「SELFBOT」を導入しました。この取り組みは、高速バス利用者からの問い合わせ対応を効率化することを目的としています。具体的には、神姫観光が展開するLIMONのWebサイトおよびLINE公式アカウントにおいて、顧客対応を自動化し、より迅速なサービス提供を実現します。
導入の背景と目的
神姫観光は、神姫バス株式会社のグループ企業として、貸切バスや旅行サービスを提供しています。特に、LIMON事業ではインバウンド向けのツアーや、かに・スキーツアーなどの企画・販売、高速路線バスや周遊バスの運行を行っています。
この度の「SELFBOT」導入の背景には、夜間や休日に集中する問い合わせへの対応が挙げられます。神姫観光は、従来のコールセンターを廃止し、LINEを通じた気軽な問い合わせ環境を整備していましたが、複雑な質問に対しては人力での対応が必要でした。そこで、さらなる自動化を図るために「SELFBOT」の導入を決定しました。
SELFBOTの特徴と利点
「SELFBOT」は、生成AIを活用した高精度のチャットボットで、以下のような特徴を持っています。
- 高精度の自動応答: RAG(検索拡張生成)技術を用いることで、自然で正確な自動応答が可能です。
- 簡単な運用: シナリオやQ&Aの作成が不要で、最小限の作業負担で稼働します。
- 多様なプラットフォーム: WebサイトやLINE公式アカウントなど、様々なプラットフォームに対応可能です。
これにより、神姫観光は多種多様なお問い合わせに対し、24時間体制で迅速に対応できるようになりました。
神姫観光のコメント
神姫観光の経営管理部取締役部長、酒井 一哉 様は、「お客様は迅速かつ正確な回答を求められますが、夜間や休日に集中する問い合わせに対してはスタッフの疲弊が課題でした。この課題を解決するために、SELFBOTを導入し、現在はスタッフが当社サービスの情報をAIに学習させ、対応範囲と精度の向上に努めています」と述べています。
また、今後は「忘れ物」や「外国語」にも対応できるよう、サービスの進化を図る意向も示しました。
SELFBOTの5つのポイント
SELFBOTは、以下の5つのポイントにより、顧客対応の質を向上させています。
- 高精度の回答: 独自のRAG技術によって、ハルシネーションを抑制し、高い回答精度を実現。
- 使いやすい管理画面: 専用の管理画面から簡単に導入・運用が可能。
- セキュリティ対策: 個人情報の入力制限機能や入力文字数制限機能を備え、安全に利用できる環境を提供。
- 多彩なUI: Webサイトへの設置や、専用画面での利用が可能で、導入目的に応じたUIを選択できます。
- 多様な環境での利用: Microsoft TeamsやSlackなど、多様なビジネスツールと連携可能。
これらの特長により、SELFBOTは多くの企業や自治体、教育機関において、カスタマーサポート業務の自動化に利用されています。
無料体験セミナーの実施
SELF株式会社では、SELFBOTの無料体験セミナーを定期的に開催しています。興味のある方は、まずは体験してみることをお勧めします。詳細は以下のリンクからご確認ください。
企業概要
神姫観光株式会社の所在地は兵庫県姫路市西駅前町1番地で、1997年11月20日に設立されました。代表は兵働 忠志氏で、公式ウェブサイトはこちらです。
一方、SELF株式会社は東京都新宿区に本社を構え、2014年11月に設立されました。代表は生見 臣司氏で、公式ウェブサイトはこちらです。
まとめ
神姫観光が導入した生成AIチャットボット「SELFBOT」は、夜間や休日に集中する問い合わせに対して、迅速かつ正確な回答を提供することで、顧客満足度の向上を図っています。この取り組みによって、神姫観光は今後もさらなるサービスの進化を目指していくでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
導入企業 | 神姫観光株式会社 |
導入日 | 2025年2月12日 |
導入目的 | 問い合わせ対応の効率化 |
主な機能 | 高精度の自動応答、使いやすい管理画面、セキュリティ対策 |
公式ウェブサイト | SELFBOT公式サイト |
このように、SELFBOTの導入によって、神姫観光は顧客サービスの質を向上させ、より多くの利用者に満足してもらえる環境を整えていることがわかります。
参考リンク: