アドビ、Acrobat AIアシスタントの日本語版を2月12日より提供開始
ベストカレンダー編集部
2025年2月12日 14:49
Acrobat AI提供開始
開催日:2月12日
アドビが「Acrobat AIアシスタント」の日本語版を一般提供開始
アドビ株式会社は、2025年2月12日10時00分に、Adobe Acrobatの生成AI機能「Acrobat AIアシスタント」の日本語版の一般提供を開始したことを発表しました。この新機能により、日本語のユーザーインターフェースを通じて、ユーザーは日本語ドキュメントの読み込みが可能となります。さらに、Acrobat AIアシスタントは、ドキュメントの内容に関する要約や質問への回答、インテリジェントな引用、コンテンツの生成とスムーズな共有が可能になることが期待されています。
Acrobat AIアシスタントは、Adobe Acrobat ReaderおよびAdobe Acrobatのデスクトップ版、webアプリ、モバイル版アプリ、ブラウザ拡張機能で利用可能で、月額680円からの追加のサブスクリプションで全ての機能を利用できます。
Acrobat AIアシスタントの機能と利点
Acrobat AIアシスタントは、ユーザーがPDFやその他のドキュメント(Word、PowerPoint、会議の議事録など)を利用して、より生産的に作業を遂行するための強力なツールです。以下に、主な機能とその利点を詳しく説明します。
- AIアシスタント:PDFのコンテンツに基づいて、推奨される質問を提示したり、質問に対する回答を作成します。直感的な対話型インターフェイスを通じて行われるため、ユーザーは簡単に情報を引き出すことが可能です。
- 生成要約:複数または長文のドキュメントを解析し、全体要約やセクションごとの要約を生成します。信頼性の低い情報を提示することなく、PDF内にある情報のみを要約するため、安心して利用できます。
- インテリジェントな引用:アドビのカスタマイズしたアトリビューションエンジンを使用して、引用を生成します。ユーザーはAIアシスタントの回答の情報ソースを簡単に確認できるため、情報の信頼性が向上します。
- わかりやすいナビゲーション:クリック可能なリンクを利用して、長文ドキュメントの中から必要な情報を素早く見つけることができます。
- 利用目的に応じた文章の生成:要約された情報を、電子メール、レポート、プレゼンテーションなどの様々な形式にフォーマットすることができ、コピー&ペーストや共有も簡単に行えます。
- 顧客データの尊重:データセキュリティプロトコルによって管理されており、顧客のドキュメントの内容が同意なしに保存されることはありません。
- PDFの枠を超えて:あらゆる文書形式(Word、PowerPoint、会議の議事録など)のファイルをAIアシスタントに読み込ませて使用することができます。
業務における過去資料の活用状況
2024年にアドビが実施した調査によると、デジタル管理しているデスクワーカー400名のうち、87%が業務で過去の社内資料を参照・再利用していると回答しました。過去資料を活用する際の最大の課題としては、以下の2点が挙げられています。
- 必要な資料の検索に時間がかかる(52.4%)
- 資料内の必要な情報にたどりつけない(43.4%)
この調査結果から、社内資料をより効率的に検索し利用する方法が求められていることが明らかになっています。また、AIによる業務効率化が期待される一方で、安全性や情報の正確性に関する懸念も存在しています。
アドビの取り組みと信頼性
アドビ株式会社 Document Cloudのシニアプロダクトマーケティングマネージャーである立川太郎氏は、次のように述べています。「Acrobat AIアシスタントを使ってドキュメントと対話できるようになることで、誰もがより生産性の高い業務ができるようになります。生成AIは、大量の文書から必要な情報を素早く見つけ出し、新しい発見を得たり、さらにコンテンツを作成するのに役立ちます。また、生成される情報には引用元が表示されるので、情報の正確性を確認しながら安心してご利用いただけます。」
PDFは、個人や組織が最も重要な情報を保持するフォーマットであり、アドビはPDFの標準を長年にわたり維持しています。Acrobat AIアシスタントは、Liquid Modeと同じ人工知能と機械学習モデルを活用し、PDFの構造と内容を理解することで、アウトプットの品質と信頼性を高めています。さらに、アドビのAI倫理プロセスに準拠して開発されており、ユーザーが安心して利用できる環境を提供しています。
価格と提供時期
Acrobat AIアシスタント(日本語版)は、無料のAdobe Acrobat Readerおよび有料の個人向けAdobe Acrobatにおいて、月額680円からの追加のサブスクリプションを通じて本日から利用可能です。デスクトップ版、webアプリ、モバイル版アプリ、ブラウザ拡張機能で利用でき、モバイル版アプリは音声コマンドにも対応しています。
Acrobat AIアシスタントの使い方やユースケースの詳細については、アドビブログでも紹介されています。詳細な情報は、アドビの公式ウェブサイトで確認できます。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| AIアシスタント | PDFのコンテンツに基づく質問の提示と回答作成 |
| 生成要約 | 長文ドキュメントの要約生成 |
| インテリジェントな引用 | 回答の情報ソースを確認可能 |
| わかりやすいナビゲーション | クリック可能なリンクで情報を素早く検索 |
| 文章の生成 | 要約情報を様々な形式にフォーマット |
| 顧客データの尊重 | データセキュリティプロトコルによる管理 |
| PDFの枠を超えて | あらゆる文書形式のファイルを読み込み可能 |
以上のように、アドビの「Acrobat AIアシスタント」は、業務効率化を図るための強力なツールとして、多くのユーザーに新たな価値を提供します。さまざまな機能を駆使して、ドキュメント管理の新しいスタンダードを築くことが期待されています。
参考リンク: