2月16日開催!伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムで地域活性化を学ぶ

伊勢街道シンポジウム

開催日:2月16日

伊勢街道シンポジウム
伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムって何するの?
シンポジウムでは、伊勢街道のにぎわいを取り戻すための具体的な取り組みや成果が報告され、基調講演やパネルディスカッションが行われます。
明和観光商社って何してる会社なの?
明和観光商社は、三重県明和町の観光資源を活用して地域の活性化を目指す地域DMOで、観光施策やふるさと納税支援などに取り組んでいます。

伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムの開催について

一般社団法人明和観光商社は、三重県多気郡明和町を拠点に、地域の観光資源を活かしたまちづくりに取り組んでいます。2025年2月14日に発表された内容によると、同社は令和4年から伊勢街道のにぎわいづくりに関するプロジェクトを進めており、今年度の成果を報告するシンポジウムを開催することを決定しました。このシンポジウムは、地域の歴史的資源を活用し、歩きたくなるまちづくりを目指す重要なイベントです。

シンポジウムでは、伊勢街道における具体的な取り組みや成果について報告されるほか、基調講演やパネルディスカッションも行われ、参加者は地域の歴史や文化を学ぶ機会が提供されます。

伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムを開催します 画像 2

伊勢街道の歴史と現状

伊勢街道は、かつて年間500万人が訪れたお伊勢参りの主要な道でした。この道沿いには、茶屋や土産屋、宿が立ち並び、賑わいを見せていました。しかし、鉄道の開通に伴い、参拝客が減少し、観光産業は衰退してしまいました。現在、明和町ではこのにぎわいを取り戻すために様々な取り組みが進められています。

今年度の取り組みとして、伊勢街道にある4つの物件の具体的な活用方法が検討され、宿泊施設や飲食施設の内装イメージが作成されました。さらに、歩きたくなる仕掛け作りとして体験プログラムの企画も進められています。

まちづくりファンドの設立

今回のプロジェクトでは、施設改修の実現性を高めるためのまちづくりファンドの設立も進められています。このファンドは、地域の景観形成や観光振興を目的としたもので、住民を中心とするまちづくり事業への助成や、まちづくり会社への出資を行うことを目指しています。

このような取り組みにより、地域の活性化や観光資源の保全が期待されています。

シンポジウムの詳細

伊勢街道にぎわいづくりシンポジウムは、以下の詳細で開催されます。

  • 日時:2月16日(日)13時00分〜16時00分
  • 会場:斎宮歴史博物館 講堂(〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503)
  • 料金:無料
  • 内容:
    • 伊勢街道の賑わい作り事業の成果報告
    • 基調講演
    • パネルディスカッション

シンポジウムでは、伊勢街道の賑わいづくりに関する具体的な成果や、地域の歴史を活かしたまちづくりについての知見が共有されます。参加者は、地域の活性化に向けた新たなアイデアや視点を得ることができるでしょう。

明和町の空き家問題とその背景

明和町では、世帯数が年々増加している一方で、空き家の問題が深刻化しています。2022年の調査によると、明和町全体で349件の空き家が存在し、そのうち64%に当たる224件が伊勢街道の通る斎宮・明星地区に集中しています。

空き家の増加は、所有者の転居や高齢化が主な要因とされています。この状況を解決するために、明和観光商社は地域資源を活用したまちづくりを推進し、空き家を観光資源として再生することを目指しています。

明和観光商社の役割

明和観光商社は、三重県明和町の観光地域づくりを推進する中心的な存在です。観光庁に登録されている地域DMO(Destination Management Organization)および地域商社として、観光資源や地域資源の連携を図り、地域の活性化に取り組んでいます。

具体的には、神宮ゲートウェイプロジェクトを通じて観光客の誘致や、地域の歴史文化を次世代に繋ぐための活動を行っています。また、地域住民の暮らしを豊かにするための施策にも力を入れています。

まとめ

伊勢街道のにぎわいづくりシンポジウムは、明和町の地域資源を活用したまちづくりの重要な一歩です。シンポジウムを通じて、地域の歴史や文化を学び、具体的な取り組みについての理解を深めることが期待されます。空き家問題を解決し、観光資源として再生するための取り組みは、地域の活性化に繋がる重要な施策です。

項目 詳細
シンポジウム日時 2月16日(日)13時00分〜16時00分
会場 斎宮歴史博物館 講堂
料金 無料
内容 成果報告、基調講演、パネルディスカッション
空き家の現状 349件の空き家のうち、64%が伊勢街道沿い

これらの情報をもとに、地域の観光資源を最大限に活用し、持続可能な観光地域づくりが進められることが期待されます。