3月3日から都庁で開催！モンスターハンターワイルズARイベントでXR体験

都民広場でのXR没入体験イベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」開催

東京都の「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」分科会プロジェクトに基づき、小田急電鉄株式会社は2025年3月3日から16日までの期間、東京都庁第一本庁舎と都民広場を舞台にしたAR体験イベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」を開催します。このイベントでは、最新のXR技術を駆使し、参加者がファンタジーの世界に没入できる体験が提供されます。

小田急電鉄は、2022年度より地域の魅力向上を目指し、XR体験拠点の整備やイベントの企画・運営に取り組んできました。本イベントはその集大成として位置づけられています。

イベントの概要と体験内容

本イベントでは、株式会社カプコンの協力のもと、都庁周辺で2体のモンスターが争い合う迫力のあるAR体験を提供します。参加者はスマートフォンアプリ「XR CHANNEL」を通じて、誰でも無料でこの体験を楽しむことができます。

具体的には、高精度なVPS（Visual Positioning System）技術を活用し、現実の風景にARで表現されたモンスターが溶け込む形で体験が展開されます。このような没入感を持つAR体験は、今年竣工35年を迎える東京都庁の象徴的な存在と、エンターテイメント性の高いコンテンツが融合することで、より多くの人々にXR技術を体験してもらうことを目指しています。

イベント詳細

• 日時: 2025年3月3日（月）～3月16日（日）10時～16時30分
• 場所: 東京都庁第一本庁舎前都民広場
• 体験内容: 地上48階、高さ243メートルの都庁周辺で2体のモンスターが争うAR体験（約2分）
• コラボレーション: カプコンの最新作『モンスターハンターワイルズ』とのコラボレーション

XR技術の意義と今後の展開

小田急電鉄は、建造物や風景とXR技術を組み合わせることで地域の魅力を高め、新たな体験価値を提供することを目指しています。新宿駅前にはXR特化型複合施設「NEUU」を常設し、クリエイターの活動支援やXRイベントの企画・運営を行っています。

公共の場での大規模AR体験イベントには、参加者と非参加者の安全確保や周辺エリアとの調和が求められます。本イベントを通じて得られる知見を活かし、今後はより多様なパートナーと協力しながらXR施策を展開する仕組みを構築することを目指しています。

XR CHANNELの紹介

「XR CHANNEL」は、SoVeCが開発した国内初のロケーションベースARアプリです。VPS技術を利用することで、スマートフォンのカメラ画像から位置情報を認識し、街の風景とARコンテンツが連携する新しい体験を提供します。

このアプリを通じて、参加者はリアルな環境の中でARコンテンツを楽しむことができ、より没入感のある体験を実現します。

『モンスターハンター』シリーズの魅力

『モンスターハンター』シリーズは、2004年の第1作発売以来、巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームとして多くのファンを魅了しています。シリーズ累計販売本数は1億800万本を超え、2024年には20周年を迎えます。

最新作『モンスターハンターワイルズ』では、進化したハンティングアクションと没入感を追求した究極の狩猟体験が待っています。プレイヤーは強大なモンスターの狩猟を通じて、素材を集め、より強い武器や防具を作成しながら物語を進めていきます。

作品のコンセプト

『モンスターハンターワイルズ』は、「驚天動地の、狩りがくる。」というテーマのもと、ダイナミックに変貌するフィールドと過酷な環境の中で繰り広げられる人と自然の物語を描いています。

この作品は、プレイヤーが狩猟を通じて得た素材を活用し、成長を遂げる過程を楽しむことができる内容となっています。

まとめ

今回の「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」イベントは、東京都庁という象徴的な場所で開催される初のAR体験イベントであり、XR技術の新たな可能性を示しています。参加者はスマートフォンを通じて、リアルな環境の中で迫力のあるモンスターとの遭遇を楽しむことができます。

以下に本イベントの主要情報をまとめます。

このように、XR技術を活用した新しい形のエンターテインメントが提供されることで、多くの人々に新たな体験を提供することが期待されます。