House of Protectionが新EP『Outrun You All』を5月23日にリリース！

ベストカレンダー編集部

2025年2月19日 05:42

新EP『Outrun You All』発表

開催日：5月23日

House of Protectionの新EP『Outrun You All』ってどんな内容なの？

『Outrun You All』は、エネルギッシュなサウンドと大胆な歌詞を特徴とし、ジャンルを超えた多様な音楽要素を取り入れた作品です。

新曲「Afterlife」はどんな曲なの？

「Afterlife」は、爆発的なエネルギーとテンポを落としたサウンドが融合した一曲で、電子的要素が特徴的です。

House of Protectionが新EP『Outrun You All』を発表

オーストラリアでの初ツアーを終えたばかりのHouse of Protection（ハウス・オブ・プロテクション）が、2025年5月23日に2作目となるEP『Outrun You All』をリリースすることを発表しました。今回のEPのリリースに先立ち、先行シングル「Afterlife」が本日より配信開始となりました。

この新曲は、Bring Me The Horizonの元メンバーであるJordan Fishを再びプロデューサーとして迎えたもので、彼らの特徴である爆発的なエネルギーを保ちながら、テンポを落としたサウンドが展開されています。大胆な歌詞や轟音のリフの間に電子的な要素が織り交ぜられた「Afterlife」は、House of Protectionの個性を強く打ち出す一曲となっています。

元フィーバー333メンバーの新プロジェクトのHouse of Protection（ハウス・オブ・プロテクション）が2作目EP『Outrun You All』を5月23日にリリースすることを発表画像 2

新曲「Afterlife」の魅力

「Afterlife」のミュージックビデオでは、ラバーコスチュームに身を包んだドミナトリックスが登場し、視聴者を夢のような狂騒的な映像世界へと誘います。圧倒的なビジュアルとパフォーマンスが交錯する衝撃的な作品に仕上がっています。

バンドはこの曲の制作について、「“It’s Supposed to Hurt”の次に作ったデモの2曲目だった。最初はギターのスタブとムチの音だけだった」と語り、曲に対する強い愛着を示しました。ファーストEP『GALORE』では重めのハーフタイムの楽曲を避けたものの、デビューライブを終えた後にそのサウンドのライブでの感覚が恋しくなり、JordanとNickと共にアイデアを磨き上げた結果、今ではお気に入りの一曲になったとのことです。

元フィーバー333メンバーの新プロジェクトのHouse of Protection（ハウス・オブ・プロテクション）が2作目EP『Outrun You All』を5月23日にリリースすることを発表画像 3

House of Protectionの成長と評価

昨年、House of ProtectionはデビューEP『GALORE』をリリースし、The Guardian、Kerrang!、Revolverなどの音楽メディアから高評価を受けました。結成からわずか1年にもかかわらず、ロサンゼルス（The Echo）とロンドン（The Underworld）での初公演は即完売し、世界累計で1,000万回以上のストリーミングを記録しました。

さらに、LuminateチャートではCurrent Hard Rock Albums部門で14位、Alternative New Artist Albums部門で15位にランクインし、Spotifyの「2025年注目のアーティスト」に選出されました。今月には、イギリスのメタルコアバンドArchitectsのニュー・アルバムに収録される「Brain Dead」にフィーチャリング・ゲストとして参加することも決定しており、ヘヴィ・ミュージックシーンの中でも最も注目されるアーティストの一つとなっています。

ライブパフォーマンスと今後の予定

House of Protectionは、ジャンルの枠にとらわれず自由な表現を追求し、そのライブパフォーマンスでも観客を圧倒し続けています。先月、Bad OmensとPoppyのオーストラリアツアーのメインサポートとして初の公式ツアーを行い、5公演で計25,000人以上の観客を動員しました。

今後もPoppyの「They’re All Around Us」ツアーの11公演にメインサポートとして出演が決定しており、2025年には世界各国の主要フェスティバルへの出演も予定されています。これにより、House of Protectionはさらなる成長を遂げることでしょう。

House of Protectionの背景と哲学

House of Protectionは、Stephen HarrisonとAric Improtaの二人によって結成されました。彼らは音楽業界から完全に離れる可能性があったものの、自分たちのバンドを持つことで新たな情熱を見出しました。Improtaは、「自分たちが一番好きなバンドでなければ、やる意味がない」と語り、音楽への愛を取り戻すためにこのプロジェクトを立ち上げたことを明かしています。

彼らの音楽には、アトランタのトラップ・ミュージックからUKトリップホップ、ポストパンクやオルタナティブ、スタジアム・アンセム的な楽曲、アートロック、さらには映像制作やスケートボードカルチャーまで、さまざまな要素が取り入れられています。新EP『Outrun You All』は「気持ちいいと感じたら、それをやる。そして、それが命がけであるかのようにやる」という彼らの哲学を体現した作品です。

EP『Outrun You All』の詳細

デビューEP『GALORE』を「ルールも期待もなし」にリリースしたHouse of Protectionは、『Outrun You All』で本格的にシーンへと踏み込むことになります。タイトルは、Harrisonが持つタトゥーの一つから取られており、2004年にリリースされたConvergeの名曲「Black Cloud」へのオマージュでもあります。

『Outrun You All』は、独立した強烈なメッセージを持つ作品であり、前作『GALORE』の「夜の側面」を描くコンパニオン・ピースとも言える内容です。リリースから1年足らずでNME、The Guardian、Revolverなどの音楽メディアから絶賛され、Spotifyの「2025年注目のアーティスト」にも選出された彼らの自信が反映されています。