古森茂幹氏、3月28日にナレッジワーク取締役CSO就任でAI市場展開加速

株式会社ナレッジワーク、古森茂幹氏を取締役CSOに迎える

2025年2月20日、株式会社ナレッジワーク（本社：東京都港区、CEO 麻野耕司）は、元セールスフォース・ジャパン取締役副社長の古森茂幹氏を新たに取締役CSO（Chief Sales Officer）として迎えることを発表しました。この人事は、2025年3月28日に開催される第5期定時株主総会の承認を経て正式に決定される予定です。

ナレッジワークは「できる喜びが巡る日々を届ける」というミッションのもと、セールスイネーブルメントAIを実装した「ナレッジワーク」を提供しています。このプロダクトは、営業組織の生産性向上を目指すものであり、古森氏の豊富な経験が同社の成長に寄与すると期待されています。

古森茂幹氏の経歴と役割

古森氏は、日本ヒューレット・パッカード株式会社の取締役副社長や株式会社セールスフォース・ジャパンの取締役副社長として、日本のクラウド市場を牽引してきました。彼は顧客企業の営業変革において豊富な実績を有し、その知見をナレッジワークに活かすことで、同社の営業支援活動を強化することが期待されています。

今後、古森氏はCSOとして「ナレッジワーク」を営業向けAIプロダクトとして確立し、営業組織の強化や顧客への提案を最前線で担っていく予定です。これにより、ナレッジワークは日本のAI市場における展開を加速することが見込まれています。

古森氏の就任コメントと企業理念

古森氏は就任にあたり、「営業は、お客様に最も近く、お客様を最も知れる、やりがいのある仕事です」と述べ、営業担当者にもっと仕事を楽しんでもらいたいという思いを語っています。また、彼は「Fun！！」というメッセージを掲げ、麻野CEOとの出会いを通じて「労働は苦役なりを変える」という理念に共感したと述べています。

古森氏は、「これまでの経験を活かし、ナレッジワーク社でお客様の成功と社員の成長に貢献していきたい」と強く思っており、共に学び、共に成長し、「Fun!!」を創り出していくことを目指しています。

麻野耕司CEOのコメント

ナレッジワークのCEOである麻野耕司氏は、古森氏との出会いがナレッジワークをリリースする直前の2022年3月であったことを振り返り、「営業という仕事を変革していくという気概を持っていたが、不安もあった」と述べています。その中で古森氏からの励ましの言葉が大きな支えとなったと語っています。

麻野氏は、古森氏とのタッグを組むことを大変嬉しく思っており、共に「NEW SALESの実現」に向けて挑戦していく意向を示しています。古森氏の経験と知識がナレッジワークの成長に寄与することを期待しています。

ナレッジワークの企業概要と事業内容

株式会社ナレッジワークは、「できる喜びが巡る日々を届ける」というミッションを掲げ、働く人たちのイネーブルメント（成果の創出や能力の向上）を支援するスタートアップです。主に大手企業を対象に営業支援およびセールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」を中心に開発・提供しています。

ナレッジワークは、NTTコミュニケーションズ、みずほ銀行、日清食品などの大手企業において数千名規模で導入され、セールスイネーブルメントの基盤として選ばれています。具体的な製品やサービスの内容は以下の通りです。

• セールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」
• 営業支援プラットフォームの提供
• 顧客企業に対する営業変革の支援

採用情報と今後の展望

ナレッジワークでは、セールス職種を中心に多数のポジションをオープンしています。具体的な募集職種は以下の通りです。

1. 専門役員 Principal Enterprise sales
2. アカウントセールス
3. アカウントデベロップメント

また、ビジネス職カジュアル面談も受け付けており、選考応募を検討するためのカジュアルな面談を通じて、企業の文化や価値観を理解することができます。詳細はナレッジワークの採用サイトで確認できます。

まとめ

今回の古森茂幹氏の取締役CSO就任は、ナレッジワークにとって大きな転機となるでしょう。彼の豊富な経験と知識が、同社の営業支援活動や顧客企業の営業変革に寄与することが期待されています。ナレッジワークは、今後も「できる喜びが巡る日々を届ける」というミッションを実現するため、さらなる成長を目指していくことでしょう。

このように、ナレッジワークは今後も営業支援やAI技術を駆使して、顧客企業の成功をサポートしていくことが期待されます。