NatureがEV充電をスマート化!「Nature EV Switch」が5月から提供開始
ベストカレンダー編集部
2025年2月25日 18:42
Nature EV Switch発表
開催日:5月1日

EV充電用コンセントをIoT化する「Nature EV Switch」の発表
2025年2月25日、Nature株式会社は新たに電気自動車(EV)の充電用コンセントをIoT化する「Nature EV Switch(ネイチャー イーブイ スイッチ)」を発表しました。この製品は、家庭でのEV充電をより便利で効率的にするための新たなソリューションであり、同時にパナソニック株式会社エレクトリックワークス社との業務提携契約も締結されました。
「Nature EV Switch」は、2025年5月からパナソニックの「おうちEV充電サービス」に組み込まれ、同年6月には自社展開も予定されています。これにより、EVユーザーはより簡単に充電状況をモニタリングし、充電の最適化を図ることができるようになります。

「Nature EV Switch」の機能と特徴
「Nature EV Switch」は、EV充電用コンセントと接続し、内蔵のLTE通信機能を通じてクラウドシステムと連携します。これにより、ユーザーは充電状況をリアルタイムで確認でき、最適な充電時間を設定することが可能になります。
このデバイスは、以下のような特徴を持っています:
- 充電状況のモニタリング
- EV充電の最適化
- 電気代の削減
また、設置には電気工事が必要で、外壁工事や外構工事を通じて取り付けが行われます。具体的には、壁穴を開けての埋込設置や、屋外電源コンセント支柱への設置が可能です。

パナソニックとの提携と「おうちEV充電サービス」
Natureとパナソニックは、EVユーザーにとって便利なカーライフを実現するために協力しています。パナソニックが発表した「おうちEV充電サービス」は、EV充電の管理を効率化し、電気代を削減することを目的としています。このサービスは、提携する電力会社と連携した専用プランを提供し、充電の最適化を図るものです。
「おうちEV充電サービス」において、Natureは「Nature EV Switch」のハードウェアを提供し、サービスの運営主体はパナソニックとなります。専用アプリを通じて、ユーザーは充電状況を把握することができます。

今後の展開と「Nature Home」アプリの対応
Natureは、2025年6月頃を目処に自社展開を進める予定です。これに伴い、Nature製品専用アプリ「Nature Home」への対応を行い、正規取扱店やパートナー企業の募集も開始しています。
「Nature EV Switch」は、「おうちEV充電サービス」用と同等のハードウェアスペックを持ちながら、型番が異なるため、注意が必要です。自社展開する製品は「Nature Home」アプリに対応する予定です。

「Nature EV Switch」の製品概要
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | Nature EV Switch(ネイチャー イーブイ スイッチ) |
本体サイズ | H: 174mm / W: 87mm / D: 54mm |
重さ | 500g |
定格 | 単相AC200V 50/60Hz 20A |
通信規格 | 4G LTE (LTE-M) |
使用温度範囲 | -10°C〜40°C |
防水・防塵 | 防雨型 / IP44相当 |
適合規格 | 特定計量制度 |
販路 | 正規取扱店・パートナー企業経由での販売予定 |
対応アプリ | 「Nature Home」アプリに対応予定 |
このように、「Nature EV Switch」はEV充電の利便性を向上させ、エネルギー利用の効率化を図るための革新的な製品であることがわかります。また、再生可能エネルギーの導入を進める中で、家庭でのエネルギーマネジメントも重要な役割を果たすことになるでしょう。
Nature株式会社は、IoTプロダクトを活用し、再生可能エネルギーへのシフトを実現することを目指しています。今後も、エネルギーの新しい未来を創造するための取り組みが期待されます。