星のや軽井沢で3月1日から始まる春限定アフタヌーンティー体験

春の芽吹きを五感で味わう「棚田アフタヌーンティー -春-」

長野県・軽井沢に位置する「星のや軽井沢」では、2025年3月1日から4月30日まで、春の芽吹きをテーマにした特別なアフタヌーンティー「棚田アフタヌーンティー -春-」が提供されます。このアフタヌーンティーは、1日1組限定で、星のや軽井沢の象徴である棚田の春の情景を表現したものです。

訪れるゲストは、草木が芽吹く春の風景を眺めながら、特別に醸造されたロゼシードルや、伝統工芸の「桜樺茶」を楽しむことができます。この独自の体験は、春の訪れを感じる特別なひとときを提供することを目的としています。

星のや軽井沢の背景とコンセプト

「星のや軽井沢」は、浅間山麓の豊かな自然に囲まれた宿泊施設であり、「谷の集落に滞在する」というコンセプトを基に設計されています。施設は、「もっと日本らしさを大切にしながら近代化したらどうなるか」という空想の中で、「もう一つの日本」を表現しています。特に、棚田の風景は日本人の心に響く原風景として設計されており、訪れる人々に深い感動を与えます。

2024年夏には、棚田を望む休息の拠点として「棚田ラウンジ」が誕生しました。このラウンジでは、四季折々の風景を楽しむことができ、春の棚田ではフキノトウや山菜が芽吹き、春の訪れを実感することができます。春の色合いを楽しむ食体験を提供するために、特別なアフタヌーンティーが開発されました。

アフタヌーンティーの特徴とメニュー

「棚田アフタヌーンティー -春-」では、信州ならではの春の味覚を盛り込んだメニューが楽しめます。三段重の食事には、山桜や菜の花をモチーフにした練り切り、七味や山葵、味噌を使ったマカロンなど、春の訪れを感じる小菓子が揃っています。また、清流で育まれた鯉を使った鯉カツサンドや、豊かな山々の恵みであるジビエを使用した鹿肉のきのこ糀炭火焼など、地域独自の食材を活かした料理が提供されます。

特に注目すべきは、信州のシードル専門醸造所と共同開発したオリジナルロゼシードル「プレミアムシードル POMME ROSE」です。このシードルは、3種類のリンゴをブレンドした甘酸っぱい味わいで、アフタヌーンティーの料理との調和が図られています。また、桜樺茶は大山桜の樹皮を使用したブレンドティーで、優しい口当たりと爽やかな風味が特徴です。

アフタヌーンティーのメニュー詳細

特別な三段重とそのデザイン

アフタヌーンティーは、特別にデザインされた三段重で提供されます。この三段重は、浅間山から流れる清流をモチーフにしており、外側は山桜の樹皮を加工した「樺細工」で作られています。この樺細工は、棚田に立ち並ぶ樹木を表現しており、一つとして同じものがない天然素材の美しさが魅力です。

内側には「曲木細工」が施されており、棚田の曲線を表現しています。異なる工芸を組み合わせることで、棚田の風景と深く一体となる三段重に仕上げられています。このように、視覚的にも楽しめるアフタヌーンティー体験が提供されます。

「棚田アフタヌーンティー -春-」の概要

この特別なアフタヌーンティーの概要は以下の通りです。

• 期間: 2025年3月1日～4月30日（除外日あり）
• 提供時間: 13:00開始
• 料金: 1名 10,000円 (税・サービス料込) ※宿泊料別
• 含まれるもの: アフタヌーンティーセット (お菓子・食事 / セレクトドリンク)
• 定員: 1日1組2～4名限定
• 予約: 公式サイトにて5日前24:00までに予約
• 対象: 星のや軽井沢 宿泊者限定
• 備考: 仕入れ状況や季節により料理内容や食材の産地が変更される場合があります。

星のや軽井沢は、谷の集落に滞在する宿泊施設であり、離れの客室からは季節の移ろいを感じることができます。軽井沢野鳥の森に面した自然環境の中で、非日常的な休息の時間を楽しむことができます。

この記事では、春の特別なアフタヌーンティー「棚田アフタヌーンティー -春-」の魅力を紹介しました。この機会に、春の味覚と美しい景色を楽しむ特別な体験を検討してみてはいかがでしょうか。

このように、特別なアフタヌーンティーは、春の訪れを五感で感じることができる貴重な体験です。ぜひ、その魅力を直接体験してみることをおすすめします。