永守コレクションギャラリーで3月27日に開館二周年記念イベント開催

ベストカレンダー編集部

2025年2月27日 05:46

開館二周年記念イベント

開催日：3月27日

永守コレクションギャラリーの開館二周年記念イベントって何するの？

2025年3月27日に、コシノジュンコ氏と永守重信氏のトークショーやギャラリー内覧会が行われます。

新しい事業って何が紹介されるの？

Nidecグループの新事業「リプロダクション事業」が紹介され、オートマタの展示も行われます。

永守コレクションギャラリー開館二周年記念イベント

2025年3月27日（木）に、永守コレクションギャラリーにて開館二周年を記念する特別なイベントが開催されます。このイベントでは、著名なデザイナーであるコシノジュンコ氏と、永守文化記念財団の代表理事である永守重信氏とのスペシャルトークショーが行われます。イベントの詳細は以下の通りです。

参加希望者は、2025年3月3日（月）13時から3月6日（木）17時までに、永守コレクションギャラリーの公式ホームページからお申し込みが必要です。申し込みが多数の場合は抽選となりますので、早めの申し込みをお勧めします。

今回のトークショーでは、「100年以上の時を超えて今に受け継ぎ次世代に継承する“ファッション”と“技術”」というテーマで、コシノジュンコ氏と永守重信氏が対談します。両者は、異なるジャンルでありながらも、グローバルな視点で革新を続ける活動を展開しています。

特に、19世紀のパリ万博ではオートマタとファッションが注目されたことを踏まえ、彼らは日本のものづくりへのこだわりや創生、未来への継承について語り合います。この貴重な機会を通じて、参加者は新しい視点を得ることができるでしょう。

イベントでは、Nidecグループが新たに発足する「リプロダクション事業」についても紹介されます。この事業は、精密なからくり機構と美術工芸品である人形・衣装を組み合わせ、技術的・芸術的価値が高いオートマタを100年先へと繋げる取り組みです。

当日は、現代に蘇ったオートマタ作品の展示も行われ、制作過程の概要についても楽しむことができます。これにより、参加者は技術の進化と芸術の融合を実感できるでしょう。

コシノジュンコ氏は、大阪府岸和田市出身の著名なデザイナーで、1978年から22年間パリコレクションに参加し、国際的な文化交流に力を入れています。彼は、オペラやブロードウェイミュージカルの衣装デザイン、さらには被災地への復興支援活動にも関与しており、その多岐にわたる活動が評価されています。

一方、永守重信氏は、1973年に日本電産株式会社を設立し、現在はニデック株式会社の代表取締役グローバルグループ代表として活躍しています。また、公益財団法人永守文化記念財団の代表理事として、文化の振興に寄与しています。彼の著書も多く、経営やものづくりに関する知見を広く発信しています。

永守コレクションギャラリーは、1800年代のアンティークオルゴールやオートマタなど、世界屈指のコレクションを約350点所蔵しています。来館者は、ガイドツアーを通じて実演や生演奏を楽しむことができる、体験型の施設です。

このギャラリーは、2023年に開館し、登録博物館に認定されています。コレクションの保守・修復や研究開発が行われるマイスター工房も併設されており、訪れる人々にとって貴重な学びの場となっています。

また、永守コレクションギャラリーでは、春の特別展「ラヂオの詩～谷川俊太郎コレクション～」も開催されます。この展覧会は、ラジオ放送開始100周年を記念したもので、詩人谷川俊太郎氏が愛したラジオコレクションを展示します。

展示内容には、オルゴール、蓄音機、ラジオなど、音楽再生装置の変遷をたどるものが含まれます。特に、個性的なデザインや新たな素材を使用したラジオの名品が紹介され、谷川俊太郎氏の詩と共にその魅力が伝えられます。

この特別展は、毎週月・火・木・金曜日に開館しますが、4月29日（火）から5月6日（火）までは休館となりますので、注意が必要です。

永守コレクションギャラリーの開館二周年記念イベントは、コシノジュンコ氏と永守重信氏による貴重なトークショーが行われるほか、オートマタの展示や春の特別展も同時開催されます。これらのイベントは、技術と芸術の融合を体験できる貴重な機会となるでしょう。

項目	詳細
イベント名	永守コレクションギャラリー開館二周年記念スペシャルトークショー
日時	2025年3月27日（木）13:30～15:00（受付13:00）
会場	永守コレクションギャラリー
参加費	無料
申し込み期間	2025年3月3日（月）13時～3月6日（木）17時
同時開催特別展	ラヂオの詩～谷川俊太郎コレクション