木村情報技術、3月3日からAIで営業トレーニング「TalkAId」提供開始

木村情報技術が提供する新しい営業トレーニングサービス「TalkAId」

2025年2月27日、木村情報技術株式会社は、AIを活用した新たな営業トレーニングサービス「TalkAId（トークエイド）」の提供を2025年3月3日より開始することを発表しました。このサービスは、営業担当者がAIとロールプレイを通じてトーク力を向上させることを目的としており、ブラウザを通じてPCやスマートフォンからいつでもどこでも利用可能です。

「TalkAId」は、営業や接客業に従事する方々にとって非常に有用なツールとなるでしょう。特に、コロナ禍以降の在宅勤務の普及により、対面でのトレーニングが難しくなった今、AIを利用したトレーニングの重要性が増しています。

「TalkAId」の特徴

「TalkAId」には、営業担当者のトレーニングをより効果的にするための多彩な機能が搭載されています。以下にその主な特徴を紹介します。

• カスタマイズされたロールプレイシーン
  ユーザーのニーズに応じた専用のプロンプトを作成し、各ロールプレイに適したシーンを提供します。
• 多彩なキャラクター設定
  AIが演じる顧客のキャラクターを自由に設定でき、怒った顧客や寡黙な顧客、さらには職業別のロールプレイも可能です。
• 公平な評価機能
  AIがロールプレイを公平に評価し、参加者のスキルアップを支援します。
• ゲーム感覚のクエスト機能
  ロールプレイをゲーム感覚で楽しむことができるクエスト機能を搭載し、関門をクリアする楽しさがあります。
• 管理者向け機能
  管理者はロールプレイの進捗状況と評価を一元管理できます。
• 安心して何度もトレーニングできる
  相手がAIのため、気兼ねなく何度でもロールプレイを実施可能です。
• 柔軟なSaaS提供
  SaaSとして提供されるため、必要な期間だけ利用することができます。

開発の背景

木村情報技術が「TalkAId」を開発した背景には、営業や接客担当者が必要とするスキルの増加があります。AIや生成AIの技術の発展により、商品開発のスピードが向上していますが、それに伴い営業担当者が覚えなければならないことも増えています。

また、コロナ禍を経て人々の働き方が多様化し、在宅勤務を導入する企業が増加しています。このような環境下では、同じ社員同士でも直接顔を合わせる機会が減少しており、ロールプレイを通じたトレーニングの実施が難しくなっています。「TalkAId」は、AIを相手にロールプレイができることで、この課題を解消することを目指しています。

今後の展望

「TalkAId」は、営業や接客担当者にとってロールプレイの実施が重要である一方、必ずしも楽しいものではないという課題があります。そこで、ゲーム感覚で関門をクリアしていくクエストタイプのロールプレイを導入し、今後も楽しくトレーニングを行える機能の開発を進めていく予定です。

さらに、インバウンド需要の増加に伴い、海外の方と接する機会が増えているため、必要に応じて多言語対応も検討しています。これにより、より多くのユーザーに対応できるサービスを提供していくことを目指します。

木村情報技術株式会社の概要

木村情報技術株式会社は、AI（機械学習、ディープラーニング、生成AI）を活用した研究・開発やコンサルティングを行っている企業です。以下に同社の主な事業内容をまとめます。

事業内容

AI活用の研究・開発、Web講演会運営、メタバースイベント企画、学校集金代行サービス、製薬業界向けライティング、eスポーツイベント企画など。

所在地

佐賀県佐賀市卸本町6-1

設立

2005年7月29日

代表者

代表取締役 木村 隆夫

公式サイト

https://www.k-idea.jp/

まとめ

木村情報技術が提供する「TalkAId」は、営業担当者のトーク力向上を目的としたAI支援のロールプレイサービスです。いつでもどこでも利用でき、カスタマイズされたシーンや多彩なキャラクター設定、公平な評価機能など、多くの特徴を備えています。営業や接客業に従事する方々にとって、今後のトレーニングにおいて非常に役立つツールとなるでしょう。

このように、「TalkAId」は営業や接客業におけるトレーニングの新しい形を提供し、AIを活用した効果的なスキルアップを実現します。