ジブリ展が2月28日から岡山で開催、ジブリパークの舞台裏を体感しよう

ジブリパークとジブリ展が岡山で開幕

スタジオジブリの魅力を存分に体感できる展覧会「ジブリパークとジブリ展」が、2025年2月28日（金）から岡山市の岡山シティミュージアムで開催されます。この展覧会は、ジブリパークの誕生の舞台裏を紹介するもので、岡山会場が最後の巡回地となります。開会式には、宮崎吾朗監督が登壇し、展覧会の魅力を語りました。

ジブリパークは、スタジオジブリの作品の世界を表現した公園施設で、愛・地球博記念公園（愛知県長久手市）内に5つのエリアが設けられています。展覧会では、宮崎監督の指揮のもとで制作されたジブリパークの誕生過程を、貴重な制作資料や模型を通じて紹介します。

開会式の様子と宮崎吾朗監督の挨拶

開会式は2月27日（木）に行われ、宮崎吾朗監督が登壇しました。彼は岡山とのゆかりを披露しながら、「私がやってきた仕事を改めて見ていただく、そして楽しんでいただけたらと思います」と述べました。テープカットの後には、報道陣や関係者を招いた内覧会が実施され、展覧会の内容が初めて公開されました。

宮崎監督は、展覧会の開催に対して「岡山に展覧会が来たことに勝手な感慨を持っています」と語り、特に自身が監督したアニメーション映画のキャンペーンで岡山を訪れた思い出を振り返りました。彼にとって岡山は特別な場所であり、桃を送ってもらったエピソードなども披露されました。

展覧会の内容と見どころ

「ジブリパークとジブリ展」では、ジブリパークの初期イメージスケッチや、映画『ハウルの動く城』の20分の1スケール模型、さらには「ジブリのなりきり名場面展」として再現された名シーンが展示されます。特に注目すべきは、『千と千尋の神隠し』の名シーンを再現した展示で、カオナシの隣に座ることで、主人公・千尋の気分を味わうことができます。

また、ジブリパークの新たな魅力として、『となりのトトロ』でおなじみのトトロや、実際に乗車できるネコバスも登場します。これにより、訪れる人々はスタジオジブリの世界観をより深く体感することができるでしょう。

展示される作品と資料

展覧会では、宮崎吾朗監督が手がけた多くの作品やプロジェクトに関する資料も展示されます。具体的には、以下のような内容が含まれます：

• ジブリパークの制作に関する貴重な資料
• 『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』の制作資料やイメージボード
• 「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」の建築プロジェクトに関する情報

これらの展示を通じて、ジブリパークがどのように形作られたのか、そのプロセスを知ることができます。

開催概要とチケット情報

「ジブリパークとジブリ展」の開催概要は以下の通りです：

なお、来場日によってチケットの料金が異なるため、事前に確認が必要です。特に日時指定券の販売は入場希望日の2日前までとなっており、当日券は予約に空きがある場合のみ販売されます。

最後に

「ジブリパークとジブリ展」は、スタジオジブリの魅力を体感できる貴重な機会です。岡山シティミュージアムでの開催は、ジブリファンやアニメーションファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。ジブリパークの誕生の舞台裏や、宮崎吾朗監督の作品に触れることができるこの展覧会は、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。

以下に、展覧会の概要をまとめました。

この情報を元に、訪問を検討されてはいかがでしょうか。