3月23日開催!微細藻類の可能性を探る日本藻類学会の公開企業セッション

公開企業セッション

開催日:3月23日

公開企業セッション
日本藻類学会第49回大会の公開企業セッションって何するの?
これは微細藻類の研究と産業利用に関する情報を企業が発表する場で、参加者は最新の取り組みを学べる機会です。
公開企業セッションに参加するにはどうしたらいいの?
琉球大学で開催されるセッションは登録不要で参加費も無料ですが、先着順で定員80名です。

日本藻類学会第49回大会での公開企業セッションについて

2025年3月23日(日)14:55より、琉球大学にて日本藻類学会第49回大会の一環として公開企業セッションが開催されます。このセッションは、オーピーバイオファクトリー株式会社が主催し、微細藻類に関する最新の研究とその産業利用についての情報を共有する貴重な機会です。

参加者は、沖縄県内外の企業や研究者が取り組んでいる微細藻類関連事業の発表を聴くことができ、通常得られない貴重な情報に触れることができます。興味のある方は、ぜひこの機会に参加を検討してみてください。

開催の背景

菅内閣総理大臣が2020年10月26日に行った所信表明演説では、日本が2050年までにカーボンニュートラルを目指すことが宣言されました。この宣言以降、微細藻類を利用した「バイオものづくり」の取り組みが企業やアカデミアにおいて活発化しています。

微細藻類は、医薬品、食品、化成品、化粧品、環境、エネルギーなど多岐にわたる分野での利用が期待されており、各社が鋭意研究開発を進めています。沖縄県は、温暖な気候や豊富な生物資源、整備された研究インフラにより、10社以上の藻類関連事業を展開しており、全国でも特に多くの企業が集積している地域です。

沖縄県における微細藻類研究の重要性

沖縄県は微細藻類研究のメッカとして知られており、多様な生物資源を活用した事業が展開されています。今回の公開企業セッションでは、沖縄県内の企業や研究者が各社の取り組みや進捗、課題について報告し、参加者との議論を通じて共同研究や共同事業の機会を模索します。

このような取り組みは、微細藻類を利用した新たな価値創造に繋がることが期待されており、参加者にとっても貴重な情報交換の場となるでしょう。

イベントの詳細情報

公開企業セッションは以下の詳細で開催されます。

  • 開催場所: 琉球大学農学部西棟2階208教室(B会場)
  • 開催日時: 2025年3月23日(日)14:55〜16:55
  • 参加定員: 80名
  • 参加方法: 登録および参加費無しでご参加いただけます。お席は先着順となります。

なお、聴講者が多数の場合、会場に入れない可能性がありますので、予めご了承ください。また、学会発表聴講を希望される方は、日本藻類学会第49回大会の公式HPから参加登録を行う必要があります。

大会の公式HPは以下のリンクからアクセスできます。大会HP

プログラム内容

公開企業セッションのプログラムは以下の通りです。

  1. ご挨拶(オーピーバイオファクトリー代表取締役 金本 昭彦) 3-5分
  2. 各社取り組みの紹介(各社5-10分) 60-70分
  3. パネルディスカッション 30分
  4. 質疑応答 10-20分

各社の発表内容は以下の通りです。

発表者 内容
金本 昭彦(オーピーバイオファクトリー) 新規微細藻類からの価値創造と社会実装
中原 剣(株式会社ロート・F・沖縄) 藻類×観光の融合:「久米島藻類農園」への挑戦
鈴木 健吾(株式会社ユーグレナ) 微細藻類ユーグレナを活用したバイオマスの事業展開の可能性
濱地 心(株式会社AlgaleX) AlgaleXの事業内容とその展望
豊川 洋一(株式会社金秀バイオ) Aurantiochytriumを活用した健康食品原料「ラビリンチュラ末」
髙橋 新平(株式会社クボタ) 微細藻類利用に向けた取り組みの紹介
酒井 祐介(株式会社熊谷組) 新事業:藻類×アクアポニックスと今後の展望について
蓮沼 誠久(神戸大学) 藻類によるバイオものづくりへの挑戦

さらに、パネルディスカッションでは、微細藻類を活用した価値創造と産業利用における課題と解決策について議論されます。モデレーターには神戸大学の蓮沼教授が務めます。

取材に関する注意事項

公開企業セッションの取材を希望されるメディアの方は、事前にオーピーバイオファクトリー株式会社に連絡し、大会実行委員会の許可を得る必要があります。取材希望の方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

連絡先: if@opbio.com(担当:金本)

オーピーバイオファクトリー株式会社の概要

オーピーバイオファクトリー株式会社は、沖縄の海洋生物資源を活用し、人々の健康向上に貢献することをミッションに、2006年に設立されました。海洋調査会社からスピンアウトした形で、様々な生物資源を収集し、医薬品や食品、化粧品、化成品、環境・エネルギーなど多様な領域において有用成分や機能性の探索サービスを提供しています。

同社は、微細藻類をはじめとした生物資源の可能性を広げ、社会実装に向けた取り組みをパートナーと共に推進しています。

まとめ

日本藻類学会第49回大会における公開企業セッションは、微細藻類を活用した新たな価値創造や産業利用に関する情報を得るための貴重な機会です。沖縄県内の企業や研究者がそれぞれの取り組みを発表し、参加者との情報交換を通じて新たな連携の可能性が広がることが期待されます。

以下に、公開企業セッションの要点をまとめます。

項目 内容
開催日時 2025年3月23日(日)14:55〜16:55
開催場所 琉球大学農学部西棟2階208教室
参加定員 80名(先着順)
参加方法 登録および参加費無し
プログラム内容 挨拶、各社取り組みの紹介、パネルディスカッション、質疑応答

このセッションは、微細藻類を利用した新たなビジネスの可能性を探るための重要な場となるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。

参考リンク: