キヤノン、2025年2月28日に「えるぼし認定」最高位3つ星を取得

キヤノン株式会社が女性活躍推進企業として最高位の「えるぼし認定」3つ星を取得

キヤノン株式会社は、2025年2月28日、女性の活躍推進に関する実施状況が優良な企業として、厚生労働大臣から「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得したことを発表しました。この認定は、女性活躍推進法に基づき、企業が策定した一般事業主行動計画に基づく取り組みが評価される制度であり、キヤノンはその中で全ての評価項目において基準を満たしました。

「えるぼし認定」は、以下の5つの評価項目に基づいて行われます：

• 採用
• 継続就業
• 労働時間等の働き方
• 管理職比率
• 多様なキャリアコース

これらの項目において基準を満たした企業は、3段階で評価され、キヤノンは全ての項目で高い評価を受け、3つ星に認定されました。

キヤノンのダイバーシティ推進の取り組み

キヤノンは、2012年にダイバーシティ推進のための全社横断組織「VIVID（Vital workforce and Value Innovation through Diversity）」を立ち上げ、様々な施策を通じて女性が活躍できる環境づくりに努めています。

具体的には、以下のような取り組みを行っています：

• 育児休業復職セミナーの開催
• 管理職によるメンタリングの実施
• 女性リーダー研修の実施

これらの施策は、仕事と育児の両立を支援し、女性の管理職候補を育成することを目的としています。特に、女性リーダー研修は計画的な育成を行い、将来のリーダーシップを担う人材を育成するための重要なプログラムです。

キヤノンの経営理念と今後の方針

キヤノンは、創業当時から「人間尊重」の理想を掲げており、学歴、年齢、性別に関係なく公平かつ公正に評価する経営を行っています。この理念は、社員を第一に考え、全ての人材が安心して働ける職場環境を提供することに繋がっています。

今後も、キヤノンは女性のみならず、多様な人材が活躍できる環境の整備を進めていく方針です。具体的には、以下のような取り組みを継続して実施していく予定です：

• 多様なキャリアの選択肢を提供
• 働き方の多様性を尊重
• 全社員が成長できる機会を創出

まとめ

キヤノン株式会社は、女性活躍推進企業としての取り組みが評価され、厚生労働大臣から「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得しました。これは、採用、継続就業、働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの全てにおいて優れた実績を示すものです。

同社は、ダイバーシティ推進のための組織を設立し、育児支援や女性リーダーの育成に注力しています。また、創業当初からの「人間尊重」の理念に基づき、全ての社員が公平に評価される環境を整備し続けています。

以下に、キヤノンの取り組みをまとめた表を示します。

以上のように、キヤノンは今後も引き続き多様な人材が安心して働ける環境を整備し、全社員が活躍できる職場を目指していきます。