3月22日開催！中高生と多世代が対話する「My Story Project Fes. vol.4」

世代を超えて未来を語る「My Story Project Fes. vol.4」開催

特定非営利活動法人Grow & Leap（所在地：愛知県名古屋市、代表理事：倉田佳代子）は、2025年3月22日（土）に「My Story Project Fes. vol.4」を名城大学社会連携ゾーンshakeで開催します。本イベントは、中高生から大学生、社会人、起業家、専門家まで、様々な世代の参加者が集まり、「社会全体で中高生の自分らしいキャリアデザインを応援する」というコンセプトのもと、交流し自分と社会の未来を共に考える場を提供します。

すでに80名以上の参加が予定されており、次世代リーダーとなる中高生たちが自分の想いや経験を発信し、他の世代との対話を通じて新たな気づきを得ることが期待されています。

次世代リーダー育成の重要性とESD

現在、気候変動、人権問題、貧困の拡大など、様々な社会課題が存在しています。持続可能な社会を実現するためには、各分野において社会と未来を創造していく担い手が必要です。このような担い手を育成するための教育が「持続可能な開発のための教育（ESD; Education for Sustainable Development）」です。

ESDは、知識だけでなく、多様な価値観を理解し、他者と共により良い社会を作る力を求めます。目の前で起こることに対処するだけでなく、パラダイムシフトに挑戦し、新しい価値を創造できる人材が必要です。本イベントは、次世代のリーダーを担う中高生が、自己のキャリアデザインを考える機会として位置付けられています。

フラットなコミュニケーションの場

本イベントでは、年齢や立場に囚われないフラットなコミュニケーションを重視しています。心理的安全性の高い空間で、参加者は互いの意見や想いを尊重し合いながら対話を行います。このような交流を通じて、中高生は「自分の意見が価値を持つ」という実感を得ることができ、より主体的に行動する姿勢や自己効力感を育むことができます。

また、中高生にとって大人たちの生の声やリアルな想いは、仕事観や人生観を広げる貴重な機会です。社会人が直面する悩みや選択肢について知ることで、中高生は自分の未来をより具体的にイメージし、柔軟にキャリアデザインを描いていくことが可能になります。

イベントプログラムの詳細

本イベントでは、以下のプログラムが予定されています。

• 中高生のプレゼンテーション：約6か月間の自己分析や社会探究を経た中高生が、自分のキャリアデザインについて発表します。
• 価値観カードゲーム：自分の人生の中で大切にしたいものをテーマに、カードゲームを通じて互いの価値観や考えをシェアします。
• 異世代間の交流/ディスカッション：中高生が持つ疑問やテーマについて、同世代の中高生だけでなく、大学生や起業家、専門家などの多様な世代が一緒にディスカッションします。

イベント概要

以下は「My Story Project Fes. vol.4」の概要です。

団体概要と活動について

特定非営利活動法人Grow & Leapは、2018年4月に設立され、2021年5月に法人化されました。代表理事は倉田佳代子氏で、愛知県名古屋市を拠点に、中高生のキャリア支援を行っています。主な事業である「My Story Project」は、次世代を担う中高生が自己探究・社会探究を行い、自分と社会の未来を考えることを目的としています。

2024年度には、山形から鹿児島まで日本全国の中高生32名が参加し、約半年間にわたってマンツーマンでメンターが伴走しながら活動しています。

まとめ

「My Story Project Fes. vol.4」は、次世代リーダーを育成するための重要なイベントであり、多様な世代が交流することで新たな価値を創造する機会を提供します。参加者は、自分の意見を発信し、他者と対話を重ねることで、より良い社会の実現に向けての意識を高めることが期待されます。

以下に、イベントの重要なポイントをまとめます。

このような取り組みを通じて、次世代のリーダーたちが自己のキャリアを見つめ直し、未来を切り開く力を育むことが期待されます。