ミステリアス・スキンが4月25日公開！20年越しの劇場初上映に注目

ベストカレンダー編集部

2025年3月1日 10:29

ミステリアス・スキン公開

開催日：4月25日

『ミステリアス・スキン』ってどんな映画なの？

『ミステリアス・スキン』は、幼少期のトラウマを抱えた少年たちの成長と葛藤を描いた青春映画です。

劇場公開日はいつなの？

『ミステリアス・スキン』は2025年4月25日から全国で劇場公開されます。

『ミステリアス・スキン』劇場公開決定

国内最大級の映画やドラマのレビューサービスFilmarks（フィルマークス）の映画レーベル「SUNDAE」の第5弾映画として、グレッグ・アラキ監督の傑作『ミステリアス・スキン』が、2025年4月25日（金）より東京・渋谷ホワイトシネクイントほか全国ロードショーされることが発表されました。製作から20年を経て、ついに劇場公開が実現することとなります。

この映画は、2004年に製作され、スコット・ハイムの小説を原作としており、幼少期に心の傷を負った少年たちの物語を描いています。特に、1981年の夏に起こった出来事が、彼らの人生にどのような影響を与えたのかを深く掘り下げています。

物語の概要

『ミステリアス・スキン』は、8歳の少年ブライアンとニールが、幼少期に常習的に性加害を行なっていたコーチによって人生を狂わされる様子を描いています。精神的なショックから記憶を失ったブライアンは、宇宙人に誘拐されたと信じ込み、一方でニールはコーチとの関係を愛だと思い込み、年上の男たちに身体を売る道を選びます。

物語は、ブライアンが10年後に真実を取り戻そうとする過程を描いており、彼が夢に現れる少年がニールであることを突き止めるまでの葛藤が描かれています。以下のようなテーマが含まれており、観客に深い感動を与えることでしょう。

幼少期のトラウマ
記憶の喪失と再生
愛と欲望の複雑さ
社会的なタブーへの挑戦

キャストと音楽

映画『ミステリアス・スキン』には、実力派のキャストが揃っています。ブライアン役にはブラディ・コーベット、ニール役にはジョセフ・ゴードン＝レヴィットが起用されています。コーチ役にはビル・セイジがキャスティングされており、その他にもミシェル・トラクテンバーグやエリザベス・シューなど、豪華な顔ぶれが揃っています。

音楽面では、アイスランドのバンドシガー・ロスによる劇中曲「Samskeyti」が印象的で、観客に忘れがたい余韻を残します。また、オリジナル劇伴はアンビエント・ミュージック界の巨匠ハロルド・バッドと、コクトーツインズのロビン・ガスリーが手掛けており、スロウダイヴやカーヴ、ライドなどのシューゲイザー・サウンドが映画の雰囲気を一層引き立てています。

監督の思いと映画の意義

監督のグレッグ・アラキは、原作に対して強い情熱を持って取り組んできたと語っています。彼は「この作品に出会ったとき、人生のうち、何年かを費やして映画にしたいと思えるほどの情熱と興奮を覚えた」と述べ、物語が人々に気づきをもたらすことを願っています。

また、原作のスコット・ハイムも映画化に対して「これ以上の映画化はない」と太鼓判を押しており、映画が持つメッセージの重要性を強調しています。この作品は、タブーへの沈黙を破るきっかけとなることを目指しており、観客に深い感動と考えさせる体験を提供することを意図しています。

作品の基本情報

作品名	ミステリアス・スキン
監督・脚本	グレッグ・アラキ
原作	スコット・ハイム『謎めいた肌』
出演者	ブラディ・コーベット、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、ミシェル・トラクテンバーグ、ビル・セイジ、エリザベス・シュー
音楽	ハロルド・バッド、ロビン・ガスリー
公開日	2025年4月25日
上映時間	105分
年齢制限	R15+
配給	SUNDAE