3月11日まで開催！DAI DAIのサステナブルPOP UPが博多阪急で登場

DAI DAIが博多阪急百貨店でPOP UP開催中

新たに登場したラグジュアリーブランド「DAI DAI」が、博多阪急百貨店4階にてPOP UPを開催しています。このブランドは、職人技術と遊休資産としての着物を活用し、サステナブルなファッションを提案することを目指しています。2025年3月1日よりスタートしたこのイベントでは、特に「知的好奇心をくすぐる大人のためのラグジュアリー」というテーマのもと、ユニークで魅力的な商品が揃っています。

DAI DAIは、株式会社クラフトマンシップが展開するブランドで、眠っている着物や地域の資源を循環させることを重視しています。全ての商品は修繕可能な設計となっており、ファストファッションに対抗する形で「良いものを永く、修繕しながら」使用し続けることができる豊かな社会の実現を目指しています。

ヒドゥンフラワーシリーズの魅力

DAI DAIの代表的な商品である「HIDDEN FLOWER（ヒドゥンフラワー）シリーズ」は、世阿弥の書「風姿花伝」の「秘すれば花」からインスパイアを受けて名付けられました。このシリーズは、革職人によって1点1点手縫いで仕上げられたハンドバッグで、ドレスアップにもカジュアルにも対応できるデザインが特徴です。

HIDDEN FLOWERシリーズは、各商品が異なる着物や帯を使用しており、どれ一つとして同じ柄はありません。価格は187,000円（税込）で、メイドインジャパンのクラフトマンプロダクツとして、品質にもこだわりが見られます。これにより、持つ人の個性を引き立てるアイテムとして、多くの方に愛されています。

GREETINGシリーズの特徴

もう一つの注目商品は「GREETING（グリーティング）シリーズ」です。この名刺入れは、竹職人によって1点1点編まれた製品で、高知県産の虎竹と別府産の真竹を使用しています。性別を問わずビジネスパーソンにおすすめのアイテムで、名刺交換の際に他の人と差をつけることができます。

GREETINGシリーズの価格は41,800円（税込）で、ベージュ色の真竹は経年変化によってアメ色に変色する過程を楽しむことができます。また、虎竹は特徴的な茶とベージュのまだら模様があり、個体差があるため、ぜひお気に入りの一つを見つけていただきたいです。

サステナブルな商品設計と文化的要素

DAI DAIの全ての商品は、修繕可能な設計がなされており、使い捨て文化に対抗する姿勢が明確です。「つくって終わり、買って終わり」ではなく、長く愛用できる商品を提供することで、持続可能な社会の実現を目指しています。これにより、消費者は商品を大切に扱うことが求められ、環境への配慮も促進されます。

さらに、DAI DAIというブランド名は、「着物が形を変えながらも代々受け継がれていきますように」という願いを込めて名付けられました。日本の色の文化「襲ね色目（かさねいろめ）」から着想を得たロゴマークは、橙（だいだい）色をモチーフにしており、文化的、文学的要素を取り入れた唯一無二のブランドとしてのアイデンティティを確立しています。

リジェネラティブブランドへの道

DAI DAIを展開する株式会社クラフトマンシップの代表であるリヴィア清水夏子氏は、将来的に農業から関与したリジェネラティブブランドへの挑戦を考えています。着物（ファッション）を作るためには、繊維となる植物の栽培が欠かせません。化学繊維や化学染料ではなく、天然繊維や天然染料を積極的に用い、環境再生型のリジェネラティブ農業に基づいた「衣の畑」づくりに挑戦する予定です。

これにより、DAI DAIはファッションの枠を超え、持続可能な社会を実現するための一翼を担うことを目指しています。

以上のように、DAI DAIはサステナブルでありながら、文化的な要素を取り入れたラグジュアリーな商品を提供しています。博多阪急百貨店でのPOP UPは、2025年3月11日まで開催されており、興味を持たれた方はぜひ訪れてみると良いでしょう。