3月3日から開催!3.11三陸復興応援フェアで東北の味を堪能しよう
ベストカレンダー編集部
2025年3月2日 18:43
3.11三陸復興応援フェア
開催期間:3月3日〜3月14日
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「3.11三陸復興応援フェア」の開催について
2025年3月3日から3月14日まで、株式会社SANKO MARKETING FOODSが主催する「3.11三陸復興応援フェア」が開催されます。このフェアでは、福島県、宮城県、岩手県の農畜水産物を使用した特別メニューが提供され、被災地の復興支援を目的としています。
東日本大震災から14年が経過した今、震災の記憶を風化させないために、地元で獲れた新鮮な食材を使った料理を通じて、復興への関心を喚起することを目指しています。
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フェアの実施店舗とメニューの紹介
本フェアは、農林水産省の『あふ食堂』を含む官公庁受託運営の8拠点11店舗及び、SANKO MARKETING FOODSが運営する『魚と野菜と土鍋ごはん 吉今』、『パスタmama 新宿店』で実施されます。以下に、フェアで提供される特別メニューの一部を紹介します。
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特別メニューの詳細
- オムライス
会津地鶏の生たまごを使用し、濃厚なコクと旨味が特徴です。福島県産の愛情しいたけとニンジンを使ったご飯が添えられています。 - たまご丼
シンプルながらも会津地鶏の生たまごを存分に味わえる一品。福島県産の生キクラゲを使用し、食感の変化も楽しめます。 - ポークジンジャー
麓山高原豚を使用した、ジューシーでとろける食感の一品。ショウガの風味が引き立ちます。 - あなごの蒲焼パスタ
ふっくらとしたアナゴの蒲焼を贅沢に使用したパスタで、香ばしいタレが絡みます。 - あおさとホタテのパスタ
マルリフーズのあおさを使用し、海の恵みが詰まった一皿です。
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会津地鶏の魅力
本フェアの主役は「会津地鶏」です。会津地鶏は450年以上の歴史を持ち、昭和62年に絶滅の危機に瀕したものの、福島県によって保護され、現在ではその希少性と濃厚な旨味が評価されています。
会津地鶏は、一般のニワトリよりも広いスペースで飼育され、産卵率が低いため、特に高い価値を持つ卵を生産します。通常のニワトリが1日1個の卵を産むのに対し、会津地鶏は2〜3日に1個のため、その希少性が際立っています。
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会津地鶏の生産背景
2011年の震災以降、会津地鶏は風評被害の影響を受け、販売数が大幅に減少しました。原発事故の影響で養鶏場が避難区域に指定され、飼育環境が悪化したことが、産卵率の低下を招きました。
しかし、現在では放射性物質の除染作業が進み、農地や養鶏場の環境が改善され、食材の安全性も証明されています。これにより、会津地鶏の信頼が回復しつつあります。
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その他の食材の紹介
フェアでは、会津地鶏以外にも、福島県、宮城県、岩手県の特産品を使用したメニューが揃っています。以下に、その他の注目食材を紹介します。
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注目の食材
- 麓山高原豚
福島県内の指定農家で生産されるブランド豚。優れた種豚と専用飼料を使用し、安全性と旨味を追求しています。 - 浅川の優味米
特別栽培米のブランド名で、有機JAS認定の漢方資材を使用して栽培されています。 - あなご蒲焼
宮城県塩竈市から直送されたアナゴを使用した蒲焼で、柔らかくて美味しいのが特徴です。 - あおさ
福島県相馬市松川浦のあおさを使用し、食感と香りが良いです。 - 三陸ジンジャー
岩手県陸前高田市で栽培される大振りでみずみずしい生姜です。 - 愛情しいたけ
福島県の冷涼な気候で育った肉厚でジューシーなシイタケです。
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フェアの実施店舗一覧
本フェアは以下の店舗で実施されます。各店舗では、特別メニューが提供され、被災地の食材を楽しむことができます。
店舗名 | 提供メニュー |
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農林水産省『あふ食堂』 | オムライス、たまご丼、ポークジンジャー、あなごの蒲焼パスタなど |
財務省『テゾリーナ』 | オムライス、ポークジンジャーなど |
法務省『霞ヶ関一丁目食堂』 | オムライス、ポークジンジャーなど |
厚生労働省『グッドミールダイニング』 | ポークジンジャーなど |
東京大学付属病院『あふ東大病院食堂』 | オムライス、あなごの蒲焼パスタなど |
『魚と野菜と土鍋ごはん 吉今』 | 特別メニュー |
『パスタmama 新宿店』 | あなごの蒲焼パスタなど |
本フェアを通じて、東日本大震災の復興支援を行い、被災地の農畜水産物の魅力を再発見する機会となることを期待しています。各店舗で提供される特別メニューを通じて、地域の食材を楽しむことができるでしょう。
参考リンク: