3月3日から徳島県のファミマATMで方言音声案内がスタート！地域密着の新サービス

ベストカレンダー編集部

2025年3月3日 10:16

徳島ATM方言音声開始

開催日：3月3日

徳島県のファミリーマートATMで何が始まるの？

2025年3月3日から徳島県内のファミリーマート等に設置されたイーネットATMで、ご当地言葉による音声案内が始まります。

ご当地言葉の音声案内ってどんな感じ？

徳島県内を3つのエリアに分け、それぞれの地域特有の方言で「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」といった挨拶を行います。

徳島県内ファミリーマートに設置されたイーネットATMでのご当地言葉による音声案内開始

株式会社イーネットは、2025年3月3日より、徳島県内のファミリーマート等に設置されたイーネットATMにおいて、ご当地言葉による音声案内を開始することを発表しました。この取り組みは、地域に根ざしたサービスを提供し、地元の方々や観光客に親しみを感じてもらうことを目的としています。

この音声案内は、徳島大学総合科学部社会総合科学科の村上敬一教授の監修のもと、阿波銀行の行員が音声を担当しています。具体的には、徳島県内を3つのエリアに分け、それぞれの地域に特有の方言で「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました。またお越しください」という挨拶を行います。

徳島県内の3つのエリアにおけるご当地言葉の挨拶内容は以下の通りです。

エリア	ATM設置市町	いらっしゃいませ	ありがとうございました	またお越しください
北東部	徳島市、鳴門市、板野郡	いらっしゃいませ	よーきたなー	また、きてよ
南部	阿南市、小松島市	こんにちは	よーきてくれたなー	また、きてよ
西部	阿波市、吉野川市、三好市、美馬市	いらっしゃいませ	よーきてくれたなー	ありがとう	また、きーよー

このように、地域ごとに異なる方言を用いることで、より親しみやすいATM利用体験を提供し、地域文化の発信にも寄与することを目指しています。

2025年1月末現在、徳島県内には合計64台のイーネットATMが設置されています。その内訳は以下の通りです。

このように、地域の利便性を考慮した設置場所が選ばれており、日常的に利用されるコンビニエンスストアや商業施設に設置されているため、多くの方に利用されることが期待されます。

株式会社イーネットは、地域に根ざした身近なATMを目指し、2012年に沖縄県で始まったご当地言葉対応ATMの展開を進めています。徳島県は、全国で19府県目の展開となります。

これまでに展開された地域は以下の通りです。

このように、イーネットは全国各地において地域文化を尊重したサービスを展開しており、地域の特性に合わせた挨拶を通じて、より身近な存在となることを目指しています。

イーネットATMでは、上部に設置されたデジタルサイネージを利用して、地域の名所の写真と共にご当地言葉を紹介する動画を放映しています。この放映は、音声なしで15秒間の内容を約5分ごとに流す形式で行われています。

この取り組みにより、地域の観光名所や文化を広く知ってもらうことができ、ATM利用者にとっても新たな発見となることでしょう。

株式会社イーネットは、2025年3月3日から徳島県内のファミリーマート等に設置されたATMでご当地言葉による音声案内を開始します。地域の特性を活かしたサービスを展開し、地元の方々や観光客に親しみを感じてもらうことを目的としています。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。