上智大学とワンキャリア共催セミナーのアーカイブ配信が3月4日に開始

上智大学との共催セミナーの概要

株式会社ワンキャリアは、上智大学キャリアセンターと共に新卒採用担当者向けセミナー「キャリア教育と留学支援の実績から見る上智生の特徴と学生動向」を2025年1月28日(火)に開催しました。このセミナーは、新卒採用担当者が上智大学の学生の特徴や動向を理解するための貴重な機会となりました。また、2025年3月4日(火)に同セミナーのアーカイブ映像がオンラインで配信されます。

アーカイブ映像の配信は、2025年3月4日(火)の12時から12時45分までの予定で、参加希望者は以下のリンクから申し込みが可能です。

• イベントページはこちら

開催背景と目的

近年、新卒採用や就職活動の流れは早期化・長期化・多様化が進んでおり、学生や企業の双方が就活や採用に関する悩みを抱えています。このような状況の中、企業が成功するためには学生の実態や意識の変化を理解し、それに基づいた採用戦略を立てることが求められます。

このセミナーは、上智大学が低学年からのキャリアデザイン教育や留学支援に力を入れていることを背景に、新卒採用担当者に「学生の今」を伝えることを目的として開催されました。具体的には、上智大学の学生のリアルな動き方や特徴、低学年向けキャリア支援の実例、上智生を採用するためのポイントに焦点を当てました。

セミナー内容の詳細

セミナーでは、参加者が上智大学の学生動向やキャリア支援の実例を学ぶことができました。以下に、セミナーでの重要なポイントをまとめます。

1. 学生動向の分析

ワンキャリアのセールスコンサルティング事業部の伊藤こころ氏が、アンケート調査結果をもとに学生全体の動向を解説しました。具体的なデータとして、以下のようなことが明らかになりました。

• 2025年卒業予定の約8割の学生が大学3年の6月までに就職活動を開始しており、早期化・長期化が進んでいる。
• 内定獲得数については、半数以上の学生が複数社から内定を得ている。
• 夏インターンシップでは、26卒の中央値で申し込み社数が10社、参加社数が4社である。

また、業界選びにおいては「事業内容・将来性」が重視され、就活生が企業に求める要素が増加していることも指摘されました。

2. 上智大学のキャリア支援

次に、上智大学キャリアセンターの高智基祈氏が、上智大学の学生動向について説明しました。特に注目されたのは、低学年向けの支援が手厚い点です。具体的な支援内容として、以下のような取り組みが行われています。

• 1・2年生を対象にしたキャリアイベントの開催。
• 仕事理解・自己理解・キャリア積極性をテーマにしたガイダンスの実施。

これにより、低学年のキャリア意識は年々高まっていることが確認されました。

3. 留学経験の重要性

上智大学では、約83％の学生が留学を希望しており、多様な留学プログラムが提供されています。高智氏は、留学経験者への企業のアプローチ方法についても触れました。

企業が留学中の学生や経験者に効果的にアプローチするためには、以下のポイントが重要です。

• 留学の時期や国・地域、目的に基づいたターゲティング。
• 帰国タイミングを狙ったアプローチや、留学中の学生向けイベントの開催。
• 留学中の学生が抱える困りごとに寄り添った支援。

これらのアプローチにより、企業は留学経験者との接点を増やし、より良い採用活動を行うことが期待されます。

参加者の声

セミナーに参加した新卒採用担当者からは、以下のような感想が寄せられました。

• 「上智大学の学生の志向性や課題についての話が非常に参考になった。特に留学生の動向について具体的な情報を得られたことが良かった。」（商社・アパレル・繊維業界 採用担当者）
• 「大学主催のセミナーの中で最も情報量が多く、密度の濃い内容だった。大変参考になった。」（法律事務所 採用担当者）

アーカイブ配信の詳細

セミナーのアーカイブ配信は、2025年3月4日（火）12時〜12時45分に行われます。参加対象は企業の新卒採用ご担当者で、参加費は無料です。申し込みは以下のリンクから行えます。

• イベントページはこちら

まとめ

本セミナーでは、上智大学の学生動向やキャリア支援の実例、留学経験の重要性について深く掘り下げられました。以下に、セミナーの主要な内容を表にまとめます。

このように、上智大学とワンキャリアの共催セミナーは、新卒採用担当者にとって非常に有意義な情報を提供するものでした。今後もこのような取り組みが続くことが期待されます。