中小企業向け新サイバー保険「VarioSecure Cyber Insurance」3月3日提供開始

新たなサイバー保険「VarioSecure Cyber Insurance」の提供開始

2025年3月3日、バリオセキュア株式会社は、損害保険ジャパン株式会社の「サイバー保険」を自動付帯した新しい保険商品「VarioSecure Cyber Insurance」の提供を開始しました。この保険は、中堅・中小企業のニーズに特化して開発されており、セキュリティ対策を強化するための新たな選択肢を提供します。

「VarioSecure Cyber Insurance」は、バリオセキュアが損保ジャパンと共同で開発したもので、特に中小企業が抱えるセキュリティ導入や運用に関する知識不足、そして対応人材の不足といった課題に応えることを目的としています。

中堅・中小企業のためのセキュリティ対策

バリオセキュアは、2024年8月に「Vario Ultimate ZERO」を発売し、多くの企業に導入されてきました。この商品は、企業の重要な情報資産を守り、ビジネス環境を保護するためのもので、今後は「VarioSecure Cyber Insurance」を通じて、より多くの企業がセキュリティ対策を講じることが可能になります。

「VarioSecure Cyber Insurance」は、ゼロトラストセキュリティの導入を容易にし、安価で実現することを目指しています。これにより、中堅・中小企業がセキュリティ対策を強化し、サイバー攻撃からのリスクを軽減できるようになります。

サイバーセキュリティ保険の補償内容

本サービスにセットされるサイバーセキュリティ保険は、以下のような補償内容を含んでいます。

• 情報漏えいまたはそのおそれ
  非電子データとして保有される情報に起因する事故を除きます。
• サイバー攻撃
  Vario Ultimate ZEROで導入しているVSRまたはVMRにて検知したサイバー攻撃に限ります。

対象となる損害の概要

「VarioSecure Cyber Insurance」では、以下の損害が補償されます。

1. 賠償責任に伴う損害
   提起された損害賠償請求について、被保険者が負担する損害賠償金、争訟費用などが含まれます。
2. 事故時の対応に必要な費用
   事故対応特別費用として、以下の費用が補償されます。
• 情報漏えい対応費用
• 損害拡大防止費用
• 謝罪文作成・送付費用
• 使用人の超過勤務手当や臨時雇い入れ費用
• 社告費用
• コールセンター費用
• 弁護士相談費用
• 情報機器の修理費用
• データ復旧費用

事故時の調査費用

サイバー攻撃の発見に関連する費用も補償の対象です。具体的には、以下のような費用が含まれます。

• 公的機関からの通報によって発見された場合
• 被保険者が所有、使用または管理するネットワークのセキュリティ運用管理を委託している会社からの通報または報告によって発見された場合

お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、以下の窓口をご利用ください。

• バリオセキュア株式会社
  HPサイト: https://www.variosecure.net/
  「お問い合わせ・資料請求」よりお問い合わせください。
  TEL: 03-5577-2090
• 丸紅セーフネット株式会社
  法人営業第一部 営業第一課
  TEL: 03-5210-1854

まとめ

「VarioSecure Cyber Insurance」は、中堅・中小企業向けに設計された革新的なサイバー保険です。従来のセキュリティフレームワークに補償プロセスを加えることで、企業が抱えるセキュリティの課題を解決することを目指しています。以下に本サービスの主な内容を整理しました。

このように、バリオセキュアの新しい保険商品は、企業のセキュリティ対策を強化し、安心してビジネスを行うための手助けとなることでしょう。