リサ・ラーソンの新シリーズ「にっぽんのリサ猫」2月28日予約開始!益子焼で登場
ベストカレンダー編集部
2025年3月3日 21:48
にっぽんのリサ猫予約開始
開催日:2月28日

新企画『にっぽんのリサ猫』シリーズの概要
株式会社トンカチ(東京都渋谷区、代表:勝木悠香理)は、2025年2月28日(金)に新たな特集サイトを公開し、リサ・ラーソンの新シリーズ「にっぽんのリサ猫」の予約販売を開始しました。このプロジェクトは、スウェーデンで生まれたリサ・ラーソンの陶器の猫を原型に、日本各地の陶磁器の生産地で「にっぽんのリサ猫」を製作するものです。第一弾として登場したのは、栃木県の益子焼で作られた陶器のリサ猫です。
リサ・ラーソンは、日本の陶芸に対して深い愛情を抱いており、その思いを形にするためにこの企画が実現しました。リサの作品を日本全国の窯元で作りたいというアイデアは、彼女との仕事の初期から温められていたもので、ついに実現の運びとなりました。

リサ・ラーソンと益子焼の魅力
「にっぽんのリサ猫」の第一弾を飾る益子焼のリサ猫は、伝統的な技法と現代的なデザインが融合した作品です。伝統釉「並白」の下に、軍手を用いてニュアンスを出しながら着彩した炭呉須(すみごす)の上から、鉄砂(てっしゃ)絵具で絵付けされた縞模様が透けて見えるデザインとなっています。このように、リサが作った猫を再現しつつ、伝統の釉薬と新しい着彩技法を組み合わせて生まれたのがこの作品です。
リサの原型の持つ野良猫っぽいワイルドさを失わないように作られており、ボディの塗装にはムラやカスレが見られ、顔は手描きで仕上げられています。このように、職人の気持ちが表情に現れ、個体差が個性として楽しめるように工夫されています。

作品詳細
サイズ | W13.5×H8×D9.5cm |
---|---|
素材 | 陶器(益子焼) |
重量 | 240 g |
納期 | 2025年4月中旬以降順次出荷予定 |
価格 | ¥6,600(税込) |

予約販売と購入方法
現在、オンラインショップ「トンカチストア」およびトンカチ直営店「トンカチ2号館」にて、リサ・ラーソンの「にっぽんのリサ猫」の予約受付が行われています。特設サイトでは、作品の詳細や購入方法が紹介されています。特設サイトへのリンクは以下の通りです:

益子陶器市でのPOP UPイベント
2025年4月29日(火)から5月6日(火)までの期間中、益子の陶器市においてリサ・ラーソンのPOP UPイベントが開催されます。このイベントでは、「にっぽんのリサ猫」も出展予定です。陶器市は日本各地から多くの陶芸作品が集まる貴重な機会であり、リサ・ラーソンの作品を直接見ることができるチャンスでもあります。
益子陶器市の詳細については、公式サイトで確認できます。以下のリンクからアクセスしてください:

リサ・ラーソンのプロフィール
リサ・ラーソンは、1931年9月9日にスウェーデン南部で生まれました。彼女はヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校で学び、その後、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリにてアートディレクターであったスティグ・リンドベリに請われて入社しました。彼女は同社の黄金期を支える中心的なデザイナーとなり、1952年には画家のグンナル・ラーソンと結婚しました。1980年にフリーランスとなり、以降は数多くのクライアントと仕事をしてきました。
2000年代からは株式会社トンカチとのコラボレーションが始まり、世界的な再ブレークの契機となりました。2022年にはスウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与されています。2024年3月11日に逝去しました。

まとめ
リサ・ラーソンの新企画『にっぽんのリサ猫』シリーズは、益子焼をはじめとする日本の陶磁器の魅力を再発見する素晴らしいプロジェクトです。リサの愛情が込められた作品は、伝統的な技法と現代的な感覚が融合し、個性豊かな陶器の猫として登場します。予約販売は現在進行中で、益子陶器市でのPOP UPイベントも予定されています。
項目 | 内容 |
---|---|
企画名 | にっぽんのリサ猫 |
第一弾作品 | 益子焼のリサ猫 |
予約販売開始日 | 2025年2月28日 |
納期 | 2025年4月中旬以降順次出荷予定 |
価格 | ¥6,600(税込) |
POP UPイベント | 第111回 益子陶器市(4/29〜5/6) |
このように、リサ・ラーソンの新たな挑戦は、日本の陶磁器文化に新たな息吹を吹き込むものとなっています。作品の詳細や購入方法については、公式サイトを通じて確認することができます。
参考リンク: