新教育コミュニティ「はみだし先生」設立！3月15日渋谷でトークショー開催

新たな教育コミュニティ「はみだし先生」の設立

株式会社ドラゴン教育革命は、2025年3月4日に新しい教育コミュニティ「はみだし先生」を設立することを発表しました。このコミュニティは、現役教員や元教員が学校の枠を超えて、教育の未来について語り合う場を提供することを目的としています。特に、教育現場において限界を感じている「ふきこぼれ教員」と呼ばれる教員たちが集まり、互いに支え合うことができる環境を整えることを目指しています。

このコミュニティのキックオフイベントとして、2025年3月15日（土）14：00から東京都渋谷区にて「教員ブラック×ドラゴン先生コラボトークショー」が開催されます。現役教員でSNSを通じて教育問題を発信している「教員ブラック」氏と、元教員であり株式会社ドラゴン教育革命の代表である坂田聖一郎（通称：ドラゴン先生）が登壇し、教育の未来について語ります。

教員不足とふきこぼれ教員の現状

現在、学校教育の現場は深刻な教員不足に直面しています。特に、20代や30代といった若手教員の退職率が高く、教育現場の維持が困難になりつつあります。総務省の調査によると、教員の退職状況は年々悪化しており、教育現場の活力が失われつつあるのが現状です。

その中で、「ふきこぼれ教員」という言葉が生まれました。これは、教育に情熱を持ちながらも、学校という組織の枠に収まりきれず、現場を離れた教員を指します。彼らは教育の現場でやりたいことがあるにもかかわらず、制度や環境の制約によりその実現が難しい状況にあります。結果として、孤独感やモヤモヤを抱えながら学校を離れざるを得ない教員が増えています。

コミュニティ「はみだし先生」の特徴

新たに設立されたコミュニティ「はみだし先生」は、以下のような特徴を持っています。

• 教育をより良くするための協力の場 – 現場にいる教員と辞めた教員が協力し合い、教育を改善するためのアイデアを共有します。
• 子どもたちを笑顔にする発想の共有 – 枠にとらわれない自由な発想を持つ教員たちが集まり、子どもたちの笑顔を増やすための取り組みを行います。
• 多様なキャリアの選択肢の尊重 – 教員を辞めることも、続けることも等しく価値があるとし、教員のキャリアには多様な選択肢があって良いという考え方を推進します。

このように、「はみだし先生」は、教育現場での限界を感じている教員たちが集まり、互いに支え合いながら新しい教育の形を模索するためのコミュニティです。

イベントの詳細と参加方法

「はみだし先生」の設立を記念して開催される「教員ブラック×ドラゴン先生コラボトークショー」についての詳細は以下の通りです。

このイベントは少人数制で行われる予定ですが、今後は参加者や賛同者を増やし、教育現場で子どもたちに向き合う教員を増やすことを目指しています。

登壇者の紹介

このトークショーには、以下の2名の登壇者が参加します。

坂田聖一郎（ドラゴン先生）

元小中学校の正規教員で、教育現場の過酷な環境を経験した後、株式会社ドラゴン教育革命を設立。教育の未来をより良くするために活動しています。SNSでのフォロワー数は約28万人。

教員ブラック

教員歴15年の現役中学校教員で、ブラックな環境での勤務経験を持つ。退職を決意し、自由な働き方を模索する中で、教員コミュニティの立ち上げを準備中。

この二人の登壇者が、教育の未来について率直な意見を交わし、参加者と共に新たな視点を見出す機会となることが期待されています。

まとめ

教育現場における教員不足や限界を感じる教員たちの声を反映した新しいコミュニティ「はみだし先生」の設立は、教育の未来に向けた重要な一歩です。教員たちが自由に意見を交わし、支え合うことで、より良い教育環境が生まれることが期待されます。

このトークショーを通じて、教育に関心を持つ多くの方々が集まり、新たなつながりが生まれることを願っています。

このように、教育の未来を語る場が提供されることで、教員たちの新たな可能性が広がることが期待されます。