日本システム技術、3月4日より障がい者向けJASTラーニングプログラム開始

JASTプログラム開始

開催日:3月4日

JASTプログラム開始
JASTラーニングプログラムって何をするの?
JASTラーニングプログラムは、障がい者を契約社員として雇用し、ITスキルやビジネススキルを学ぶプログラムです。
このプログラムに参加するメリットは何?
参加者はMOS資格取得支援や実務体験を通じてスキルを高め、キャリア形成を支援されます。

障がい者のキャリア形成を支援する「JASTラーニングプログラム」開始のお知らせ

日本システム技術株式会社は、2025年3月4日に新たな障がい者雇用の取り組み「JASTラーニングプログラム」を開始することを発表しました。このプログラムは、トレーニング型障がい者雇用として設計されており、障がい者を契約社員として雇用し、基礎的なITスキルとビジネススキルの獲得を支援します。これにより、障がい者一人ひとりが希望するキャリアの実現を目指し、社会全体の障がい者雇用の促進に貢献することを目的としています。

プログラム修了後には、参加者のキャリアや進路についてもサポートを行い、様々な業界や職種での活躍を促進します。障がい者雇用に対する新たなアプローチとして、多様な働き方を推進することにも寄与します。

障がい者のキャリア形成を支援するトレーニング型雇用開始のお知らせ 画像 2

「JASTラーニングプログラム」の詳細

本プログラムは、個々の学習計画に基づいて行われ、ビジネスにおけるIT基礎スキルを習得することを目的としています。具体的には、以下のような内容が含まれます。

  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)資格取得支援:プログラム参加者は、MOS資格取得に向けた学習を進めます。
  • 実務体験や演習:ビジネスコミュニケーションや資料作成など、実務経験を通じてビジネススキルを習得・向上させます。
  • 定期面談とキャリア相談:社内ジョブコーチとの定期面談を実施し、キャリア相談やスキルシート作成支援を行います。

雇用期間は1年間ですが、参加者の取り組み状況やスキル習得状況に応じて、期間延長や卒業生としての社内アシスタントへの転換が考慮されます。これにより、個々の特性や能力、キャリア志向に応じた柔軟な対応が可能です。

背景と目的

日本システム技術株式会社がこのプログラムを立ち上げた背景には、法定雇用率の引き上げに伴う企業の取り組みが求められている現状があります。従業員が一定数以上の規模の事業主には、法定雇用率以上に障がい者を雇用する義務があります。現在、民間企業の法定雇用率は2.5%であり、2026年7月には2.7%に引き上げられる予定です。

企業には積極的な採用と職域開発が求められていますが、特に情報通信業界では法定雇用率達成企業の割合が平均を大きく下回っています。このような状況下で、障がい者雇用を促進することは重要な課題です。日本システム技術株式会社は、2021年から実施している農園型障がい者雇用に続き、トレーニング型障がい者雇用を行うことで、ダイバーシティへの取り組みをさらに推進します。

お問い合わせ先

本プログラムに関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。

企業名:
日本システム技術株式会社
担当者:
総務人事部 山下、石田
TEL:
06-4560-1000
Mail:
press@jast.co.jp

企業情報については、公式ウェブサイトもご参照ください:日本システム技術株式会社

まとめ

「JASTラーニングプログラム」は、障がい者のキャリア形成を支援するために設計されたプログラムであり、以下のような特徴があります。

項目 詳細
雇用形態 契約社員
学習内容 IT基礎スキル、ビジネススキル
資格取得支援 MOS資格取得
雇用期間 1年間(状況に応じて延長・転換あり)
サポート内容 定期面談、キャリア相談、スキルシート作成支援

このプログラムは、障がい者の雇用促進とキャリア形成に寄与する重要な取り組みです。企業の法定雇用率の達成だけでなく、障がい者が社会で活躍できる環境を整えることに貢献します。

参考リンク: