名古屋市科学館で3月15日から特別展「鳥」が開催!最新研究で鳥類の魅力を探る
ベストカレンダー編集部
2025年3月4日 21:43
鳥類特別展
開催期間:3月15日〜6月15日

名古屋市科学館にて特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」開催
名古屋市科学館では、2025年3月15日(土)から6月15日(日)まで、特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が開催されます。この展覧会は、国立科学博物館(東京)で初めて鳥類をテーマにした展覧会として注目されており、多くの来場者に鳥類の魅力を伝えることを目的としています。
本展では、400点を超える貴重な標本や初公開の生体復元モデルを用いて、鳥類のひみつや魅力を徹底紹介します。特に、ゲノム解析によって明らかになった最新の系統分類を基に、鳥類の特有な体の構造や生態を解説し、鳥たちの多様な進化を理解することができます。大人から子どもまで楽しめる内容となっており、鳥に興味がある方はもちろん、あまり詳しくない方でも楽しめる内容となっています。

展示の見どころ
特別展「鳥」では、以下のような見どころが用意されています。
- 400点以上の標本が集結!
古今東西の身近な鳥から珍しい鳥、絶滅してしまった鳥、かわいすぎる鳥、個性的な鳥まで、多種多様な鳥たちの標本を400点以上展示します。この圧倒的なボリュームにより、鳥マニアはもちろん、一般の来場者にも鳥の魅力が伝わること間違いありません。 - 最新の研究成果に基づく新たな視点
「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」や「北半球と南半球の鳥は系統が違うのに、なぜ似たような進化を遂げたのか?」など、ゲノム解析の視点から鳥類の進化に対してアプローチします。分類学上の「目」ごとに会場全体をレイアウトし、最新の研究成果を通じて鳥類を紹介します。 - 見応えある企画が満載
5つの「特集」コーナーと15の「鳥のひみつ」コーナーが設けられ、初公開の生体復元モデルも展示されます。特に、史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルは、翼を広げた長さが7メートルに達し、圧巻のビジュアルです。 - 絶滅種や絶滅危惧種の展示
日本では絶滅してしまった「キタタキ」や「トキ」、絶滅危惧種の「フィリピンワシ」「コウノトリ」などの標本を展示し、環境保全の重要性について考えるきっかけを提供します。また、2021年に新たに日本固有種と認められた「キジ」「ホントウアカヒゲ」「オリイヤマガラ」「オガサワラカワラヒワ」「リュウキュウサンショウクイ」の標本も揃い、貴重な観察機会となります。 - 名古屋展限定の展示
地域に根ざした展示として、名古屋コーチンを生み出した元尾張藩士・海部壮平・正秀兄弟の養鶏場を描いた「海部養鶏場百分之一図」や、水鳥の国内有数の渡来地として有名な藤前干潟に関する展示も行われます。

開催概要
特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」の開催概要は以下の通りです。
名称 | 特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」 |
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会期 | 2025年3月15日(土)~6月15日(日) |
休館日 | 毎週月曜日、第3金曜日、5月7日(水)、ただし、5月5日(月・祝)は開館 |
開館時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
会場 | 名古屋市科学館 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号(芸術と科学の杜・白川公園内) TEL: 052-201-4486 |
主催 | 名古屋市科学館、日本経済新聞社、中日新聞社、東海テレビ、テレビ愛知、TOKAI RADIO |
特別協力 | 国立科学博物館 |

チケット情報
当日券の料金は以下の通りです。
- 一般: 1800円
- 高大生: 1000円
- 小中生: 500円
前売り券は各200円引きで、親子チケット(一般+小中生)は1700円(期間指定あり、4月25日まで)や、平日限定ペアチケット3000円(一般のみ、4月8日~25日、5月8日~6月13日の平日に利用可能)など、特別な企画チケットも用意されています。
オンラインプレイガイドでは、Boo-Wooチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、ミュージアムチケット、電子チケット「アソビュー!」、中日新聞販売店などで購入可能です。

まとめ
特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」は、名古屋市科学館で2025年3月15日から6月15日まで開催されます。最新の研究成果に基づく展示や、400点以上の標本を通じて、鳥類の魅力を深く学ぶことができる貴重な機会です。多様な鳥類の進化や生態についての理解を深めるために、ぜひ訪れてみることをお勧めします。
参考リンク: