丹波篠山おゝみや城下町店、4月12日オープン！猪肉と名産品の新スポット

猪肉専門店「丹波篠山おゝみや」の新たなショップがオープン

2025年4月12日（土）、猪肉専門店「丹波篠山おゝみや 城下町店」が兵庫県丹波篠山市の中心地に新たにオープンします。この新店舗は、猪肉をメインとしたジビエやその加工食品を販売する専門店であり、丹波地域の選りすぐりの名産品を取り揃えたセレクトショップでもあります。観光客のみならず、地元の方々にも愛されるお店となることを目指しています。

店舗の外観は、地域の特性を反映したデザインで、訪れる人々に丹波篠山の自然を感じさせるような雰囲気を醸し出しています。店内は高い天井と開放的な空間が特徴で、古材を利用したインテリアは、まるで丹波の山の中にいるかのような落ち着いた印象を与えます。また、天井には丹波篠山の空をイメージした竹細工の雲のオブジェが浮かんでおり、訪れる人々に癒しの空間を提供します。

猪肉専門店「丹波篠山おゝみや」の歴史

「丹波篠山おゝみや」は、1908年に設立された歴史ある店舗です。明治41年に大阪から移転した歩兵第70連隊の影響で、ぼたん鍋が丹波篠山の代表的な料理として定着しました。戦前は大見春太郎商店として仲買業務を行っており、そのノウハウを活かして天然猪肉を専門に取り扱う専門問屋として現在まで続いています。

狩猟期間は11月15日から2月15日までの約3か月間で、この期間におおよそ2,000～3,000頭の猪を仕入れています。仕入れた猪肉は、店舗やインターネットを通じて販売される他、全国のレストランや飲食店、ホテル、旅館などにも供給されています。また、ぼたん鍋は2022年に文化庁が認定する「100年フード」に選出され、特に評価の高い食文化に与えられる「有識者特別賞」を受賞しています。

国産天然猪肉の魅力

猪肉は、雑食性の動物であり、主に自然の木の実や穀物を食べて育ちます。豊かな山々が四季折々に良質な味覚を提供し、これを餌にすることで程よい脂肪と濃厚な肉質を持つ猪肉が育ちます。捕獲地域は兵庫県、中国地方、四国、九州と広範囲に及び、捕獲後の迅速な処理が品質維持の鍵となります。熟練職人の経験を基に、独自の手法を用いて安定した品質を確保しています。

特に人気のある商品には、猪ジャーキーや最高級部位のローススライスがあります。これらは、ジビエ料理の中でも特に高い評価を受けており、訪れる人々に新しい味覚の体験を提供します。

丹波地域の魅力的なおみやげ物や工芸品

新店舗では、猪肉だけでなく、丹波地域の魅力的なおみやげ物や工芸品も取り扱っています。以下は一部の名産品の紹介です。

• HIYORI BROT: 旅するパン屋として、旅の中で出会った人や物からインスピレーションを受けて焼き上げるパン。
• Devin: 農家の愛情たっぷりの素材を使ったコンフィチュールを提供。
• 丹波レストラン×菓子工房 あれっと: 懐かしい風景が広がる町に位置するレストランで、美味しい笑顔を提供することを目指しています。
• 丹波黒豆肉粽 おくも: 丹波篠山産の黒大豆と生のもち米を使用した伝統的な粽。
• おかしなこうじや: 米麹を使った美味しいお菓子を提案。
• 細工所の竹細工 工房もりた: 竹素材を使った籠やバッグを作り続ける工房。

これらの名産品は、丹波篠山の豊かな自然と文化を感じさせる商品であり、訪れる人々にとっての特別な思い出となることでしょう。

新しいロゴとその意味

「丹波篠山おゝみや」の新しいロゴは、猪の目をあしらったデザインです。猪の目は日本古来から使われている図柄で、逆さにするとハートに似た形をしています。この形は、火除けや魔除けの力があると信じられており、福を呼ぶといった言い伝えもあります。新たなロゴには、「食を通じて関わるすべての人に幸せを届けたい」という思いが込められています。

今後も、丹波篠山の食文化を広めるために、ぼたん鍋や猪肉の魅力を多くの人々に伝えていくことが重要であると考えています。

店舗概要

猪肉専門店「丹波篠山おゝみや 城下町店」の基本情報は以下の通りです。

猪肉専門店「丹波篠山おゝみや 城下町店」は、丹波篠山の魅力を存分に楽しむことができる新たなスポットとして、多くの人々に愛されることを目指しています。